派遣社員は時給交渉できる!交渉のタイミングや方法を実体験から説明するよ

派遣社員は時給交渉できる!交渉のタイミングや方法を実体験から説明するよ 派遣社員
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こんにちは、つむり(@TsumuRi)です。
➡初めての方は自己紹介もどうぞ

私が派遣社員として働くようになってから、10年近く経ちます。その間に何回か派遣先を変わり、産休育休を取得後に復帰、時短勤務の派遣ワーママにクラスチェンジしました。

その過程で、何度か時給交渉して時給アップに成功しています。今回は、実体験に基づいて派遣社員の時給交渉について書いてみますね。

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【結論】派遣社員は時給交渉できる

既に書いちゃってますが、

派遣社員は時給交渉で時給を上げられます

ただし、時給交渉にはタイミングがあります。また、事前に時給交渉の材料を揃えて理論武装しておくことが大切というのが実感です。

TsumuRi
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以下で詳しく説明します

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派遣社員が時給交渉できるタイミングを解説

派遣社員が時給交渉できるタイミングは下記のとおりです。

  • 就業前
    • 応募(マッチング)の時点
  • 就業中
    • 業務経験を積んだ
    • 業務量が増えた
    • 業務内容が専門的になった
    • 同一業務の派遣社員の時給が自分より高いことが分かった

これらはすべて私が時給アップに成功した例ですが、意外と多いですよね。

派遣会社・派遣先・派遣社員の三者がwin-win-winになれる時給交渉なら、営業担当者もイヤな顔はしません。

イヤな顔どころか、喜んで提案してくれる場合もあるので、時給交渉できる条件が揃えばトライしてみてください。

就業前/応募(マッチング)時点での時給交渉を解説

派遣会社に登録後、初めて求人に応募する時は値切られる傾向があります。

派遣会社を1社に絞って1社から継続的に就業するつもりなら安売りは厳禁と思います。最初の時給設定が後々まで影響する可能性があります。

TsumuRi
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私の場合、派遣先を変えるときに「今のお時給が〇円なので、次は〇円くらいで交渉しますね」と言われることが多く、最初の時給が低いとずっと影響すると思いました

【交渉より有効】高時給の業界・職種に応募する

時給交渉の話をする前に、求人検索の話をします。

同じ職種の中から比較的時給の高い案件を探して交渉するよりも、時給の高い職種にチャレンジする方が時給が上がりやすいからです。また、同じ職種でも時給が高い業界と低い業界があります。

応募前なら派遣先を選べるので、高時給の業界・職種を狙うことは、ひとつ有効な戦略と言えましょう。

調べ方は、複数の派遣会社の案件を掲載した派遣の求人サイトを順に見るだけです。何件も見ていると高時給の業界・職種が分かると思います。

高時給と自分の興味・関心が両立できる業界・職種が見つかれば最高です。でも、時給のために合わない職種・業界に飛び込むのはおすすめしません。心が折れます。

TsumuRi
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高時給案件は資格や経験で足切りされることが多いので、業務に必要な資格は早めに取っちゃった方がよいですよ。経験は積むしかないけど資格は取れる!

求人に応募して時給を提示されたときが交渉タイミング

それぞれの求人について、派遣会社に問い合わせまたは応募すると、派遣会社が派遣先と交渉する際の時給を提示されます。求人サイト掲載の時給が幅で書かれている場合、この段階でやっと本当の時給が分かります。

派遣の時給は業務内容でほぼ決まりますが、業務内容と合致したスキル・経験があれば高めの時給、逆に、スキル・経験がイマイチだと低めの時給を提示されます。

TsumuRi
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実際、「つむりさんは弊社からは初めてですし、この職種は未経験なのでお時給は@@円で」と、最低額を提示されたことがあります……当時はピュアだったので素直に受け入れましたw

働き方について要望が多いと、トレードオフで低い時給を提示されます。

残業はしたくない、時短勤務がいい……ワークライフバランスを考えると当たり前の要望ですが、派遣先にとっては制約にしかなりませんから、時給を抑えてバランスを取るんでしょうね。

TsumuRi
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育休明けに時短勤務を希望したときは「お時給は現状維持を目指します」と先手を打たれました…

派遣先に売り込む材料にできそうな、業務と合致した経験・スキルがあれば積極的に提示するとよいです。私の経験上、取得しようとしている資格が派遣先のニーズと合っているくらいでも話の糸口にはなりました。やるやる詐欺(※)にならないように努力する必要はありますけどね。

※やるやる詐欺:やると言っておきながら結局やらないままになること(類義語:口だけ番長)。信用が失墜します…

他の派遣会社を当たる手もあります

待遇に納得できなければ、同じ案件を扱っている別の派遣会社を当たる手もあります。複数社を当たって同じ時給を提示される場合は、それが自分の派遣市場価値ということです。

