こんにちは、つむり @TsumuRi です。
ここ2年ほど成美堂出版の「プラチナダイアリー・プレステージ」を使っています。
手帳に書き込む量が減り、紙の手帳をやめることを考えつつも、それまで書いてきたものをやめることに不安を感じ、迷っていた時期に書店で見つけました。
お値段、なんと605円!
カバーなしの本体のみのお値段とは言え、メジャーな手帳が数千円することを思うと驚きです。
中身はシンプルで主張控えめ、それでいて使いやすくデザインされており、プチプラだから惜しげなく、それこそ息をするように書き殴れる、私にとってはそんな存在であります。
この年は深く考えず、使いやすそうで安いからとりあえず買っとけ!という感じでしたが、プラチナダイアリーのおかげで手帳が続いた気がうっすら(笑)
プラチナダイアリーのラインナップ
プラチナダイアリーは、リフィル(本体)と別売りカバーを組み合わせて使う手帳。
2022年10月現在販売中の、2023年版のリフィルと別売カバーを紹介してみます。
リフィル(本体)のラインナップ
2023年版のリフィルのラインナップは6種類、種類ごとに価格が異なります。
型番 | タイプ | 価格・ページ |
---|---|---|
B-310 | 見開き1週間レフト式(全日均等)+月間ブロック 月曜始まり | 605円 192ページ |
B-320 | 見開き1週間セパレート式(全日均等)+月間ブロック 月曜始まり | 605円 192ページ |
B-330 | 見開き1週間バーチカル式(全日均等)+月間ブロック タイムライン:6:00~24:00 月曜始まり | 605円 192ページ |
B-340 | 見開き1週間バーチカル式(土日小さめ/方眼メモ)+月間ブロック タイムライン:6:00~24:00 月曜始まり | 605円 192ページ |
B-410 | 月間ブロックカレンダー+月間横ケイ式(方眼メモ) 月曜始まり | 550円 96ページ |
B-420 | 月間ブロックカレンダー+月間横ケイ式(方眼メモ) 日曜始まり | 550円 96ページ |
私はB-330(見開き1週間バーチカル式の全日均等タイプ)を使っています
サイズはいずれもB6版。2021年版までは小さいサイズもあったのですが、2022年版からB6版だけになりました。
リフィルには紙カバーと薄手の透明カバーがついています。
一応はリフィルだけで使うことも可能だけど、持ち運びを考えると透明カバーはペラペラな気がするし、リフィルの表紙が薄手のボール紙で曲がりやすいため、別売カバーを買った方がよいです。
別売りカバーのラインナップ
2023年の別売りカバーは4種類(全9色)。種類ごとに価格が異なります。
型番 | タイプ | 価格・ページ |
---|---|---|
B-001 / B-002 / B-003 B-004 / B-005 / B-006 | 抗菌仕様カバー 別冊「取り外せるアドレスノート」 別冊「手帳の基本」 名刺ポケット / ペンホルダー装備 | 1045円 48ページ |
BE-101 / BE-102 | エンボス加工カバー BE-101:桜、BE-102:桔梗 別冊「取り外せるアドレスノート 別冊「手帳の基本」 名刺ポケット / ペンホルダー装備 | 1045円 48ページ |
BT-201 | ファスナーつき透明クリアカバー 別冊「取り外せるアドレスノート」 別冊「手帳の基本」 | 935円 48ページ |
BT-211 | 透明クリアカバー 別冊「取り外せるアドレスノート」 別冊「手帳の基本」 名刺ポケット / ペンホルダー装備 | 824円 48ページ |
共通仕様として、別冊の「取り外せるアドレスノート」と「手帳の基本」がついています。
いちど整理すれば何年も使えるアドレスノートは、別冊になっているとムダがなくて嬉しいですね。
もう1冊の別冊「手帳の基本」は、「手帳ライフコーチ」高田晃氏の巻頭インタビューに加え、目標を達成するための手帳の使い方が掲載されています。
私が購入した2021年の巻頭インタビューは「タスク管理の達人」谷口和信氏でした。毎年変わってるのかも?!
