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抱っこひもいつまで使う?!と叫んだ3歳5ヶ月の秋。長く使うには耐荷重と負荷の分散が大切

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抱っこひもいつまで使う?!と叫んだ3歳5ヶ月の秋。長く使うには耐荷重と負荷の分散が大切
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こんにちは、つむりです。

先日、じき3歳半になる娘を連れて電車で遊びに出掛けたところ、帰り道に「だっこ~!」から爆睡されました。

そんな娘を抱っこひもで運びながら思いました。

つむり

抱っこひも、いつまで使う?!

抱っこひもを購入するときに浮かんだ疑問が、3歳半近くになって再び浮かんでくるとは神様とて思いますまい。

今回は抱っこひもが何歳まで使えるか、長く使う条件は何かを考察します。

もくじ

耐荷重20kgの抱っこひもは何歳まで使えるか

もうじき3歳半の娘を運んだ抱っこひもは、エルゴベビー〈パフォーマンスヴェントス〉です。

これのパープルを2015年末に購入しました。

すでに国内正規取扱店では入手困難になったモデルです(廃番?)

産前に用意したのに出産直後の2016年の春、新生児から付属品なしで使える〈アダプト〉が発売されたりと微妙な思い出もありますが、〈パフォーマンスヴェントス〉は長く使う抱っこひもとしてはとてもよかったので、選んだ自分をほめてあげたいですね。

エルゴベビーは偽造品が流通していることが警告されてますので、国内総代理店DADWAY(ダッドウェイ)のオンラインショップまたは実店舗か、正規販売店リスト掲載のショップでの購入をおすすめします。本記事中では、DADWAYへのリンクを明記しました。

耐荷重20kgは平均的な6歳児の体重に相当する

わが家は外出時には常に抱っこひもを携帯し、3歳半近くなった抱っこ魔の娘を運びますが、娘と同じくらいの幼児が抱っこひもに入っているのは見たことがありません。

つむり

娘が抱っこ魔なのをいいことに甘やかしすぎているのではないだろうか?

内心の葛藤はさておき、娘の姿勢に無理がない限りは限界まで使ってしまいそうです。

耐荷重の限界をシミュレーションすべく成長曲線を見てみましょう。

転載NGなので文字で説明しますが(笑)、平均的な男児は6歳2ヶ月、女児は6歳3ヶ月で20kgに達します。

単純に体重だけを見れば、耐荷重20kgの抱っこひもは6歳頃までは耐えられるということですね。

つむり

そんなまさか!

と思いましたが、6歳児をおんぶした体験談を見つけてしまったので事実いけるようです。

もちろん、子どもの体格差を考慮する必要はあり、例えば3歳5ヶ月時点の体重が16kgのうちの娘は+1SDの線を見ます。+1SDのまま成長したと仮定すると5歳1ヶ月には20kgに達するかもしれません。それでも5歳1ヶ月。長く使えそうですね。

つむり

5歳の抱っこ魔は正直たいへんなので卒業してほしいところです。でも、地下鉄ホームで小学生が抱っこされているのを見かけたことがあるので、うちもそうなる可能性は多少あるかも。

あ、実際に使う時は抱っこひもの使用可能月齢の上限も確認してくださいね。

3歳までの抱っこひも使用頻度の推移と今後の予想

わが家の3歳までの抱っこひもの使用頻度と、今後の予測を時系列でまとめると以下のようになります。

スクロールできます
年齢主な移動手段抱っこひもの使用頻度
~1歳徒歩&ベビーカーベビーカーと併用でほぼ毎日使用
1歳~1歳半(平日)徒歩
(休日)ベビーカー
(平日)保育園の送迎に朝夕使用
(休日)ベビーカーと併用
1歳半~3歳(平日)自転車
(休日)自転車、ベビーカー
(平日)使用しない
(休日)時々使用
3歳~(平日)自転車
(休日)自転車、徒歩
(平日)使用しない
(休日)時々使用。ベビーカー卒業で使用頻度UP

