こんにちは、つむり @TsumuRi です。
インスタグラムで話題の「映える」知育玩具、マグビルドパネルシリーズがわが家にやってきました。
マグビルドパネルシリーズはマグネットを使った知育玩具です。三角形や四角形のパネルを平面に並べたり立体に積み上げたりして遊びます。磁力のサポートもあって形を作りやすく、まさに「新感覚つみき」といった風情です。
本記事ではリニューアル版マグビルドのセット内容や実際に遊んだ感想などを紹介します。
キットウェル「マグビルドパネルシリーズ」開封の儀
なんだかレトロ感あふれるパッケージを開けていきます。
パッケージは収納ボックス兼用で、パズル感覚で楽しみながらお片付けできるようデザインされています。製品モニターに参加したママたちの声を取り入れたそうですよ。
しかし、おもちゃは購入時のパッケージから出して収納ボックスにしまうのがわが家のルールなので、パッケージは押し入れに直行しました……(マテ)
パッケージに片付けるルールのご家庭では役立つはず
わが家では無印良品「ポリプロピレンメイクボックス」1箱に収納しています。
キットウェル「マグビルドパネルシリーズ」のセット内容
セット内容は以下のとおりです。
- 穴のないパネル
- 正方形(22枚)
- 大きな正方形2枚
- 正三角形12枚
- 直角二等辺三角形6枚
- 二等辺三角形10枚
- 穴あきのパネル
- 窓枠4枚
- 正方形の枠4枚
- 作例を掲載した冊子
穴の開いたパネルも含め、正方形が半分以上です(22枚+穴あき8枚+大型2枚=32枚)
遊び方に慣れないうちは三角形の扱いに困ることがあるので、正方形が多めの配分には納得です。正方形がこれだけあると、小さい子でも自由に積んで遊べます。
積み木は三角形をてっぺんに積むとそれ以上高くは積めないし、平面に並べるときも角度を合わせるのが難しかったりするので、マグビルドも同じかなと
各パネルの形状と色味はこんな感じです。
正方形のパネルを拡大してみました。
パネルはプラスチック2枚を合わせた中空構造です。
パネルの角は丸く成形されており、中央部分は内側から補強されています。これは透明のプレートタイプの磁石ブロックに共通する構造です。
パネルの表面はほぼフラットです。周辺部分(マグネットの入っている部分)はわずかに段がありますが、パネルを敷き詰めておもちゃの車を走らせても気にならないレベルでした。
いろいろ気にしいの私は、マグネットの黒色がちょっと気になりましたが、遠目で見ると光にまぎれました。
キットウェル「マグビルドパネルシリーズ」の遊び方
マグビルドパネルシリーズは、パネルを並べて図形を描いたり、積み上げて立体を構築するのが基本の遊び方です。
「新感覚積み木」のキャッチコピーどおりだと思いました。
- 透明な床や壁のある構造物を作る
- 2階建てのおうちを作って上にお人形を乗せる
- 箱を作って小物を詰め込む
- 大きな壁面を中心としたステージを作る
- 平面に図形を並べる
- 図形を組み合わせて見立て遊びをする
- ずらっと並べて道にする
- 冷蔵庫やホワイトボードにくっつける
- ずらっと並べてドミノ倒しをする
- 穴あきピースはちょっとしたアクセントによい
- リスト
- リスト
けっこういろいろ遊べる印象です。他のおもちゃとも組み合わせやすいと感じました。
なにをしても光の透過や反射でキラキラするので、キラキラ好きの娘(3歳)は「キャーーーーー!」と大喜びでした。
このキラキラさ、ほんまにときめきません?
