こんにちは、つむりです。
思い出し育児日記も早4回目、今回は産院を退院した後の新生児期のお話です。
子どもの人生の最初の1ヶ月、本当にかけがえのない新生児期。毎日のように変化して成長していく娘の姿は尊いとしか言いようがありませんでした。
が、私の方は慢性的な睡眠不足と、地縁なし里帰りなし夫激務のワンオペ育児でボロボロでした。そんな時期をなんとか乗り切ることができたのは、労力は自前で用意できないと割り切って家事の外注と自動化を進めたからだと思います。娘のことを中心に書くつもりが、気づけばワンオペ育児の対策記事と化していましたが、これからワンオペ育児を控えている妊産婦さんにも届きますように!
産院での体験談はこちらを
➡産科のふんわりしたイメージが脆くも崩壊……食事だけが娯楽だった産院ブートキャンプの話(思い出し育児日記#3)
新生児期の娘の様子
わが家にやってきた新生児は寝てばかりでした。
目覚めていても、どこかをぽぅっと見つめていて、あまり人間ぽくないのです。まるで「新生児」という別種の生き物のようでした。ぽぅっとしているだけのように見えて、いつの間にかできることが増えていくので、眺めていて楽しかったです。
最初の1ヶ月で、か弱かった泣き声が力強くなり、動作が増えて手足をじたばたしたり、のけぞるようになりました。顔の変化としては、まつ毛とまゆ毛が生えてきたり、ほっぺにだんだんお肉がついて垂れてきたり。新生児期は毎日顔が変わっていくので、毎日がかけがえのない一日であることを強く想いました。
わりとよく眠り(むしろ寝てばかり?)、母乳もしっかり飲んだ娘ですが、唯一、溢乳がすさまじかったことには本当に困りました。睡眠不足で寝たいのに洗濯物が……洗濯物が……!
布団や畳の汚れ防止にはペットシーツや大判のプレイマットを使いました。よく吐くタイプかどうかは入院中になんとなく分かるので、あらかじめ対策しておけば心の平穏が守れます。うちの場合はとにかくよく飲む上にゲップが超ヘタクソだったので対策必須でした……。
➡新生児の溢乳に悩んだわが家のペットシーツ育児~2歳までの使用方法まとめ
➡2年以上愛用しているベビーザらス限定両面使える!ベビープレイマットの使用感をレビューするよ
それから、新生児期は毎日の様子を写真や動画で残しておくとよいと思います。うちは出産前まで動画を撮る習慣がなく、動画撮影することを思いつかなかったので、新生児期の貴重な動画が残っていません。振り返ると本当に残念です。画質にこだわらなければスマホで十分なので、動画はぜひ!残してください!
うちには産院からプレゼントされた「うぶ声アルバム」で録音したか弱い泣き声だけが残っています。声だけでも可愛いけど動画も欲しかったよね……
うちには産院からプレゼントされた「うぶ声アルバム」で録音したか弱い泣き声だけが残っています。声だけでも可愛いけど動画も欲しかったよね……
この時期の行事・手続き
お七夜・命名式
お七夜・命名式は本来は生まれて7日目の行事で、親族・地域の人々・土地の神様に赤ちゃんと命名書をお披露目し、祝い膳を囲むそうです。
が、帝王切開で出産したので退院時点で生後7日目過ぎちゃってますし、私たちの両親はともに200kmと300kmの彼方ですし、転勤族で地縁もありませんし……
というわけで、退院後に大急ぎで略式の命名紙を作成、3人だけでこじんまりとお祝いしました。
せっかくなので記念撮影をしましたが、起きていた新生児が変顔しながら動き回るので散々な結果に終わりました。8日目ともなると時々起きてますよね、新生児。
当時のエピソードはこちらで紹介しています。
➡産院からの退院当日にお七夜&命名式を家族3人でささやかに祝いました
役所での手続き
市役所で行う手続きは出生届提出、児童手当と医療費助成の申請です。
