2022年11月19日(大安吉日)、娘の七五三をお祝いしました。
数え七つということで、わが家にとっては2回目の七五三でしたが、三つの七五三の後に新幹線の距離に引っ越して環境が大きく変わったため、すべてゼロから調べて段取りして、ようやっと参拝の日を迎えることができました。
- 記念写真撮影(前撮り)
- 参拝(ご祈祷)
- お食事会
主なイベントはこれくらいでしょうか。
本記事ではわが家の数え七つの七五三の段取りや、当日の流れを紹介します。
数え七つの七五三の段取りスケジュール
6月頃から下調べを始め、神社や小料理屋の予約がすべて完了したのは参拝の2週間前でした。
参拝当日は主役の子どもは和服を着ることが多いと思いますが、わが家は今回はワンピースで参拝しました。
神社選び・予約
まずは参拝する神社を決めました。
当地に引っ越してから、なんとなくご縁をいただいていると感じている神社があります。
そちらのホームページを見たところ、七五三のご祈祷をしていることが分かったので特に悩むこともなく決まりました。
オカルトちっくな話ですが、呼んでくださるものだと思ってます……
ご祈祷をお願いするため、参拝の2週間くらい前に電話で予約しました。あわせて、初穂料についても伺いました。
参拝時の服装選び
つぎに、参拝の際の服装を考えました。
主役の子どもは和装で参拝することが多いと思いますし、わが家も数え三つの七五三は和装でした。でも今回は和装をレンタルできる写真館や貸衣装店が車で30分ほどの距離で、車酔いする娘がレンタルした衣装を汚す懸念もあったので、わりと早い段階で諦めました。参拝当日にバタバタするのも避けたかったので……。
参拝当日は拝殿に上がってご祈祷していただくので、普段よりも少しかしこまった服装と考えました。
娘は紺色ワンピースで、服装の格は主役に合わせるものなので、親や祖父母はスーツやワンピースに決めました。
娘のワンピースはベルメゾンです。ソックスやシューズもカタログと同じものを揃えました。
ベルメゾンのカタログショッピングはお買い物の失敗が少ないので、わが家の第一選択です
写真館選び・予約
参拝当日は洋装と決めたものの、親としてはやっぱり可愛い和装姿は見たいもの。
娘本人も、三つの七五三のように着物とドレスを着たがったので、写真撮影で両方着てもらうことにしました。
写真撮影は街の写真館にお願いしました。
優柔不断気味なわが家は、大手のチェーン店(スタジオアリスやスタジオマリオなど)のように、たくさん撮影した中から自分で写真を選ぶシステムだと決められない上に買いすぎるのです。街の写真館は写真の選定をおまかせできますし、枚数も限られているため、わが家には合っていると心底思います。
写真館を調べ始めたのが6月(この時点では11月に着物で参拝することも考えていました)、撮影は9月下旬にしました。通常料金で撮影データをプレゼントしてくれるキャンペーンに乗っかって前撮りしました。
早めに動いてはみたものの、11月の参拝当日は衣装をレンタルしなかったので、こんなに急がなくてもよかった気がします
私は早い時期から和装はレンタルしないと決めましたが、参拝が近づくとやはり着物がいいのかしらと心が揺れたので、予約だけは入れておいて当日までゆっくり悩む手もあったのかもしれません(この場合、着なくてもレンタル料を払うことにはなってしまうと思いますが)
なお、参拝当日はご祈祷が11時、お食事会スタートが12時で、娘を着替えさせている時間がなかったので、ワンピースでよかったと心底思いました。
お食事会のお店選び・予約
参拝当日は夫の両親がお祝いに駆けつけてくれることになっていたので、お食事会をセッティングしました。