自分でも意外だったのは、3歳から使用頻度が増えたことです。

3歳でベビーカーの使用可能期間が終わり、本人に歩いてもらう場面が増えたことによります。娘自身も自分の足でお散歩することの楽しみがようやく分かってきて、徒歩じゃなくても三輪車でお散歩に出掛けたいと主張することも増えました。

ただ、娘は出掛けた先で「だっこ~」「ねむた~い」と言って数分で眠ってしまうこともあるスーパー自由人で、歩くようになってもやっぱり抱っこひもは持ち歩かざるを得ない感じ。

3歳以降の抱っこひも使用頻度が上がる背景にはこんな事情があります。体重の増加を考えると、抱っこひもが本当に助けになるのは3歳以降かもしれません……

つむり

16kgの子どもを抱っこして三輪車を運ぶこともあります。ほんま、いつまで抱っこひも使うんでしょうね~

抱っこひもいつまで使うの?の結論

ここまでの結論

  • 耐荷重20kgは6歳2~3ヶ月の子どもの体重に相当
    (※メーカーの定めた使用可能月齢もあわせて考える)
  • ベビーカー卒業後の3歳以降に使う機会が増えることも

わが家はこの点ではうまいこと抱っこひもを選べたと思うので、よかった点や長く使うための対策も紹介します。参考になれば幸いです。

買い換えせず快適に使える抱っこひもの選び方

抱っこひもを選んだ当時の「いつまで使うの?」と、娘が3歳半近い現在の「いつまで使うの?」の意味合いはかなり異なりますが、〈パフォーマンスヴェントス〉を選んだ当時の私は「抱っこひも卒業まで買い換えせず快適に使える」ことを重視していました。

当時は子どもの生態なんてよく分かっておらず、ママチャリに後付けした前座席に不安なく乗せられそうな1歳半~2歳頃までは耐えられることが条件という甘い見積もりではありましたが、当時の私、ほんまにグッジョブ!です😊

長く使えるポイント①耐荷重が20kgとゆとりがある

〈パフォーマンスヴェントス〉を選んでいちばんよかった点は、ここまで書いてきたとおり耐荷重です。

一言で抱っこひもと言っても、耐荷重は製品によってまったく異なるので、購入時は要チェックだとあらためて思います。

例えばうちの娘は3歳半前に体重16kgに達してしまったのですが、これを運べるのは耐荷重が20kgの製品を選んだからこそです。

成長曲線によると、平均的な男児は3歳9ヶ月、女児は4歳0ヶ月で15kgに達します。つまり、耐荷重が15kg程度の製品だと、ベビーカーを卒業して再び抱っこひもの活躍機会が増えてくる3歳代で耐荷重不足になりますし、その時点で買い替えるのも、もったいない気がしますね。

携帯性に優れたコンパクトタイプの抱っこひもは耐荷重が小さいものが多いです。

がっちりしたタイプの抱っこひもでも、中には耐荷重15kg程度の製品があるので、長く使いたいなら購入する直前でも深呼吸してスペックを再確認。これ大切です。

例えば、エルゴベビー〈オムニ360〉には耐荷重15kgのものと20kgのものがあります。クールエアの方が耐荷重が大きいのが謎。製造時期や素材によるものかもしれません。

長く使えるポイント②重量を分散して支える太くて分厚い肩ベルト&腰ベルト

2番目に持ってきてしまいましたが、エルゴベビーの使いやすさのいちばんの理由は、ベビーの重量を分散して支えてくれる太くて分厚い肩ベルトと腰ベルトですよね。どなた様も異論はないと思います。

出産前はゆるく山ガールだった私、腰ベルトの恩恵は身をもって体験済です。

低山であっても、水や食料や着替えなど合計で10kg超の荷物を担ぎます。10kgを超えると、腰ベルトのないリュックでは肩が痛くて涙目になります。その点、腰ベルトがあると荷重が背中全体に分散されて楽。ベルトの太さも重要で、細いベルトよりは太いベルトの方が荷重が一点に集中しないメリットがあります。

