こんにちは、つむり @TsumuRi です。
このたび、7年間愛用した「ほぼ日手帳オリジナル」に別れを告げ、「ジブン手帳Biz mini」をに乗り換えることにしました。
さすがに7年も使った手帳から別の手帳に乗り換えるのは覚悟が必要で、決心するまでにいろいろなことを考えました。覚え書きを兼ねて、私の手帳会議2019の模様をブログにまとめましたので、ご笑覧ください。参考になればより幸いです。
7年間愛用した「ほぼ日手帳オリジナル」を卒業します
まずは現状把握から。
7年間愛用した「ほぼ日手帳オリジナル」を卒業することに決めた理由を説明します。
「ほぼ日手帳 オリジナル」の魅力は「枠に囚われない自由」
私が語るまでもないとは思いますが、「ほぼ日手帳 オリジナル」は、Webサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」から生まれた大人気の手帳です。
ほぼ日手帳のいちばんの魅力は「枠に囚われない自由」
サンプル画像を見ていただければ分かるとおり、ほぼ日手帳は1日1ページ・24時間バーチカルのレイアウトで、各ページのテキストや方眼などの色は控えめであまり主張がなく、枠を感じさせない作りになってます。控えめと言っても薄いわけではなく、可読性は高い方だと思います。
1ページにみっしり絵を書いたり字を書いたり写真を貼ったり、自由気ままに使えるところが気に入って愛用してきました。
ワーキングマザーの「ほぼ日手帳 オリジナル」を持て余す問題
娘を出産し、ワーキングマザー生活が始まりました。
乳児は手がかかるので自分のためだけに使える時間が激減しました。睡眠さえも自由に取れなくなるんですよ……いわんや手帳をや。手帳時間が取れなくなり、ほぼ日手帳オリジナルの自由度をを持て余すようになってしまいました。
また、私はかなりの記録魔で、手帳以外に複数の記録手段を持っているんですね。
- 保育園の連絡帳
- 5年日記(育児日記兼用)
- ブログ
- Twitter(@TsumuRi)
- はてなブックマーク(id:TsumuRi)
- Evernote
- Excel家計簿
一応、これらすべて続いています。そして、こんなにあると1冊の手帳にすべてをまとめる必要がなくなります。
結果的に、2018年のほぼ日手帳は半分近くが真っ白のまま残ってしまいました。
枠にとらわれず、自由にたっぷりかける手帳なのに、最大のメリットを生かせないなんて本当にもったいないことをしました。
- 手帳に向き合う時間がない
- 手帳以外に複数の記録手段を持っている(1冊の手帳にすべてをまとめる必要がない)
「ほぼ日手帳」は人を選ぶ
私はほぼ日手帳をほんとうによい手帳だと思っています。7年間愛用したくらいなので。
しかし、ほぼ日手帳は人を選ぶんですよね。
出産前、手帳をみっしり書き込んでいた当時の私と同じタイプの人ならきっと使いこなせるはず。
- 手帳に向き合う時間がたっぷりある
- 絵も字も自由にいっぱい書きたい、写真も貼りたい
- 1冊の手帳にすべてをまとめたい
特に思い入れの深い年の使用例をお見せします。見てのとおり、私は文字ばっかりみっしり書いてしまうタイプですがw
左上は最初に勤めた会社を退職した年です。悩みが深かったこともあり、ひたすら内省してとにかく長文を書いています。
左下は山歩きを始めた年。山歩きついでにあちこち散策したので、半券やスタンプが多いです。ちょうど翻訳の通信講座を受講していた年で、点数についてのメモが……
右上は娘を出産したその日。産院に手帳を持っていって、娘が眠るたびになんやかんや書いていました。
右下は翻訳祭に参加した日のノート。この時期、真っ白になりかけていたほぼ日手帳はノートとして大活躍しました(普通のノートを忘れたのでw)
本当に、人生の中の様々なイベントにつきあってくれた手帳だったと思うし、これだけ書いてあると後から読み返してもその日に何があったか情景までありありと思い出せるんですよ。思い出したくないことも思い出しますけどね(笑)
7年間どうもありがとう!(しんみり)
2019年は「ジブン手帳」に決めた経緯
手帳会議2019は、せっかくのほぼ日手帳を持て余した苦い経験を踏まえて手帳に求める機能を考え抜くところから始めました。
時間のないワーキングマザーの手帳に必要な項目とは
私は手帳にじっくり向き合う時間のないワーキングマザーです。