出生届提出と児童手当の申請は期限がある(出生届は生まれた日から14日以内、児童手当は申請前の分は支給されない)ので、退院翌日に夫が提出しました。自宅で記入して捺印までして持っていったのですが、捺印が下手くそで捺し直しになったそうです。うちの朱肉へぼかったからなあ……。朱肉は役所のを使った方がよいと思います!(←誰得情報)
出生届提出後数日で市役所から娘の住民票が送られてきました。「寿 出生記念」と印刷されたクリアファイルに入っており、なかなか粋なことをするなあと感心しました。
医療費助成の申請は娘の健康保険証が必要なので、後日郵送で手続きしました。
産後の手続きはベルメゾンの暮らしのコラムに分かりやすくまとまってました。
➡出産後の手続きリスト。産休中にチェック&準備しておこう|ベルメゾン 暮らしのコラム
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実際に利用した口コミはこちらから
勤務先での手続き
勤務先には出産の報告、娘の健康保険証の申請、育児休業取得申請をしました。
育休取得に絡んで、出産手当金の請求、育児休業給付金、出産が帝王切開だったため高額療養費の還付請求などなど。とにかくこの時期は手続きが多く、睡眠不足のボケーっとした頭で必死で対応した記憶。どうせもらえるものは決まってるんだから、いっそ自動化してほしいです。
育休中の手続きはこちらにまとめました。
➡派遣社員の産休育休体験談~休業中に支給される手当の種類や手続きのスケジュールは?
私は派遣という雇用形態のため、育休取得までは山あり谷ありでした。興味があればご覧ください。
➡派遣社員が産前産後休業・育児休業を取得した体験談~手続きのスケジュールやポイントは?
生後2ヶ月からの予防接種の準備
生後2ヶ月から予防接種スタンプラリーが始まります。
お近くの小児科が予防接種を予約制にしている場合は、退院してすぐに予約するのがおすすめです。
私の場合、のんびり構えているうちに生後2ヶ月ちょうどの週の予約枠が埋まってしまい、生後2ヵ月ちょうどから予防接種を始めることができませんでした。生後2ヶ月半くらいが予防接種デビューでした。
小児科事情は妊娠前の時間のある時に調べておくのがよいと思います。私は出産前に小児科の場所だけは調べましたが、予防接種の受付システムまでは調べてませんでした。人口密集地では気にかけておいた方がいいと思います。
予防接種のスケジュールについて
予防接種のスケジュールは、母子手帳の予防接種のページや、Know★VPD!が分かりやすいです。
スケジュール管理には予防接種スケジューラーアプリを使っています。子どもの生年月日や、予防接種の日時を登録しておくと、必要な時期に通知が来るので便利ですよ。
予防接種スケジューラー
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自宅での新生児のお世話
新生児は睡眠時間が長く、運動能力は未発達でほとんど動きません。
お世話は3時間ごとに授乳とおむつ交換をして寝かしつけ、午前中は顔を拭いて沐浴させる程度でした。ただ、3時間ごとというのは夜中も含めてなので、私は最低限の家事をする以外は娘と一緒に眠っていました。
3時間おき授乳と睡眠不足の日々
新生児期は本当に睡眠不足の日々でした。
3時間おきに授乳するためにスマホのアラームをかけるようになりました。当時夫は激務で、夜間のアラーム音で起こすのが忍びなかったので、しばらくは別室で寝てもらいました。
私は授乳の合間に3時間ずつ寝れると謎に思い込んでいたのですが、正しくは授乳から次の授乳までの間隔が3時間です。つまり眠れる時間は3時間から授乳とおむつ換えと後片付けと寝かしつけの所要時間を差し引いた時間だけになるということ。授乳から寝かしつけまで1時間で終われば、残りの2時間を睡眠にあてられる計算になるけれど、寝かしつけ後に一瞬で眠れるわけではないので、実質1~1.5時間ずつの細切れ睡眠が続くのが現実です。
