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英語の苦手を克服する勉強法~Step 1:学習目的を設定する

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英語の苦手を克服する勉強法~Step 1:学習目的を設定する
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学生時代に苦手だった英語を克服し、現在は日常的に英語を使う仕事をしているです。

当ブログでは私が社会人になってから英語の苦手を克服した5ステップの学習法を紹介しています。

本記事ではStep 1、学習目的の設定について。

学習そのものではなく前提の話ですが、最短で成果を出すために大切なので是非ご覧ください。

もくじ

目的は学習継続の先にある果実

私は正直、「英語のためだけの勉強」はしない方がいいと思ってます。

苦手な人にとって英語学習は面白くない。ぶっちゃけて言えば苦痛以外のなにものでもない。苦痛に感じるうちは継続が難しい。そして、挫折すればますます苦手意識が強くなる。

悪循環ってやつです。

この悪循環を断ち切るためには、学習を始める前に「英語を使って何をしたいか」目的をしっかり考えることが重要です。

習慣化するまでは嫌になったり、なんとなくサボったりすることは多いけれど、学習目的はやる気を取り戻すのにも役立ちます。学習目的とは苦痛を乗り越えた先にある果実そのものだから。

私の経験から言えば、ふんわりキラキラした夢や憧れよりもリアルで生々しい欲求を原動力にする方が続きます。給料を上げる、クソみたいな会社をやめて転職する、独立開業する、愛をささやく……

つむり

生々しくて最高♡

ま、大人なので「表向きは」キラキラした目的を掲げておいた方が格好はつきます。

本音と建前は使い分けましょう。

目的は必要技能・レベル感・学習手段を決定する

言語には4つの技能(読む/書く/聞く/話す)があります。

目的が決まれば、重点的に伸ばすべきスキルやレベル感は自動的に決まります。

理想的には4技能すべてをバランスよく伸ばしたいけれど、時間は有限なので、ひとまず目的を達成するまでは必要なスキルに集中して最短で目的を果たすのが得策です。

英語圏への旅行が目的なら……

必要なスキルは現地の観光情報の収集(読む)、現地の代理店とのやり取り(読む/書く)、現地で出会う人との会話(聞く/話す)、レベル感は日常会話程度。教材は旅行や現地の文化に関するものを使う。

論文を専門誌に投稿することが目的なら……

必要なスキルは先行研究の収集(読む)、論文作成(書く)、雑誌や査読者とのやりとり(読み/書き、電話会議があるなら聞く/話す)。レベル感は技術英語。教材は研究テーマに関するものを使う。日常英語は電話やメールの頻度による。

子どもの宿題に付き合うことが目的なら……

小学校に上がるまでに4つのスキルを英語の宿題に付き合えるレベルにするのもアリ。

最短で目的を果たす学習により語彙やスキルが偏る恐れがありますが、英語を「したいことを実現するための道具」と捉えるならば多少の偏りは問題ありません。また、完璧を目指す必要もありません。大人のやり直し英語は目的を果たせるところまで持っていければOKです。

人の気持ちは移ろうので途中で学習目的がブレることもよくあると思います。目的が変われば必要なスキルと教材を見直して新しい目的に最短で向かえばよいです

大切なのは目的がいつも明確で、学習の原動力になりうるものだということです。

なお、偏りを許容する学習は高校生以下の受験対策には向きません。

偏りは受験の邪魔をするので、志望校や学部が決まるまでは4つのスキルをある程度まんべんなく伸ばし、志望が決まった時点で出題傾向に合わせて尖った学習をするのがよいです。

英語学習の目的:私の場合

英語をやり直そうと思った当時、私はラボワーク担当でした。

ただ、入社してこの方、なんとなく合わないと感じていて。

隣の部署は開発段階の報告書を総括して規制当局への提出資料を作っていた。海外とも仕事をするため、彼らは英語が堪能でした。

そこで思ったんです。

つむり

英語ができるだけで、あんなにおもしろそうで楽そうな仕事をしていいってズルくない?!

何を隠そう、私の英語学習の目的はおもしろくて楽な仕事をすることでした……我ながら呆れた動機で今までやってきたなあと思います。

当時うらやましいと思った業務は、実際やってみるとちっとも楽じゃなかったけど、とてもおもしろくてやりがいのある仕事であることは確かです。だから騙されたとは言いません。

(……思ってるけど。けど)

最後に

以上、学習目的の設定についてでした。

大人のやり直し英語は人によって学習の動機も目的も様々で、目的によって目指すところが全然異なります。どうしても達成したい目的はそれ自体が学習の原動力になるので、なるべく具体的に描き出すことがとても大切と思います。

特に次のStepである基礎固めはとても単純な反復練習でそれなりに時間もかかるしイヤになることも多いので、背中を押してくれる目的はものすごく大切になります。

目的を明確にできた方からStep 2へどうぞ。

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