また、手帳以外にも複数の記録手段を持っているので、手帳からは日記的な要素を排除し、スケジュール管理や忘れ物防止に絞ることとしました。必要最低限の項目としては、たったこれだけしか残りませんでした。
- 1週間見開きの予定表で、時間管理ができる
- 家族の予定の一覧表
- ToDoリスト
この時点で、ほぼ日手帳が完全にオーバースペックであることが分かるというものです。」
「ジブン手帳」との出会い
コクヨの「ジブン手帳」は、1年で終わりではなく一生使えることをコンセプトにした手帳。コクヨさんの「今までにない発想のライフログ手帳」という記述に自信を感じます。
私がジブン手帳を知ったのはあやさん(@Ayaka__szk)のブログがきっかけ。
とても詳しく調べてあるので、ジブン手帳のことが本当によくわかりました
ジブン手帳は私の理想形に近いと思ったので、最短最速で購入しましたとも(……1月も既に半ばだったし)
ジブン手帳はサイズがA5とB6、スケジュール帳単品や、アドレス帳などとセットになったものなど色々あって迷ったのですが、シンプルでコンパクトな「ジブン手帳 Biz mini」を選びました。
「ジブン手帳 Biz mini」を選んだポイント
詳しいことはあやさんの記事を読めば分かるので(←丸投げ)、私が特に気に入ったポイントだけサクッとご紹介します。
あくまで私の「必要最低限+α」なので悪しからず
1週間見開きバーチカル形式で時間管理ができる
ジブン手帳のメインのページは、1週間見開きバーチカルスケジュールで時間管理ができます。
特に使いやすいと思ったポイントは下記のとおり。
- タイムスケジュールが縦
Outlookの予定表から手帳に転記するときに間違えにくい - 24時間表記
授乳/夜泣きの時期や、深夜帯にオンライン英会話を受講しているなど、深夜の予定がある場合は特に便利 - 1週間の中で欄の広さが均等
ワーママは意外と土日の予定が多いので、十分な記入欄が必要 - ToDoリストがある
忙しさにかまけて忘れ物が増えがちなワーママの強い味方
個人的な好みとしてはテキストや罫線の印刷はもうちょっと薄い方がいいですが、インスタで使用例を見ると書き込んだ後は印刷の濃さが気にならなかったのでOKとしました。
インスタでタグ検索すると使用イメージがわきやすいです。画像が多くてちょっと酔いそうになったけどおすすめ!
家族の予定の一覧表がある
ジブン手帳の月間プロジェクトページには家族全員の予定をざっくり書き込めます。
特に乳児期は子どもの予定(予防接種や健診など)が多く、親の付き添いが必須なので子どもの予定管理はマストです。
また、子どもの急な体調不良や通院などに夫婦のどちらが対応するか決めなければならないので、夫の予定も把握する必要があります(全部自分でやるなら要りませんが、分担したいですよね……)。
したがって、家族の予定を一覧できるページがあるとすごく便利なのです!
欄が余るので会社のプロジェクトの予定でも書いときましょうかね(本来の使い方)。
これからかなり長期に渡って仕事が忙しくなる気配があるので、このタイミングで手帳を切り替える気になってよかったと思いました。
TODOリストが作れる
ジブン手帳には月間・週間のToDoリストがついています。
月間ブロックページは左側と下側にあります。
忙しさにかまけると、けっこう色々忘れるんですよね。買い忘れが多かったり、期限を決めてタスクをこなそうとして忘れたり。
2019年は忘れ物をなくして、効率的にちゃきちゃきと家を切り盛りしたいなと。
「ほぼ日手帳 オリジナル」からの移行はminiがちょうどいい
ジブン手帳Bizには、ひと回り大きいレギュラーサイズ(A5スリム)と、私が購入したmini(B6スリム)があります。
ほぼ日手帳に比べてページ数が大幅に減ることもあり、最初はレギュラーサイズに惹かれましたがが、A6サイズのほぼ日手帳を7年も使った後だと、レギュラーはどうも大きすぎる印象です。
基本的に毎日カバンに放り込んで持ち運ぶので、小さい方が邪魔になりませんし、今年はminiになりました。
2019年は「ジブン手帳」で行ってみよう!
こうして無事に2019年の手帳が決まりました!
今年は手帳いらないかもって思っていたくらいだったのに、購入するとやっぱりウキウキしてくるものですね。
よい手帳で、よい一年を!
今年の年末には「ジブン手帳」がみっしり埋まりましたとご報告できるといいなあと思いつつ、筆を置きます。