睡眠不足が溜まってくると後片付けもせず気絶するように寝るようになりましたが、そうなると片付けが次の3時間に先送りになるだけという悪循環でした。深夜に帰宅する夫は丸めたおむつや洗濯物が床に転々としているのを見ているはずなのにノータッチだったよ。ぐすん。
さらに、娘は溢乳がすさまじい子だったので、寝かしつけてから衣服や布団を洗濯する時間が発生し、3時間のうちにまったく眠れない日も多々ありました。
育児書の説明では溢乳とは授乳後のゲップと一緒にほんの少し戻すイメージですが、娘はマーライオンが乗り移ったかのようでした。例えば娘を抱っこしている私の上半身全体がびしょぬれになったり、肩越しに吐かれて私の背後1.5m四方がびしょぬれになったり……溢乳ではなくて幽門狭窄症ではないのかと心配になるレベルでした。思い余って育児相談に電話したり、小児科で相談してもあっさり否定されました。だって戻しているのに体重は順調に増えてたもん。
退院後は母乳の後にミルクを足していましたが生まれてから13日目で足しミルクをやめました。毎回派手に戻すということはミルクは余計だということだし、母乳だけでもマーライオンは変わらず、体重は順調に増えていきました。
ちなみに育児の戦略としては失敗したことが後に明らかになります……。
泥状のゆるゆるうんちはぬるま湯で洗うのが楽!
新生児特有の泥状のゆるゆるうんちはおしりふきで拭けば十分ですが、赤くなったりしたときはおしりをぬるま湯で洗って乾かすといい感じでした。
おしり洗い容器は、専用品ではなく100均のスプレー容器を使いました。噴射されるぬるま湯を、線状と霧状で切り替えられて便利。洗った後のぬるま湯の飛び散りは大判ペットシーツを敷いてカバーしました。タオルで水分を拭き取った後のおしりは、暖かい時期は自然乾燥しました。
自宅での沐浴はキッチンのシンクで
退院翌日から自宅で沐浴を始めました。
かがまずに沐浴させられる場所が台所のシンクしかなかったので、ベビーバスをシンクにがぼっとはめ込んで沐浴させ、調理台の上にバスタオルを敷いて衣類を着脱させていました。新生児はちっこくて調理台におさまるので、けっこうなんとかなります。
沐浴の場所と動線は、出産前にしっかり検討するのが吉です。場所が決まらないとベビーバスは買えません。特に、シンクにはめ込むような使い方をするならサイズの確認はマストです。
➡後悔しないベビーバスの選び方!洗面台?シンク?沐浴場所から決めるのがおすすめ
調理台の上に丸々した赤ん坊が転がっているのを見ながら「まな板の上の……ククク」と頭の中で呟いていたあたり、かなり疲れてたと思う。笑
孤育て問題の当事者になる……地縁なし・里帰りなしのワンオペ育児はつらい
夫は産後2週間育児休暇を取りました。
それ以降は休暇中にたまった業務の片づけに繁忙期が加わり、連日の深夜帰宅と休日出勤が続きました。夫婦ともに近くに友人が少なく、血縁関係も遠方で、頼れる人間がいない状態で育児を始めました。
昼間に仕事がある夫には、深夜の新生児のお世話や家事は期待できなかったし、出産祝い名目で飲み会に行って連絡がつかなくなって不安になることが多々ありました(しかも例年より高頻度!)。お祝いしたい気持ちは理解はできるんですが、出産祝い名目で飲むのは自粛してほしいです……
2人で子育てするという出産前の期待は完全に裏切られ、いちばん大変な新生児の時期に実質ひとりだったのは、今思い出すのは本当につらかったです。
当時の私は無事に娘が生まれてくれた嬉しさや、子育ては楽しく嬉しいはずという強迫観念で麻痺していたと思うし、夫が毎日深夜帰宅だったこともあって、「いま本当にすごくしんどい」という本音をなかなか出すことができませんでした。本音を出した時には堰が切れてしまい、夫婦関係が崩壊寸前になったこともありました。