……なんだかすごい人の巻頭インタビューが載っている風に書きましたけど、すみません、私は手帳界隈に疎いのでありがたみが分かりません。佐藤可士和氏くらいしか知りません(なお、佐藤可士和氏は手帳術ならぬ整理術の人です)
ちなみにこれが2021年版。2年ほど使っていますが思ったより頑丈で、まだまだいけそうです。
なお、カバーの色は年によって変わるので、好きな色が出ているときに買うのがよさそうです。
プラチナダイアリーB-330の仕様
私が使っている、プラチナダイアリーB-330(2022年版)の中身や、私なりの使い方を紹介します。
B-330は、「見開き1週間バーチカル式+月間ブロック」タイプ。以下のような構成です。
- 年間カレンダー
- YEARLY PLANNER
- 月間ブロックカレンダー
- 見開き1週間バーチカル式ダイアリー
- ノート
- 方眼メモ
- HEALTH CHECK CALENDAR
- 年齢早見表
- 路線図(首都圏鉄道路線図、東京地下鉄路線図、京阪神鉄道路線図、その他の都市の地下鉄路線図)
- プロフィール欄
年間カレンダー
年間カレンダーは2年分。当年分が大きめ、翌年分が小さめに掲載されています。
YEARLY PLANNER
YEARLY PLANNERは1年分、見開き2ページの構成です。
実はこのページは現在まで使ったことがありません。皆さんどうやって使ってます?1年続けることの記録でも取ればよいのかしら……
月間ブロックカレンダー
月間ブロックカレンダーは、縦型の小さな月間カレンダーと大きな月間カレンダーの構成。
前年12月〜翌年3月の16ヶ月分あります。
縦型の月間カレンダーの使い方
縦型の月間カレンダーには、自分の予定になる前のイベントの予定(興味はあるけど日時までは決めていないイベントの予定)を書き込んでいます。
- 博物館などの特別展の会期
- 単発イベントの開催日
以前は、何ヶ月か先のイベントの情報を見つけても開催時期には忘れてしまって行けないことも多かったのですが、各月のカレンダーに書くようにしてからは月初に思い出せるようになりました。
とても小さいカレンダーなので、最初はなんじゃこりゃって思いました。今は大好き♡
大きな月間ブロックの使い方
大きな月間ブロックは日付ごとに2段に区切られているので、上段に自分の予定、下に家族の予定をざっくり入れています。
娘の保育園の行事予定表が月末に配布されるので、月末~月初に1ヶ月分をまとめて記入、以降は随時更新しています。月間ブロックには家族に見られて困ることは書かないので、家族で予定の相談をする時などにみんなで見ています。便利。
スケジュール管理に月間ブロックを使わないなら、一言日記を書いてもおもしろいのではないかしら。
見開き1週間バーチカル式ダイアリー
見開き1週間バーチカル式ダイアリーは、チェックリスト、6:00~24:00のバーチカルダイアリー、当月と翌月のミニカレンダーの構成。
前年12月〜当年12月の13ヶ月分です。
私はだいたい週末頃(仕事は金曜日、プライベートは土日)に翌週の予定を記入(月間ブロックカレンダーやOutlook予定表から転記)します。
チェックリストの使い方
チェックリストには、その週に済ませたいタスクを思いつくままに記入。
書いておくと、時間が空いたタイミングで片っ端から潰していけるので効率がよいですよ。週末に多少残っても気にしませんw
バーチカルダイアリーの使い方
バーチカルダイアリーの最初、時間軸が始まる前のスペースには、それぞれの日に済ませたいタスクを記入。期限が決まっているものなので、ここに記入したタスクは早めに片づけます。
時間軸のあるエリアには、予定と開始時刻をざっくり記入。週末の時点では会社の会議の予定と娘の習い事くらいですが、一日が終わる頃には各時間帯にやったことのメモが増えます。ここはほとんど書きなぐりです。