娘が車酔いすることを考慮して、神社とわが家の間に位置し、Googleや食べログなどの口コミの評価がよいお店を選択。実際に食べにいって、お店のお料理や雰囲気を体験して決めました。
口コミがよかったので、お手軽なランチコースを食べてみたくなっただけともいう(そしてまんまとファンになりました)
予約した時期は参拝2週間前くらいです。
個人経営の小料理屋で、普段のランチは予約必須の人気店であることを考え、それなり早めに予約しました。
初穂料の支度
1週間前までに初穂料を用意しました。キレイめのお札を確保!(←重要)
初穂料は表書きが印字されているご祝儀袋に入れました。1枚ずつの販売なので表書きのないのし袋に比べて割高ではあるのですが、のし袋はお徳用を買っても使う機会がなくて持てあますものの代表格なので、私は1枚ずつ買います。
Amazonは妙に高いことがあるので、他店も見てみてください。定価は150円+消費税のはずです
筆ペンを切らしていたので、ついでに筆ペンを買いました。
付属のまっすぐ書けるお助けプレートを使って真ん中にきれいに書けたし、慶弔両用で使う機会が多いであろうことから、とてもよろしい商品だと思いました。
初穂料はのし袋ではなく白封筒を使ってもいいそうなんですが、わが家が参拝した神社ではご祈祷の際に初穂料を三方に載せて神様に捧げてくださったので、のし袋にしておいてよかったと思いました。他のご家族ものし袋の方が多かったです。
内祝の支度
内祝いは参拝の1週間前までに用意しました。
お祝いをいただいた方を招いてお食事会をする場合は、お食事がお返しになるので内祝いはなくてもよいそうです。
ただ、わが家の場合、夫の両親(近距離)はお食事会あり、私の両親(遠距離)はお食事会なしで、私の両親には内祝いを用意することにしていたので、それなら両家とも内祝いがある方がよいのではないかと思って用意しました。
「とらや」の小型羊羹と、焼き増しした記念写真を台紙に収めました。私の実家には郵送。
ちなみに「とらや」の羊羹は娘のリクエストです。
保育園で時々お抹茶をいただいているそうなんですが、お茶菓子に「とらや」の羊羹が出て美味しさの虜になったんですって。
内祝いはなにがいいかしらと私が悩んでいると「とらや!私も食べたい!」と言うので「とらや」になりました。テッパンのお店ですし、身内にも好評なので異論はありません。
写真の焼き増しについては別の記事にまとめました。
自宅の掃除
参拝の2週間前からコツコツと自宅を掃除。参拝前日は休みを取りました(!)
普段はお客様が来ない家なので、夫の両親が来るとなると気を使いますよねっ(テヘペロ)
2週間前から参拝の前々日までは大掃除をゆっくり済ませる気分で、普段は忘れがちな箇所を1日1ヶ所お掃除しました。
参拝前日は夫の両親が立ち入りそうな場所(玄関~廊下~リビング+キッチンまでの動線と、洗面所+トイレ)を徹底的にキレイにしました。洗面所とトイレは忘れがちですけど、お客様が数時間滞在する間にトイレに行く率はかなり高いので、最優先事項です。
参拝当日は、朝食後、着替える前に水栓や鏡を軽く拭き上げたり、うっかり忘れていた巾木の上をサササーっと。光るものがきちんと光っていて、ホコリの溜まりがちなところにホコリがない状態を作ると、部屋が一段階きれいになります。
寝室と私の仕事部屋は扉を閉めておくことにして、完全にスルーしました。
お飲み物・お茶菓子の支度
前日にはお飲み物とお茶菓子を用意しました。
夫が「岡山県民は意外と白十字を食べる機会がない」とか言うので、たまにはと思って白十字です(笑)
掃除とあわせて、靴など当日身につける小物のチェックは前日までに怠りなく…。私はウッカリしていて当日慌てましたよ!