理想的には里帰りするなど、地縁血縁のある場所で出産する方がよいとは思います。既に実家がないとか、親と折り合いが悪いとか、親が毒だとか、里帰りできない事情は各家庭ごとにありますし、うちも同様に里帰りできなかったので、理想ばかりも言ってられません。その点、出産までに地域の活動にもっと積極的に参加し、交友関係を広げておけばよかったと後悔しました。
まあ、地域の活動に参加しても交友関係を広げる器用さはないんですが(苦笑)
行政は孤育て家庭にちょっと優しい
自力で人的資源を確保できなかった弧育て家庭のわが家には、行政のサポートがありがたかったです。このときほど税金を納めていてよかったと思ったことはありません。
新生児期は「新生児訪問」と「産前産後ヘルパー」の恩恵を受けました。本来の目的はもちろん、当時関係が崩壊しつつあった夫以外の大人と話せることが本当にありがたかったです。
当時は家の中で引きこもった生活をしていたのもあり、自分だけで全部かかえこんで、うまくいかないのはぜんぶ自分のせいだと思い込んでいたんですが、そうではないことを知りました。助けを求めれば助けてくれる人がいました。
新生児訪問(全家庭対象)
出生後20日程度で保健師さんが訪ねてきました。
娘の健康状態(身体計測など)と、私のマタニティブルーのチェックが主目的ですが、市の子育て支援の案内もしてくれました。地縁・血縁ががないことを言うと、なるべく早く子育て広場に参加するよう強く勧められました。
産前産後ヘルパー(必要に応じて)
産後は夫の仕事が忙しくなることが分かっていたので、産前産後ヘルパーの利用を申込み、産後は週2回で入ってもらいました。定型作業であれば家事全般お願いできます。大人の洗濯物干しと掃除をお願いしました。
ヘルパーさんは子育て経験がある同年代の女性で、作業の残り時間で子育てトークをしてくれたのが嬉しくて印象に残っています。
自治体の斡旋と補助があったため、利用料は1時間あたり800円と格安でした。ただし「昼間に本人以外家事や育児をする人間がいない」かつ「産前産後で家事や育児に困難がある」という利用条件があるので、夫など同居家族が在宅している時や、里帰り中は利用できません。
民間の家事代行サービスやシッターサービスは、自治体と異なり上記のような利用条件はありません。補助がない分高額にはなるので、勤務先の福利厚生で割引や補助を受けられないか産前に調べておくとよいと思います。
外注できる家事は外注
新生児期の家事負担を減らすため、外注できそうな家事は外注しました。
自治体に産前産後ヘルパーを斡旋してもらった他、食事や買い物を外注しました。
食事は宅配弁当を利用
食事は宅配弁当を利用しました。炊事と買い出しを外注する感覚ですね。
私は昼夜、夫は昼外食&夜宅配弁当で2ヶ月ほど過ごしました。
朝食だけは宅配弁当を頼めないので自炊しました。当時睡眠不足で朝起きられなかった私ではなく夫が分担できるよう固定メニューにしました。パン、卵、ヨーグルト、サラダのシンプル構成です。産後2年経った現在も、早起きの夫が用意することが多いです。
なお、宅配弁当には2ヶ月くらいで飽きて自炊に戻しました。
買い物はもっぱら通販利用
新生児期の買い物は、もっぱら通販を利用しました。
主に利用したのは生協とAmazonです。
生協は主に朝食用食材を自動注文しました。一度注文すると毎週同じものを届けてくれるので便利です。また、配送料の子育て割引があり、子が一定の年齢になるまでは配送料が無料から半額になります。配送が注文した翌週になるのがデメリットかなとは思いますが、産前から長いこと利用しています。
お近くの生協を調べるならこちら
➡日本生活協同組合連合会|お近くの生協
Amazonは出産後にプライム会員になり、Amazonファミリーに登録しました。プライム会員はAmazonが配送する対象商品が送料無料になることが、Amazonファミリーは定期おトク便利用でおむつやおしりふきが常に15%引きになったり、登録者限定セールを利用してベビー用品をお得に購入できるのがありがたかったです。
