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英語の苦手を克服する勉強法~Step 3:インプットを増やす

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英語の苦手を克服する勉強法~Step 3:インプットを増やす
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こんにちは。

学生時代に苦手だった英語を克服し、現在は日常的に英語を使う仕事をしているつむりです。

このブログでは私が社会人になってから英語の苦手を克服した5ステップの学習法を紹介しています。

今回はStep 3、インプットを増やすことについて。

これまでStep 2でじっくり基礎を固めてきていれば、語彙がかなり増え、習慣的に英語に触れることにも慣れ、英語に対する抵抗や苦手意識が薄らいできていると思います。基礎固めは単純だし簡単すぎる……と思い始めたら次に行きましょう。

お待ちかね、インプットを増やす時期がやってきました。

読むにしろ聴くにしろ、分からない言葉が以前より減って理解度が上がる分、きっと楽しいはず。Step 2を頑張った人へのごほうびタイムが始まります。

本題に入る前におことわり。
私は文章読解を中心にしたので、以降は文書読解に偏った戦略になってます。

もくじ

外国語のレベルは母国語以上にはならない

この段階で意識しておきたいのはこちらです。

  • 外国語のレベルは母語以上にならない

よく言われることですが、外国語のレベルは母語以上にはなりません。

文章を理解するには文章からイメージに変換して描く必要が、文章として表現するには頭の中のイメージを構造を持った文章に変換して書く必要があります。この操作は日本語も英語も共通だけど、日本語でこの操作が容易にできない場合、外国語で同じことを行うのが難しいのは自明ですよね。

単純に、日本語でできないことは英語でもたいていできません。

母国語のレベルが外国語に影響する極端な例を挙げると、母国語に習熟しないうちに他言語圏に移った子どもにおいて、母国語も外国語も年齢相応レベルに追いつかない状態(ダブルリミテッド)が認められることがあるそうです(全員ではありません)。

生まれてから大人になるまで日本で育った大人は年齢相応の日本語能力が育っているはずですが、最近子どものみならず大人の読解力も低下していることが危惧されています。話題になっているのでご存知の方も多いかと。

ということで、英語のインプットを増やすと同時(または増やす前に)、日本語のインプットをしっかり増やして丁寧な読みや表現を習得した方がいいと思うので、英語の基礎固め(Step 2)に取り組みつつ、これから英語で読んでいくジャンルの文章を読んで知識を仕込みました。

読解力云々とか言わずとも、これまで触れたことのないジャンルに手をつける場合は、辞書を引いても「なんじゃこりゃ?」となりがちなので、日本語でそのジャンルの知識をつけてから、英語の表現を追う方が分かりやすいく、身につきやすいです。日本語をじっくり読む時間を取れなければ、せめて英語と並列で進めるとよいかと。

大幅に脱線してすみません。いよいよ教材選びの話。

興味のあるジャンルの文章を日本語と英語で読む

教材にするテキストは、興味や親しみを持てるジャンルに関するもので、日本語と英語の両方が入手できるものがベストです。英語教材や教科書にこだわる必要はありません。

私は仕事の関係で、科学誌Natureのアブストラクト(日本語版英語版)やICHガイドラインを日英見比べて読んでました。仕事以外でも、興味のあるジャンルの書籍やサイトとその翻訳版を探すといいです。

興味があるジャンルならある程度知識があるから英語でも読みやすいし、多少英語が難しくても読んでやろうと思うはず。少なくともまったく興味がないものよりモチベーションは続きやすいです。

また、日本語版の後に英語版を読むと内容が頭に入りやすいです。一度、読んだ内容だし、初見の単語につまづいても日本語と見くらべて意味を推測できるので、頻繁な辞書を引く必要もないし。さすがに、まったく初見の単語は辞書を引いた方がよいとは思いますが。

余裕があれば日本語と英語の表現の違いを眺めるのもおもしろいです。必ずしも直訳ではないのに過不足なく訳されていることが分かるし、英語と日本語の感覚の違いのようなものも、ふんわり体感できるので。

子ども向けと思われがちだけど、海外の絵本と日本語翻訳版のペアもいい感じ。昔から読み継がれているものは日本語が美しくて脳が震えるので(ひゃああああああ!ってなる)、息抜きに是非。

興味のあるジャンルの英文を読むことに慣れたら、日本語版の有無にこだわらず英語版だけでも楽に読めるようになると思います。

蛇足ですが、手ごろなものがないからと言って、Google翻訳に原文をぶちこんで訳文と見比べて満足するのはやめましょう。だいぶ精度が上がったとは言われるけれど、個人的な体感では拙さを感じることの方が多いです。長文読むのだるいわ……って時はいいんだけど。

興味を持てないジャンルには手を出さない

当たり前だけど、興味を持てないジャンルの文章には手を出さないことです。

よい教材や名著と言われるものでも、それが扱うジャンルに興味を持てなければ学習が続きません。やってみれば分かるけど正直むちゃくちゃつらいです。私は実際イヤになって放り投げたので、悪いことは言わない。やめましょう。

多読するならKindle Unlimitedが便利

慣れてきて多読するとなると、テキストを揃えるのにそれなりお金がかかります。

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必ずしも英語版と日本語版の両方が揃っているわけではない点だけ要注意。両方読みたい場合は、英語版をKindle Unlimitedで読んで、入手しやすい日本語版だけ購入したり図書館で借りるという手も。

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リスニング力を伸ばすための学習は?

この時期の私はリスニング教材には手を広げなかったので、あまり語るところがありません。

Step 2でも紹介したiKnow!には引き続き取り組んでいたので、1日に必ず30分から1時間は英語音声を聞いていたし、実のところ、それ以上手広くやる時間がありませんでした。

他には、時間が空いた時にTEDなどをボケーッと聞く程度でした。

TEDはそこまで難しい英語ではないし、字幕を表示できるのでかなり聞き取りやすいです。一部は日本語字幕も利用可能です。基本的にはやや早口だけど、0.5倍~2倍まで速度を調整できます。

私がインプットに取り組んでいた時期にはなかったと思うけど、Amazonにはプロの朗読で聴く読書を楽しめるサービスがあります。

その名もAudibleと言います。

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最後に

以上、英文読解中心ではありますが、インプットを増やすことについて書きました。

やり直し英語と言うと、とにかく英語に触れる時間を増やそうと考えがちですが(私もそうでした……)、読解レベルの向上の点でも、理解の土台となる知識を得る点でも、日本語と英語を並行してインプットするのが有利だと思います。

語彙の基礎を身につけた後は以前よりインプットがスムーズになります。同じ長さの文章を読むのにかかる時間は短くなるし、引っかかったり辞書を引いたりすることが減る分楽しくなるかと。

Step 3で触れた文章は、次のStep 4でアウトプットするための元ネタになるので、楽しさに身をゆだねて、表現したいジャンルの文章にたくさん触れることをおすすめします。

表現したいジャンルの文章にたくさん触れた方はStep 4へどうぞ。

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