神社への参拝当日のタイムスケジュール
参拝当日のタイムスケジュールを紹介します。
神社や料理屋が近所、和装の着付けなしということで、むちゃくちゃのんびりしてます。
8時頃にのんびり起きて朝食をとり、9時頃から身支度を始めました。
娘にはワンピースを着せてヘアスタイルを整えるだけ、私はママスーツを着てヘアスタイルを整え、お化粧をするだけなので30分もかからず身支度が整いました。
神社に納める初穂料、お財布の中身(お食事会の代金)、夫の両親に渡す内祝いに不備がないかチェック、靴が光っていないことに気づいたので軽く磨くなど。前日のうちにやっておくべきでしたね。
夫の両親を待ちながら、立ち入りそうな場所を点検しました。キッチン、洗面所、トイレなどは前日掃除していても夜~朝のうちに使って新しい水しぶきが飛んで汚れることがあるので要注意かと。光っているべきものが光るようにササっと拭きました。
夫の両親が到着したので、お茶を出しながらしばし歓談。ご祈祷の時間に間に合うように家を出ました。
ご祈祷の15分ほど前に神社に到着、社務所にて受付を済ませ拝殿の中で待機。
この日は同じ時間帯のご祈祷は私たちを入れて8組。観光地化している神社ではないこともあり、11月の大安でも人ごみはなく、主役のお子さんたちの服装も和装と洋装が半々と、あまり気疲れしない感じでした。
神職さんがご祈祷をしてくださいました。
数え七つの娘は神妙な顔で大人しくしていましたけど、数え三つや五つのお子さんとか、さらにその弟妹である赤ちゃんが時々声を上げていて、静謐でありつつ賑やかなご祈祷でした。子どもは尊い。
千歳飴と撤饌をいただいて降殿しました。
お食事会の予約まで時間が空いていたので神社の境内で写真を撮影しました。
気合いが空回って背景以外同じ構図の写真を量産しまくったへっぽこカメラマンな私なのでした…
カメラマンと言えば、この日は1組出張撮影をお願いされている方がいらっしゃいました。カメラマンが写真を撮っていた位置に立つと、いい感じの写真が撮れました。さすがに良い写真が撮れる位置をよくご存じの様子です。
ただ、写真映えする場所で留まる時間が妙に長くて、ヤキモキさせられたりもしましたw若干時間は巻き戻りますが、拝殿の中で高くて大きな声でお子さんに呼びかけていたのもどうなのかしらと思いました(頭がカタくてすみません)
お食事会は、神社の近くの小料理屋さんの個室でコースをいただきました。
個室だったので積もる話もできましたし、なによりお料理が美味しいのがよかったです。
唯一の誤算は、料理が出てくるまでの時間です。
下見に行ったときも割とのんびりしているお店だとは思ったけれど、今回はコース料理ということでさらにのんびり、2時間たっぷりかけて料理が出てきたのです。長時間になると娘は飽きてしまったし、夫の両親も私たち夫婦も食べるのが早い方なので、次のお料理が出てくるまでけっこう待った感じが残りました。
予約するときに「個室の予約は2時間、お料理は1時間くらいで全部出してほしい」と伝えておけばよかったです。反省!
14時にお店を出て、自宅についてすぐに夫の両親は帰っていきました。
私としてはお茶くらい飲んでいってくれたらいいのにと思うのですが、夫曰く「うちの一族はせっかち」だそうで。
実は娘も私たちも疲れ果てていたようで、この後は着替えてすぐに爆睡しました。
夫の両親が早々に帰ってくれてよかったと後で思いました(笑)
最後に
2022年11月19日(大安吉日)、娘の七五三をお祝いしました。
- 記念写真撮影(9月に前撮り)
- 参拝(ご祈祷)
- お食事会
下調べは6月頃から、記念写真撮影は9月に前撮り、11月の参拝とお食事会は自宅から近いところを選び、服装も凝りすぎずに普段よりは少しかしこまった程度にしたことで、わりと気楽にゆったりとこのよき日を過ごせたと思います。
みなさまも、よき七五三の日を迎えられますよう