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新生児期の買い物はこれでだいたい足りましたが、どうしてもの時は夫が帰り道の深夜営業のスーパーで買いました。
自動化できる家事は自動化
新生児期は洗濯を自動化しました。
赤ちゃんの洗濯物は分けると言われていたので、うちも分けてました。溢乳やウンチ漏れで量が多い上にかなり汚れていたので、手洗いで大まかに汚れを落としてからの洗濯です。私は手洗いで疲れ切っていたので、どうせいっときしか着ない服だと割り切って、乾燥機つき洗濯機で洗濯から乾燥まで自動化し、乾燥後は畳まずカゴに放り込んでいました。新生児は動かないので荒らされる心配もありません。
大人の洗濯物は数日に1回、ヘルパーさんが来れる日に干してもらいました。
時短の優先順位は1に自動化、2に省力化、3に外注
わが家は完全に間違えましたがが、家事を時短する場合の優先順位は
- 自動化(家電に丸投げする)
- 省力化(家事の頻度や手間を減らす)
- 外注(人に頼む)
の順です。わが家が食器洗い乾燥機やロボット掃除機を導入したのは育休復帰の時でしたが、出産準備として購入しておけばよかったです。例えば、ロボット掃除機があれば床掃除をヘルパーさんに頼む必要がなくなるので……。現在は、自動化できるものは自動化して、自動化できないところだけ人がするようにしています。
わが家ではこういう家電を使っています
➡出産前後から育休復帰後まで使ってよかった便利家電7点&イマイチだった家電2点を紹介する
新生児期は家事負担を減らしてなるべく身体を休めるようにしていたので、ほんとうにきつかったのはメンタル面です。私はワンオペ育児により心の中のわだかまりが多いのに、夫の方は外注や朝食の分担をしてるからOKと思っているフシがあり、育児のしんどさを話しても理解されず、言葉は通じるのに意図がまったく通じなかったのです。チームのはずなのにバラバラでうまく回っていないのが、とにかくすごくきつかったです。
Twitterと2chが心の支えだった日々
新生児期は私も娘も家からほとんど出ませんでした。生後2週間目に産院でこどもの体重を測ったくらいじゃないだろうか。疲れていたのもあり、新生児期の前半はネットも読書もテレビも見ず、完全に世間と隔絶された生活を送っていました。後半になると体力が回復してきたのと慣れもあり、育児だんだん飽きてきて、それ以外のことをしようと思うようになりましたが。
リアルにはほとんど外出もできず、家にいるのもつらいわたしが助けを求めた先はネットでした。出産後しばらくしてからTwitterに復帰。みなさんその節は声をかけていただいてありがとうございました。
主に見ていたのは、Twitterの#2016apr_baby、それから2ch(5chになったんでしたっけ?)の新生児スレッドです。みんな同じことやってるので癒されるんですよね。新生児がかわいいのも、睡眠不足がつらいのも、夫となんとなくうまくいかないのも、なんとなくいっしょという安心感がありました。ほんとうはみなそれぞれ違う喜びと困難を抱えているんだけど。
新生児期の終わりに
娘を夫に預け、初めて私ひとりで外出したのは、出産から1か月近く経った休日でした。授乳が終わった後、次の授乳まで近所のショッピングセンターへ。カフェでカフェラテをいただき、食料品を買っただけ。それでも久々の外出は世界がキラキラ輝いて見えました。
新生児期の最後の日には、かけがえのない初めの1か月間がもうすぐ終わってしまうことにしみじみし、この1か月間、ほんとうによく生きててくれたなあ、よく生まれてきてくれたなあと、ありがたくて尊くて涙する始末でした。娘が大きくなったら、人が生まれてきて生きていることそのものが素晴らしいことをあなたに教えてもらったと、伝えられるといいなあと思います。
次回からはねんね期に突入です!