こんにちは、つむり(@TsumuRi)です。
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わが家は古い団地暮らしで、キッチン以外は全室和室という環境のため、食事はこたつ兼用の座卓で取っています。
こたつ兼用の座卓の天板(35〜40cm)は乳幼児には高いため、なんらかお尻の下に入れて高さ調整する必要があります。
ところがなかなかちょうど良いものが見つからず、かなり悩みました。座卓以外で食事をする発想がなかったので。そんなわが家のお食事椅子の歴史を簡単に紹介しますね。
乳児時代:大和屋「アーチ木製ローチェア」
テーブルを下ろして使う分には座卓にシンデレラフィットでした。テーブルを収納して使うと座卓の天板に対し座面が高く、娘の脚が窮屈になり引退😭(レビュー)
2歳半~:カトージ「静かなパイプ椅子」
対象年齢3歳まで(目安16kg)。「アーチ」より座面が低く座卓にシンデレラフィット!
3歳以降も使っていたところ、娘が4歳を過ぎてから椅子が悲鳴を上げて引退しました(娘が上でジャンプしたせい😭)
このように2台の子ども用椅子を使った後に迷走が始まるのです……
- 娘のお尻の下にクッションを敷く
→低い上に沈み込むためまっすぐ座れない - 座布団を積み上げて高さ調整する
→最初はちょうどよく座れても座っている間に座布団が崩れる
→食事中に大人が座布団を使えないのが不便すぎる
ありものではうまくいなかったことから、牛乳パックを集めて椅子を製作しようかしらと思いはじめていたのですが、そんなときに運命の出会いを果たしたのがニトリあぐら正座椅子「ダイチ2」でした。
すき間にも収納できるあぐら・正座椅子(ダイチ2)の第一印象
ニトリのこたつ売り場で一目見た瞬間「これ最高…!」と思った座椅子。
まず、こたつの横に無造作に置かれていた時の絶妙な高さに惹かれました。
そして座面の広さ。背もたれやひじ掛けがなくても、娘が落っこちたりはしないだろうという安心感。
「ちょっとこの椅子に腰かけてみて」と言うと、ちょこんと座る娘。やはり絶妙な高さと広い座面の安心感。

奥側がかなり余ってるの分かります?
こたつの展示サンプルの方に座椅子を寄せ、もう一度娘を座らせてみると、姿勢よく腰掛け、こたつの天板にゆったりと腕を載せる娘。なんだこれ絶妙にちょうどいい!
娘のニッコリ顔に背中を押されて値札を見ると、
ダ・イ・チ!!!
何だろうこのジワジワくるネーミング。私を笑わせようとしているのか。
ネーミングがツボにはまったこともあり(そこなの?)、その場で購入決定しました。ほぼ衝動買いです。それくらい気に入ってしまったのです、ダ・イ・チ!
2306円(+税)という絶妙な価格設定もよかった。さすがお値段以上ニトリ。
ダイチ2のよい点をちょっと詳しく
正座椅子ゆえの絶妙なサイズ感

汚れ防止にゴミ袋かけてます😅
ダイチ2に子どもが座るとかなり余裕があります。上の写真で奥側がかなり空いているのが分かるでしょうか。

画像出典:ニトリ
ニトリによればダイチ2の座面の広さは42cm×32cm。これだけ広いとひじかけや背もたれがなくても子どもが落っこちる不安感はありません。
前傾4°の座面は座りやすい
ダイチ2の座面は前傾しています。
この4°の傾きのため背筋が伸びて座りやすい!(個人差あり)というのがニトリの弁。
私が座ってみると前傾していることによる違和感はなく、平らな椅子に座っているのと同じ感覚でした。背筋は心なしか伸びるような伸びないような……正直よく分かりません。
娘の様子を見ると、以前よりはグニャッとしてないので多少は効果があるのかも。
正座椅子ゆえに大人と兼用可
ダイチ2は本来大人が使用する正座椅子なので、娘が使っていないときは私が使うことができます。
実は私、コロナ禍によりしばらく在宅勤務になっていて、自宅にデスクがないため座卓で仕事をしています。その間はダイチ2に座っているので、本当にムダがないと感じています。

