こんにちは、つむりです。
先日、お金の流れを整理したら無意識で貯められるようになったと書きました。
同時に節約を始めるとさらに貯めやすくなるので、めんどくさい節約は続かないわが家がなんとなく続けられている節約方法を紹介してみます。
わが家の節約の軸は「要らないものにお金を払わない」
具体的には下記の3つを心掛けて生活しています。
- 固定費や定期購入(サブスク)を断捨離する
- クレジットカードを徹底的に整理する
- 同じ買うなら得になる方法で買う
①と②は、継続的かつ無意識に節約できるので優先順位は高め。③は①②に比べると継続する手間があるので、やれる範囲で少しづつやってます。
と言うことで今回はその①「固定費や定期購入(サブスク)の断捨離」の話を。
固定費vs変動費……手っ取り早く節約できるのは固定費!
- 変動費:その都度支払うもの(食費、日用品費、医療費など)
- 固定費:定期的に定額を支払うもの(家賃、水道光熱費や通信費の基本料金、保険料、定期購入、定額払いなど)
家計支出のうち固定費は契約期間中は(利用が少なくても)継続的に発生します。また、銀行引き落としやクレジットカード払いなど支払いを自動化していることが多いです。わが家は固定費を見直したことで自動的に節約できるようになりました。
節約を頑張れないズボラなわが家にはまさにおあつらえ向き…!
わが家の固定費の節約戦略:必要最低限を目指す
代表的な固定費である住居費、水道光熱費、通信費、保険料、車関連費用、その他定期購入などを、わが家では以下のように節約しています。
- 住居費:家賃を安く抑える(社宅から出ない)
- 通信費:格安スマホ使用
- 生命保険料:保険料を年払い
- 損害保険料:ネット保険利用&保険料年払い
- 車関連費用:コンパクトカーを所有(税金など維持費が安い)
- 定期購入、定期支払い:不要なサービスやオプションは解約。継続するものは年払い。
徹底的とまでは言えないけど、いずれも必要最低限と思えるところまで削ったので「高っ!」と思うことは少なくなりました。
水道光熱費は特に節約していません。一時期、電気の契約アンペア数を下げて基本料金を節約しようと考えたんですが、エアコン2台と電子レンジと炊飯器を同時に使うと頻繁にブレーカーが落ちるので無理だと悟りました。
生活が不便になりすぎて耐えがたい場合は、そこで節約せず他のところで節約する派です。
わが家が固定費を見直したポイント4選
固定費の見直しポイントは優先順位の高い方から以下の4つです。
- 使用頻度の低いサービス・オプションは解約
- 生活に欠かせないものは低料金のサービスに乗り換え
- 年払いできるものは年払いに切り替え
- クレジットカード払いできるものはクレジット払いに切り替え
節約ポイントその①使用頻度の低いサービスやオプションは解約
まず銀行の入出金明細やクレジットカードの利用明細の内訳をすべて検証、使用頻度の低いサービスを解約しました。
ちょっとだけ使ってそのままになったオンライン講座や、電子書籍・音楽のサブスクってありません?うちはありましたよ……。
継続して使うサービスは、不要と思われるオプションを解約しました。
音声通話をあまりしないのにカケホーダイは必要ですか?うちはカケホをやめて通常の通話料を支払った方が安くなりましたよ……
月額100円程度でもシビアに削ると、塵も積もればなんとやらでけっこうな節約になります。
節約ポイントその②生活に欠かせないサービスは料金の安いものに乗り換え
次に、生活に欠かせないサービスを料金の安い会社に変更しました。
こういう話をすると、真っ先にやり玉にあがるのがスマホですよね。うちも、3大キャリアのauから格安スマホのmineoに乗り換えただけで月5000円×2人分の節約に成功しましたよ。もう6年ほど使っています。店舗でのサポートがないため故障時の対応はイマイチだとは思いますが、トラブルが起きない限り手厚いサポートがなくてもやっていけるので乗り換え余裕でした……。
端末が故障した時はバタバタでしたw
夫の両親(シニア層)は、auの3Gサービス終了を機にスマホを持つことを決意、格安スマホのイオンモバイルに乗り換えて、2人分のスマホ料金を1580円/月にすることに成功しました(通話料金は別)
サービスを乗り換える際の注意点:サービス品質と定期縛り
サービスを乗り換える場合、特にインターネット環境やオンライン学習などある程度の品質を求めたいサービスは、安さ最優先だと満足できないこともあります。品質面で譲れない要件をリストアップした上で、要件を満たせるサービスの中から最安のものを選ぶのが基本。