複数社を当たる場合、その間に求人枠が埋まること、2社目以降の方が提示額が低いこと、2社目以降で既に候補者が決まっていて応募できないこともあります。

派遣会社への登録から就業開始までの流れはこちらの記事に書きました。
初めての派遣登録から就業開始までの流れを実体験ベースで解説する

就業中の時給交渉を解説

就業中の時給交渉タイミングは以下の通りです。

  • 業務経験を積んだ
  • 業務量が増えた
  • 業務内容が専門的になった
  • 同一業務の派遣社員の時給が自分より高いことが分かった

業務経験を積んだとき(=節目の時期)

就業開始時に「初めて」を理由に時給を抑えられてしまった場合、業務経験を積めば時給交渉のタイミングがやってきます。

半年や1年も業務をこなせば経験者ですし、日常業務や営業担当者との面談を通じて、派遣先から高い評価を得られていることが分かれば、それを実績として時給交渉します。

この場合の昇給幅はあまり大きくありません。派遣の時給はほぼ業務内容で決まるので、就業開始時と業務内容が同じなら上げる理由はあまりないですからね……。

TsumuRi
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私が就業後1年で初めて時給交渉した時は、業務量が増えていたのに50円も上がらなかった記憶…

業務量が大幅に増えたとき

業務量が大幅に増えたときも時給交渉が可能です。

1日に処理する入力件数が倍増したとか、割り当てられていた業務を効率よく終わらせられるようになって空き時間で別の業務もするようになったとかね。

TsumuRi
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私の初めての時給交渉は、業務に慣れて処理量が増え、空き時間に他の業務を担当することになったことも理由にしています

業務量が増えた場合の昇給幅は、増えた業務が従来の業務と同じだったり、類似した内容なら、あまり大きくなりません。

TsumuRi
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ちなみに、別の業務を依頼されたときは、明らかに契約内の業務だと判断できるもの以外は、営業担当に話を通した方がよいです。後から契約外業務だったことが分かるともめるので……

業務内容が専門的になったとき

より専門的な業務に携わることになったときも、時給交渉が可能です。この場合、派遣先は同じまま職種を変更する感覚に近いかも。

TsumuRi
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私の場合、新しい業務が契約内業務か分からず負担感も大きかったので、営業担当者にマメに相談していたら時給交渉を提案されました!

より専門的な業務に携わることになった場合、時給の上がり幅は大きめ。100円以上も狙えることも。

高時給の職種にチャレンジする方が昇給が早いというのはこういうことです。

同一業務の派遣社員の時給が自分より高いことが分かったとき

同じ職場で同一業務をしている派遣社員の時給が自分より高いことが分かった場合も、時給交渉できます。

TsumuRi
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私の場合、他社から新しい派遣社員が来たことを営業担当者に報告したところ、しばらくして「新しい方の時給と合わせてもらえることになりました」と言われました。時給に差があったら上げてもらえることを知った事件でした…

この件の背景を簡単に説明すると…

派遣社員の時給はほぼ業務内容で決まりますが、相場より高時給で募集をかけることもあります。この場合、同じ職場・職種・業務内容の派遣社員でも、雇い入れ時期によって時給に差ができます。

私の場合、相対的に私の時給が低くなったので、営業担当者が気を回してくれたということですね。

TsumuRi
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ただのラッキーか(笑)

他の派遣社員に時給を聞いてはダメ

念のため書いておくと、他の派遣社員の時給を本人に直接尋ねるのはダメです。トラブルの元なので。

他の派遣社員の時給を積極的に調べる方法は、派遣の求人サイトをウォッチするくらいです。

派遣先で新たに派遣社員を募集することが決まったときは、派遣の求人サイトに掲載されれば大まかな数字が分かりますし、その時給額が自分より高ければ交渉材料にできます。

TsumuRi
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余談ですが、派遣の求人サイトに同一と思しき案件がいつまでも残っていて(または出たり消えたりしながら)、時給だけがジワジワ高額になっていくのを見かけることもあります……派遣の闇……

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派遣社員の時給交渉のポイントを解説

時給交渉の相手は派遣会社(✖派遣先)

派遣社員の時給交渉の相手は派遣会社です。

間違っても派遣先と直接交渉してはいけません。

就業前(マッチング時点)ならコーディネーターと、就業中なら営業担当者と交渉します。

間違っても派遣先と直接交渉してはいけません

TsumuRi
TsumuRi

大事なことなので2度言いましたよ

ここからは、派遣会社に時給交渉を持ちかける前に、準備しておいた方がよいことを書きますね。

準備その①希望の時給を明確にする

希望の時給は明確にした方がよいです。

コーディネーターや営業担当者に聞けば相場を教えてくれますが、提示された相場が自分にとって適切かの判断は自分にしかできません。

私の場合の、判断基準は下記2点です。

  • 自分の生活などに必要な金額に達しているか
    ➡準備:ライフプランやキャリアプランを意識して必要な月収(時給)を計算する
  • 同職種の派遣社員の相場と比べて安すぎないか
    ➡準備:派遣の求人サイトで同じ職種の相場を調べる