時間軸が終わった下のスペースは各日のメモ。やったこと・わかったこと・よかったこと・読んだ本・見たテレビ・娘の成長記録など、こちらも思いつくままに書き殴っているのでカオスです。人様にはお見せできませぬ……w
キチっと手帳を書いている風に書きましたが、飽きたり忙しかったりで書かない時期は数ヶ月スポーンと抜けることが普通です。手帳なんて書きたい時に書けばええねんw
実は24時間対応が可能な時間軸
プラチナダイアリーの時間軸は公式には6:00~24:00ですが、6:00より上に横線が3本、24:00より下に横線が7本入っているので、やろうと思えば3:00~翌7:00の予定が記入できます。深夜・早朝帯にあたるスペースの横線も均等なので、深夜勤や海外との会議が夜中に入る人も使いやすいのではないかしら。
ノート(横罫、20ページ)
横罫のノートが20ページついています。罫線高さは6mm程度で、字が大きい人には狭いかもしれません。
方眼メモ(10ページ)
方眼メモが10ページついています。
マスは3mm角でかなり細かいです。フリーハンドでもわりとキッチリした線を引けてよいと思う。
私は横罫のノートよりも方眼メモの方が好きなので、ノート10ページ、方眼メモ20ページくらいでもいいですw
ノート・方眼メモの使い方
ノートや方眼メモには、後で見返したいことを記録しています。
- やりたいことリスト
- やめたいことリスト
- 行きたい場所リスト
- 娘の習い事の教室候補(下調べの結果をメモ)
- 贈答記録(記録のためにとりあえずメモった)
巻末付録
- HEALTH CHECK CALENDAR
- 年齢早見表
- 路線図(首都圏鉄道路線図、東京地下鉄路線図、京阪神鉄道路線図、その他の都市の地下鉄路線図)
- プロフィール欄
上記のような巻末付録がついていますが、あまり使わないのでひとくくりでの紹介ですみません。
唯一、年齢早見表は保育園への提出書類を書く時などに便利に使っています。30歳を過ぎてから自分の年齢が分かんないのでwww
最後に:プチプラだから気負わずに書いて、続けられる手帳
プラチナダイアリーがとても充実した手帳であることがお分かりいただけたでしょうか。
文字や罫線の印刷が濃すぎず薄すぎないところも気に入っています。何も書いていないときは判別しやすく、ペンで記入するときや書き終わった後はスッと背景と化す濃さ、絶妙と言わざるを得ません。
表紙のボール紙が薄めで質素すぎるところだけはちょっと気になっているんですけど、別売カバーと組み合わせる前提の手帳ですし、コスト削減のための企業努力と考えれば許容範囲かなと。なんせ605円ですから。カバーをかけて使いましょう。
このように、気になる点はゼロではないですが、メジャーな手帳が数千円もするこの界隈で、605円というプチプラで6種類の形式を揃えていることが素晴らしいと思います。また、少なくともB-330のページレイアウトはとても使い勝手がよく、理想の手帳とはこういうものかと考えるきっかけにもなりました。
数千円の手帳を買うとなると幾ばくかの覚悟がいりますし、書く時も気負いがちですが、プラチナダイアリーなら覚悟や気負いは不要です。この記事の中で私は何度も「書き殴る」という表現を使いましたが、思いつくまま気の向くまま、それこそ息をするかのように気軽に書き殴れる、結果的に続けられる、それこそがプラチナダイアリーのよさだと思います。
手帳迷子の方、昨年までとは異なる形式の手帳を使ってみたい方、ぜひ書店やネットショップでチェックしてみてください。
……これだけ愛を語った後に何ですが。
今年は思うところが多い年だったので、来年2023年は「自分軸手帳」を使ってみようと思っています。
結論に至るまでの手帳会議の模様は、こちらの記事にまとめました。あわせてどうぞ。