プレート状の磁石ブロックは床や壁を作れるのがとてもよいです。
平面に図形を描いたり立体を構成したりはもちろん、作った立体をおうちにしてお人形遊びができます。
でっかいドールハウスがなくても雰囲気バッチリのお城で遊べます
キットウェル「マグビルドパネルシリーズ」の磁石の強さは「ほどほど」
マグビルドパネルシリーズの磁石の強さは、一言でいうなら「ほどほど」でした。
マグフォーマーほど強くはないけど、パネルを縦に積む分には崩れることもなく、ひょいひょい積めます。
頭でっかちな立体は自重で潰れるので、立体の下が大きく、上が小さくなるよう意識して積んだ方がよいです。
自然法則に逆らう立体は積み木では作れないという、普通のことです……
強い磁力が必要な遊びは苦手
磁力が「ほどほど」なマグビルドは、強い磁力が求められる遊び方はいまいち苦手です。
これはマグフォーマーで組んだ多面体ですが、マグビルドパネルシリーズでは球状の多面体は作れませんでした。下の部分が自重で潰れます。こういう多面体を作るならもっと強い磁力が必要です。
つけたり外したりを繰り返す遊びに最適な磁力
マグビルドパネルシリーズは、何度もつけたり外したりする遊びは得意です。
例:ピースをドアに見立てて開閉する、展開図から立体を構築したあとに再び展開図に戻す
磁力が強いマグネットブロックは、つけ外しするときに立体の他の部分まで歪んだり、なかなか外れなかったりしますし、そしてなにより手が疲れます。
磁力が「ほどほど」なマグビルドは、つけ外しを繰り返す遊びに最適と言えます。
キットウェル「マグビルドパネルシリーズ」の積みやすさ
マグビルドパネルシリーズのパネルの端は平らで磁力がほどほどなので、大きな壁面が本当に作りやすいです。
これくらいの壁を作ると光がきれいです。特に晴れた日の窓際は最高。
大きな壁面を作るときは壁と垂直になるようにパネルを配して補強すると前後方向に倒れにくくなります。お試しください。
キットウェル「マグビルドパネルシリーズ」は購入後12ヶ月の保証つき
一般的に国内のおもちゃメーカーは購入後のサポートは手厚いものです(←実体験)
マグビルドパネルシリーズも購入後12ヶ月間の保証がついています。
購入後しばらくしてからの問い合わせは気後れしがちですが、こうやって宣言してもらえると問い合わせしやすくてよいと感じました。
公式インスタグラムでユーザーと密に交流しているので、より安心感があるような
キットウェル「マグビルドパネルシリーズ」のイマイチなところ
娘(3歳)の「キャーーーーー!」という反応を見ても大満足のマグビルドパネルシリーズ。
キラキラ好きの娘にとって最適解となった磁石ブロックです。
それでも「惜しい!」と感じる点はあるので紹介します。
- 二等辺三角形の枚数が惜しい
- 半円や30°60°90°の直角三角形はない
二等辺三角形の枚数が惜しい
たくさんのキラキラに大喜びした娘が、唯一不足を訴えたのが二等辺三角形の枚数です。
娘は最近ピザを焼く遊びにハマっていて、ピザに見立てたうちわの上におままごとの食材を並べ、かまどに見立てたテーブルの下に入れて遊んでいます。
そんな娘、マグビルドの頂角30°の二等辺三角形がピザっぽいことに気づき、さっそく並べ始めたのですが……
2枚足りなーい!
確かにあと2枚ほしい。
足りないところが60°なので、他のピースで埋められないかと娘に提案したところ、娘が正三角形を発見しました。
ピザー!できたー!
キリのよさを好む性分の私は、同じ図形を360°敷き詰めて正十二角形を作りたかったし、角錐を作るときは枚数が3や4の倍数だと使い切りやすいから、このパネルは12枚がいいと思ったりもします。
が、微妙な不足感を工夫で補うことで発想力や創造性が身につくかもしれませんね。
ぶっちゃけ、三角形が多いのがいいのか少ないのがいいのかは謎です……三角形が増えると正方形がもっと欲しくなるし、パーツ構成のバランスってほんまに難しいですね
半円や30°60°90°の直角三角形はない
マグビルドパネルシリーズには、分度器でおなじみ半円や、三角定規でおなじみ30°60°90°の直角三角形(辺の長さは1:2:√3)が入っていません。
これらを組み合わせれば長方形、正三角形、円が作れるのでちょっと惜しい。
と思いつつも、パネルの種類が多いと娘が混乱しそうなので、現時点ではマグビルドのパーツ構成は必要十分です。
プレート型磁石ブロック・ピタゴラスの場合
プレート型の磁石ブロックとして歴史の長いピタゴラスには、このような図形の入ったセットがあります。
不透明だけど30°60°90°の直角三角形あり
透明な1/4円あり
シンプルな図形ではなくギミックが入っています。パーツ構成は販売サイトを見てみてくださいね。
まとめ・マグビルドパネルシリーズは大きな壁面を作りたいキラキラ好きにおすすめ
マグビルドパネルシリーズはとても積みやすい磁石ブロックです。
大きなお城が簡単に作れますし、透明感やキラキラ感をこよなく愛する子どもは(大人も!)本当に楽しめると思います。
遊びながら平面図形や立体に親しむことができるところもよいですね。
遊び方は多彩なので、公式インスタグラムやタグ #マグビルドパネルシリーズ、それから販売サイトの口コミも参考にいろいろ試してみてください。
- キットウェル公式インスタグラム @kitwell.official
- インスタグラム タグ #マグビルドパネルシリーズ
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