派遣会社の言い値に納得できない場合も、自分なりの根拠があればそれに基づき少しは粘れます。派遣会社が少し上げた金額で派遣先と交渉してくれることもありえます。

最終的には派遣先との合意が必要なので、希望額より低い金額でまとまることも普通にあります。意外と高くなる場合もありますけどね。

準備その②時給アップを求める根拠を明確にする

時給を上げるにはそれなりの理由が必要なので、根拠を明確にする必要もあります。

就業前(マッチング時)の時給交渉

この場合、同職種の時給の相場と、自分の経験・スキルが根拠です。

同職種の時給の相場は、派遣の求人サイトで調べられます。特に登録後初めての応募では、相場よりも低い時給を提示されることがあるので要注意。

TsumuRi
TsumuRi

初めてって、お互いにどこまで信用していいか分からないところがありますよね…

経験・スキルは、応募前に棚卸しをして、派遣会社にアピールできる材料を揃えます。業務にマッチした経験・スキルがあれば、時給が高めに設定されるので。

取得予定の資格も、しっかり学習して取得する見込みなら、話の取っ掛かりにはできると思います。

就業後の時給交渉

タイミングの話で書いた通りですが、「経験を積んだ」「業務量が増えた」「専門性の高い業務に変わった」「同一業務の派遣社員の時給が自分よりも高い」ことの具体例を材料に交渉します。

業務量が増えた場合は数字を提示して定量的に説明できるようにした方がよいですが、定性的にしか説明できない業務もあるのでマストではないかなと。

何にせよ客観的な説明は必要です。

準備その③派遣先に求められる人材になる

時給交渉は、派遣会社・派遣先・派遣社員の三者がwin-win-winになる形がベストです。

ほとんどの場合、派遣社員にとって時給交渉はメリットしかありませんし、派遣会社にとってもメリットはあります。派遣社員の時給を上げるときに派遣会社の取り分を増やせば売上が増えますし、デメリットは交渉と事務処理の手間の面くらいでしょう。営業担当者がいけると踏めば時給交渉してくれます。

一方、派遣先は時給交渉は避けたいでしょうね。派遣社員の時給を上げたら固定費が増加するだけですし。

したがって、時給を上げてでも長く働いてほしい人材だと派遣先が感じられる前向きな勤務態度や、たゆまぬスキルアップの努力をあらかじめ示すのもポイントかなと。

これは結局、回り回って自分のためになります。

派遣社員は遅くても抵触日がくれば新しい派遣先を探すことになります。その時、前の派遣先での高い評価と、培った経験・スキル、さらにベースアップした時給があれば、次の派遣先によりよい待遇で就業するための材料になるので😇

準備その④営業担当者との面談は仕込みのチャンス

さて、ここまで読んでくださった方はお察しのことと思いますが、就業中の時給交渉の鍵を握っているのは営業担当者です。

というわけで、営業担当者との面談の際は、勤務状況、派遣先からのリクエスト、スキルアップのための取り組みなど、こまめにシェアするのがよいと思います。

TsumuRi
TsumuRi

私の場合ですが、自分では時給交渉はまだ難しいかな……と思っていたタイミングで、営業担当者の方から時給交渉の提案をしてくれたこともありましたよ😇

「時給が上がらないないなら辞めます」はナシ

個人的な意見ですが、時給交渉の際に「時給が上がらないなら辞めます」と言うのは危険だと思います。

派遣先にあまりよく思われていない場合は渡りに船とばかりに契約終了になる恐れがありますし、派遣会社からしても、足元を見られているようで気分のいいものではないはずなので……

そこまで言わねばならないほどの事情があるのなら、そう言ってしまう前に営業担当者に事情を説明して時給交渉を頼み込んだ上、現在の派遣先で昇給が望めない場合は高時給の派遣先や職種に変わる可能性も込みで相談するのがベターかと。

オブラートに包んでいるだけで、言っていることはほぼ一緒なんですが、足元を見られて脅されるのと、頼りにされるのでは受け止め方がだいぶ違うと思いますので。

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おわりに:派遣社員の時給交渉のポイントをおさらい

毎度ながらに長くなったので、まとめておきますね

  • 派遣社員は時給交渉が可能
  • 時給交渉のタイミング
    • 就業前(マッチング時)
    • 就業中:経験を積んだとき、業務量が増えたとき、業務の専門性が上がったとき、同業務の派遣社員の時給が自分より高いことが分かったとき
  • 時給交渉のポイント
    • 時給交渉の相手は派遣会社(✖派遣先)
    • 時給交渉前にしておくこと
      • 希望額を明確にする
      • 時給アップの根拠を明確にする(実績など)
      • 派遣先が求める人材になる
      • 営業担当者と情報をシェアする

時給交渉にはそれなりにパワーがいりますし、交渉から昇給までに時間がかかることもありますが、トライして損はないと個人的には思っています!

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