足腰のためには本当はデスクを購入したほうが良いのだけどスペースもなく…これで少しはマシになればいいなと思います
背もたれやひじ掛けがないので座りやすく収納にも便利
一般的な子ども椅子と異なり、ダイチ2には背もたれや肘掛けがありません。
豆椅子を使っていた頃、娘は椅子に腰掛けてから椅子を前に出そうとしてうまくいかずよく怒っていました。ダイチ2だと、座卓に対してちょうどよい位置にあらかじめダイチ2を置き、そのまま座れるので、娘が椅子を前に出そうとして怒ることはなくなりました。
また、背もたれや肘掛けがないことで収納面のメリットがあります。
見て、ダイソンより薄い!!!
本体重量は2kgと軽いので移動も楽々ですが、しょっちゅう使う場合はわざわざ隙間に収めるのは効率的ではないので、
実際のところは座卓の下に押し込んでます。背もたれや肘掛けがないからこそできる技ですね😇
ダイチ2の微妙な点をちょっと詳しく
ダイチ2には、子どもの使用には向いていない点がひとつだけあります。
座面が布張りで洗濯不可
ダイチ2の座面は布張りです。
ファスナーはありますが開閉できず、脚が布の上からネジ止めされていて、表地を取り外して洗うことはできません。中綿はポリウレタンで、洗濯には不向きな素材。
3〜4歳の幼児はまだ食べこぼしが多く、汁物をひっくり返すこともあります。また、椅子に座ったまま粗相することもあります。
布張りで洗濯できないダイチ2は汚したら終わる!というわけで、わが家では汚れ防止のカバーをつけています。
布張りの座面は防水素材でカバー

柄は娘チョイス
このカバーはテーブルクロスで作りました。
防水素材のテーブルクロスを座面の形に合わせてカットして…
紐の通し口だけ残して周りを縫って…
紐を通して締めたら完成!
カバーの作り方はぺきこさんのブログを参考にしました↓
http://pekico.blog.jp/archives/1248234.html
ダイチ2用のカバーは端がほつれない素材を使ったので、布端の始末はしてません。また、型取りや装着の際に脚が邪魔になることもなかったので、脚は外してません。なので個人的にはそう手間でもないと感じましたが、それでも縫うのが手間と感じる場合はテープで固定してもいいかも。なんせよ表地がカバーできれば問題ないので。
テーブルクロスはホームセンターやショッピングモールで切り売りされていますし、探せば100均にもあると思います。薄手の方が扱いやすいです。
とりあえずは45Lゴミ袋でカバーしてもいいかも
ちょうどよいカバーが見つかるまではどうしのぐの?については画像でどうぞ↓
私がダイチ2を購入した当日は45Lサイズのゴミ袋をテープで留めてカバーしてました。

購入時に汚れ防止の必要性に気づかなかったんです…これだから衝動買いは……!
ちなみにポリエチレン素材のゴミ袋は上から座るとやや滑りますし、素材の性質的に破れやすいのであくまで応急処置だとは感じました。
破れにくく滑りにくい素材の袋ならもっといいと思います。ショップのビニールは可愛くてよいかも!
お食事椅子を卒業した後の幼児用座椅子として正座用椅子ダイチ2はおすすめ
これまで、幼児用の椅子は子ども家具から選ぶべきだと考えていました。
その方がもちろん、子どもの身体に合っていて安全安心な面はあると思いますし、汚れ対策も考え抜かれています。だけど子ども用の家具はサイズや耐荷重の関係で使用期間が短く、用途が限られるというデメリットがあります。
その点、子どもでもちょうどよく使えるサイズで設計されている大人用家具は、汎用性の点で無駄がなく、また、お値段控えめなのがとてもよいと思いました。
というわけでわが家にはよかったです、ダイチ2。お気に入りになりました😇