こんにちは、つむり @TsumuRi です。
先日、わが家の3代目ポシェットである「Dakota〈キューブ〉」についてブログで紹介したところ、記事の中でチラリと触れた「モンベルU.L.MONOポーチS」について詳しく知りたいとお問い合わせをいただきました。
子どもの外遊びが激しくなってくると、牛革製で汚れや水濡れにそれなり気を遣うDakotaより、ナイロン製で手荒に扱っても気にならないモンベルU.L.MONOポーチSが活躍する場面がけっこう出てきます。娘の遊びがワイルドになってきたこの夏は、ちょこちょこ出動させることになりました。
お問い合わせもいただいたことですし、本記事で「モンベル U.L.MONOポーチ」(以下、モンベルポシェットと書きます)を、子育て家庭目線で紹介してみようと思います。
mont-bell(モンベル)U.L.MONOポーチSのスペック
モンベルポシェットの特徴を一言で表すと、
「良くも悪くもペラペラ」
これに尽きます。このペラペラさがよい場面ではとても役立ちます。
モンベルポシェットはこんなにペラペラ
モンベルポシェットがどの程度ペラペラか紹介します。
- 重量:23g
- サイズ:高さ13.5×幅19×奥行き3.5cm (容量0.7L)
- 素材:ナイロン(30デニール、シリコーン・コーティング)
23gとは単3電池1本分の重さです
ポケッタブルなのでたいてい丸めて保管していますが、開いた直後のしわがこんなになるくらいペラペラです。
子育て家庭に捧ぐ!0歳からのモンベルポシェット活用レポ
わが家がモンベルポシェットを購入したのは娘が0歳の時です。
当時は子育て支援センターに入り浸っていました。子育て支援センターの荷物置き場には鍵がなく、子どもたちが遊ぶスペースから少し離れていたことから、荷物置き場に貴重品を置きっぱなしにするのも不安でモンベルポシェットを購入しました。
私が実際にモンベルポシェットを使って分かった特徴を紹介します。
- 財布・スマホ・ハンドタオルなど最低限の荷物は入ります
- とにかく軽くてコンパクトに畳める点が最大の強み
- 丈夫で汚れに強いナイロン生地でアウトドアも水場もどんとこい
- ポケットが1つしかないのがちょっとだけ惜しい
- 気になる肩ひもの長さはちょうどいい感じ
財布・スマホ・ハンドタオルなど最低限の荷物は入ります
モンベルポシェットには、長財布とスマホと家の鍵とガーゼハンカチくらいは入ります。
口にはファスナーがついており、ピッタリ閉めることができます。
子育てあるあるですが、親が気づかないうちに赤ちゃんがポケットの中に手を突っ込んで鍵をおもちゃにしたりなめていたりと事件がけっこう起こります。そんな点でもファスナーつきは安心ですね。
とにかく軽くてコンパクトに畳める点が最大の強み
モンベルポシェットの最大の強みは、23gの軽さと畳んだときのコンパクトさです。
というわけで畳んでみましょう!
ポシェット内部の小さいポケットの中に生地と肩ひもを押し込みます。
すると……
ね?小さいでしょ?
YouTubeの動画(Mサイズ)も参考にしてくださいね ↓
赤ちゃん時代はおむつや着替えで荷物が多くなりがちですが、このコンパクトさならばメインバッグのポケットに入れていつでも携帯可能です。私はリュックの内ポケットに忍ばせていました。
コンパクトすぎてバッグの中で迷子になることがあるので、カラビナやキーチェーンなどで連結しておくか、ファスナーつきのポケットに入れておくのがよいと思います。
写真に写っているマザーズリュックはスタイリストの上村若菜さんコラボの〈多機能2wayマザーズリュック〉です。タウンユースのマザーズリュックとして、とても使いやすかったです。
丈夫で汚れに強いナイロン生地でアウトドアも水場もどんとこい
モンベルポシェットのコンパクトさを支えているのはペラペラな生地です。
あまりのペラペラさに強度的不安を覚える人もいるかもしれませんが、素材は30デニールのナイロン生地なので意外と丈夫です。ナイロン生地は引き裂きや摩擦にはかなり強いのです。ナイロンが開発された当時は『蜘蛛の糸より細く、絹より美しく、鋼鉄より強い』なんて評されてたそうですよ。
ナイロン自体に防水性がありますし、さらにシリコンコーティングされているので本当に安心感があります。
汚れがついた場合はザバザバ水洗いできてすぐ乾きますし、赤ちゃん時代によだれまみれにされようが、少し大きくなってから泥んこ遊びに巻き込まれようが、あまり気になりません。
それから地味に役立つのがプールです。水没する状況では使えませんが、ひざ下までのプールで荷物をロッカーに入れられないようなときや、水から上がってちょっと売店にいくときに活躍します。水没はさせないようにしてください。
ポケットが1つしかないのがちょっとだけ惜しい
モンベルポシェットはポケットが少ない点だけは少し残念です。
ポシェットを畳むときに本体を詰め込んだ内ポケットが唯一のポケットです。家の鍵やリップクリームくらいなら入ります。
気になる肩ひもの長さはちょうどいい感じ
モンベルポシェットの肩ひもの長さは調整可能です。
身長164cmの私の場合は、肩ひもをいちばん短くすると胸のあたり、いちばん長くするとウエストのあたりになります。肩ひものアジャスターは無段階かつピタッと留まるので、お好みの長さで使えます。
肩ひもが細いので、重量物を入れて長時間使うには向いていません、お財布やスマホを一時的に入れる程度の使い方がちょうどいいと思います。
肩ひもをこれだけ短くできる上、そこまで高価でもない(1500円くらい)だから汚されても最悪なくされてもダメージが小さいので、娘が小学生くらいになったら、娘がアウトドアするときに持たせるのもいいかなと思ってます。キャンプやバーベキューなんかで、リュック置きっぱなしにしそうですしね小学生……
おまけ:モンベルポシェットの姉妹品いろいろ
本記事で紹介したモンベルポシェットはいちばん小さいSサイズです。
同じ「U.L.MONO」シリーズに大きめがあるので、もう少し大きいものを入れたい方は、そちらもチェックしてみてくださいね。
大きめサイズは荷物がたくさん入りますが、緩衝材が入っていないので精密機器や壊れものにはご注意ください。
カラー展開はいわゆるモンベルカラーなので、好き嫌いが分かれるかもしれません。
私は好きです、モンベルカラー
補足:ファッション界ではサコッシュと呼ぶらしい
この記事の中で私はポシェットと呼んでますが、ファッション界ではこのような肩ひもつき小型バッグをサコッシュと呼ぶそうです
サコッシュは自転車のロードレースに出る人が最低限の補給食を持ち運ぶために使っていたひも付きの簡素な小型バッグが発祥だそうです。実際、サコッシュと検索した方が件数が多いので、他ブランドの製品と比較したい場合はサコッシュで検索してみてください。
モンベルはアウトドアブランドの中では実用性重視で低価格な方なので、他ブランドのものは「オシャレだけど高め」「ペラペラではない」と私は思いました。ペラペラ派のみなさまにはモンベルポシェットをおすすめします(笑)