本気の登山用リュック、ミレー30L&ホグロフス23L

写真がマザーズリュックの記事の使い回しですいませんが、10kgのベビーとはこれを前抱っこするイメージです。

腰ベルトがない抱っこひもや、ベルトが細くて華奢な抱っこひもは、子どもの体重増加によって買い替えることが明らかだったので選びませんでした。

現在の体重16kgに達した娘を抱っこひもで運ぶと、腰や肩にぐいぐいくる感じがあります。華奢な抱っこひもだとここまで長期間は使えなかったでしょうね。

長く使えるポイント③夏の暑さを軽減するメッシュ仕様

抱っこひも選びで絶対に譲れなかったポイントが夏の暑さ対策でした。

うちの娘は春生まれでして、生後2~3ヶ月の外出が増える時期が真夏に当たりましたし、抱っこひもを1歳半まで使うとなれば2回目の夏も来ます。暑がりで汗かきの私は、とにかく夏の暑さを少しでもマシにしたいという思いでメッシュタイプを選びました。

つむり

結果的に、今年で4回目の夏を……!

それでもやっぱり暑いもんは暑かったので、抱っこひもの背面ポケットに保冷剤を忍ばせたりはしていました。

エルゴベビーパフォーマンスヴェントスの背面ポケットに保冷剤を入れた図
本来はスリーピングフード用のポケットに押し込んでます

メッシュ不使用のエルゴベビー〈オリジナル〉から買い換えた友人に聞くと「ヴェントスに買い換えてマシになった」と言ってたので、多少はマシなのかも。

エルゴベビー〈オリジナル〉は、以前はいちばんスタンダードでよく見かけたこのタイプ。色柄豊富でコラボモデルもあるのがよいですが、見たが暑そう……

冬の寒さは羽織ものでどうにでもなる

メッシュだと冬の寒さが気になる方もいらっしゃるかもしれませんが、大阪の冬の寒さは問題なかったです。上に羽織らせたら何とかなります。

冬の防寒は、エルゴベビー専用の抱っこひもケープ〈ウインター・マルチプルカバー〉を買いました。

確かにエルゴにピッタリサイズだし、ベビーカーのひざ掛けとしても使えるのが便利だったし、0歳から2歳まで3回の冬をこれで越したし、なんならママチャリの前座席の防寒にも使ったので元は取れているはず。

つむり

元を取る自信があれば悪い買い物ではありませんが、専用品じゃなくて安価な抱っこひもケープでも事足りたかも?!今年もママチャリの後ろ座席の防寒に使います

メッシュは乾きも早いので洗濯が頻繁ならば便利

暑さ寒さとはあまり関係ありませんが、ベビーの吐乳やウンチ漏れで抱っこひもの洗濯が頻繁だったわが家では(多いときは2日に1回くらい)メッシュタイプは乾きが速くて助かりました……

私の愛用品〈パフォーマンスヴェントス〉は入手困難になりましたが、現在のエルゴベビーのラインナップには〈クールエア〉というメッシュタイプの製品があります。新生児からインサートなしで使える〈アダプト〉と、さらに前向き抱っこが楽しめる〈オムニ360〉の両シリーズに入ってますよ。

エルゴベビーを3年の長きにわたり使って微妙だったところ

微妙①収納面がイマイチ!携帯時にビローンってなる

エルゴベビーを長く使おうと思った時、どうしても気になるのが使わないときの収納。

エルゴベビーには、赤ちゃんを下ろしたとき、抱っこひもを手早くコンパクトにまとめる機能がないんです。これ本当に謎すぎ。出先で腰に巻いたままでもビローン、家で片付けようとしてもビローン、ほんまこのビローンだけはどうにも片付かない感がすごかった。

エルゴベビーパフォーマンスヴェントスの全体図
この記事中で何回「ビローン」って言ったでしょうか!