もちろん口コミや評判は調べますし、無料体験や格安料金でお試しできるものは片っ端から試して乗り換えてます。
加えて、最低契約期間(いわゆる「定期縛り」)がないかの確認もマスト。最近でも初回無料や大幅割引で釣っておいて、何ヶ月か継続しないと解約できないサービスが問題となっているので、広告ページや申込ページのちっちゃい字は要確認です。
利用中のサービスの内容を見直すと活用できていなかった機能を再発見できるので定期的な見直しはおすすめ!いつの間にか追加された機能や、よりよいプランを発見すると嬉しいw
節約ポイントその③年払いできるものは年払いに切り替え
今後も継続して使うサービスは年払いを検討しました。
年払いすると1~2ヶ月分の料金が割引されるので、長期間使うものほど節約効果は大きいです。うちは保険料、通信講座の受講料などを年払いにしています。
ただ、年間では節約できるかわりに支払月の家計負担は大きいので、毎月「年払いの金額÷12」を積み立てています。支払月の家計負担が大きいことは年払いのデメリットだと思うわ……。
年払いのデメリットとしてもうひとつ、年の途中で解約するときに既に払ってしまった分が返金されない場合があります。例えば、年払いしたのに3か月で使わなくなれば、残り9ヶ月の年会費を丸損することに……。
そこで、うちでは初めて使うサービスで1年以上しっかり活用できるか不安なものはあえて年払いにしません。まずは月払いで2〜3ヶ月利用した後で、使う確信を持てれば年払いに切り替え。イマイチなら合わないと思った時点で解約。使わないサービスはダラダラ継続しません。
年の途中で解約しても残りを月割計算して返金してもらえるサービスは最初から年払いします。倒産が危ぶまれる会社じゃない限り年払いしない理由がないので。子どもの通信講座はこのパターンが多いんじゃないかな。
節約ポイントその④クレジットカード払いできるものはカード払いに切り替え
最後に、クレジットカード払いができるものはなるべくカード払いしています。一括払いならカード会社の支払手数料は発生せず、カードのポイント還元分がお得になります。年間の固定費はけっこうな金額になるので、ポイント還元もバカにできません。
本当は、固定費の中では最も高額になる保険料こそカード払いしたいんですが、年払いする場合や、毎月払いでも一定の金額を超えた場合はカード払いできないので、基本的に口座振替です。カード払いできる場合も初回のみ、2回目以降は引き落としというケースもあり、金額が大きいので本当にもったいないと思います……。
税金や一部の公共料金はカード払いしない方が得なので、窓口または口座振替で払っています。
税金・公共料金はカード払いすると損?!
税金や公共料金のカード払いは損になることがあります(※スマホ決済も同様)
- 決済手数料が上乗せされることがある
- 公共料金は口座振替割引が設定されていることがある
- (損ではないけど)カードによってはポイント還元率が低い
①税金をクレジットカードで支払う場合、決済手数料は支払者負担です(参考)。微々たるポイント還元は決済手数料で吹き飛ぶので、税金は窓口や口座振替で支払うのがオトクです。
②公共料金(主に電力会社)は口座振替割引が設定されていることがあります。例えば関西電力の場合、口座振替で支払うと1契約あたり毎月55円割引されます。支払額やカードの還元率によりますが、よほどたくさん払っていない限り口座振替の方が得です。
③カードによっては税金や公共料金のポイント還元率が低いことがあります……。例えばうちで愛用している楽天カードは通常100円で1ポイント(1%)の高還元率を誇りますが、2021年6月から税金や公共料金の支払いは500円で1ポイント(0.2%)になりました。それでも、口座振替割引がない公共料金はポイント還元されるだけマシ。手持ちのカードの中で還元率がよいものを選んで支払いに利用しています(←せこい)
今のところ、税金は窓口or口座振替、公共料金のうち電気代は口座振替、その他の固定費はカード払いが楽でお得な感じかと。
まとめ
わが家は節約を頑張れないズボラなので、変動費をやりくりして節約するのではなく、固定費を見直して節約する道を選びました。
見直しポイントはざっくり以下の通り。
- 使用頻度の低いサービス・オプションは解約
- 生活に欠かせないものは低料金のサービスに乗り換え
- 年払いできるものは年払いに切り替え
- クレジットカード払いできるものはクレジット払いに切り替え
固定費は契約期間中は(利用しなくても)継続的に発生しますし、支払いを自動化していることが多いので、一度見直せば節約効果が長続きするのがよき。見直しに多少の手間はかかりますが、おすすめです♡