これは長く使えば使うほど気になってくると思います。

抱っこひもカバーを使えばビローンは解決する

100均のゴムベルトを巻いたらビローンしないけどダサいし!(しかもゴムベルトをなくす)

100均一のゴムバンドで巻き巻き
もうちょっといい色なかったんかねw

マザーズリュックの下にくっつけるとすきまからビローンするし!(詰め方による)

マザーズリュックの下部にエルゴを収納した図
ベルトはエルゴの中に巻き込んでます

結果、抱っこ紐カバーを使うのがいちばんよかったです。手作りもしてみたけど、やっぱり既製品の方がよくできてました。

抱っこひもカバーに収納したエルゴ

私が使っているのはfamberryというショップのオリジナルのもの。

  1. 赤ちゃんを抱っこひもから降ろし、
  2. 抱っこひもを丸めて穴に押し込み、
  3. 収納済みの抱っこひもを腰の後ろに回す

3ステップでビローンが解決して快適になりました。

1歳を過ぎれば、抱っこひもで子どもを運ぶよりも抱っこひもを携帯する時間の方が長くなるし、そうなるとビローン問題は避けて通れないので、エルゴベビーを長く使うならひとつ持っておいてもいいと思います。

famberryのものは柄がシンプルめで私は好きなんだけど、柄を選びたい人にはルカコの方が柄のラインナップが豊富でいいかもしれません。アニマル柄やリバティプリントなど本当に見てて飽きないラインナップだよね。

専用品にこだわるのであればこういうのもあります↓

微妙②首すわりまでインファントインサートが必須

〈パフォーマンスヴェントス〉は、首すわりまではインファントインサートが必要なのがイマイチです。

つむり

必要なのは新生児期なの長く使うほど関係なくなるけど、これから出産準備する人は気になると思うので書いときますね!(←お節介)

見ての通り、こんなモコモコにベビーを包んで首を支えるんですが、首すわり前の時期がちょうど初夏~真夏に当たったわが家は見た目の暑さにゲンナリして外出する気をなくしました(そもそも出不精)

インファントインサートもメッシュタイプのもの(↓)を購入しましたが、それでもゲンナリしました。

今はインサート不要の〈アダプト〉や〈オムニ360〉がある

今はインサート不要で新生児から使える〈アダプト〉や〈オムニ360〉が主流になってきているので、これからはあまり気にしなくていいのかなとも思います。でも、型落ち/中古/お下がりなど少し古いタイプを狙うならインサートは必要なので念のため。

つむり

耐荷重関係ないところで脱線を繰り返してすみません!そろそろまとめます♡

子どもの抱っこ要求をできるだけ受け入れたいなら抱っこひもの耐荷重と負荷の軽減を重視するのがおすすめ

抱っこひもを長い期間使うつもりなら耐荷重と負荷の軽減は最重要ポイントになります。

また、必ず夏を経験することになるので暑さ対策も重要です。

  • 耐荷重
    耐荷重20kgは平均的な6歳2~3ヶ月児の体重に相当する
    ※使用可能月齢の上限も要確認
  • 負荷の軽減
    荷重が10kgを超えれば太くて分厚い肩ベルト/腰ベルトは必須
  • 暑さ対策:メッシュ仕様だと多少はマシ

産前の私は、1歳半頃まで使えればいいな程度に思っていたんですが、実際は1歳半頃に抱っこひも使用のピークが過ぎた後、3歳を過ぎて再び使用頻度が上がるという現実に直面しております。ここは本当に強調しておきたい。

もちろん子どもがどこまで抱っこ魔になるかは育て方次第というところもありますが、子どもの「だっこ!」にどこまでも応えたいという想いがあるならば、抱っこひもの使用期間は長く見積もるに越したことはありませんよ。

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