こんにちは、つむり(@TsumuRi)です。
➡初めての方は自己紹介もどうぞ
わが家では毎年クリスマスツリータペストリーを飾っています(コレ↓
https://tsumurinote.com/christmas-tree-tapestry/
毎年、気分でオーナメントを増やしているのですが、今年はnunocoto fabricのクリスマスオーナメントキット(さこももみさんデザイン)をお迎えしました。
娘の園グッズを作る程度のお裁縫初心者が実際に作ってみた様子や、nunocoto.comの「お裁縫のいろは」から作り方のコツも交えつつレポしますので、気になっている方はしばしおつきあいくださいね!
nunocoto fabricのさこももみさんデザインクリスマスオーナメントキットが届きました
注文から数日、メール便で届きました。
今回購入したのは2点、さこももみさんデザインのオーナメント8点作れるキットと、大きな星のオーナメントキットの2点。
透明袋入りの素材の雰囲気がとても可愛く、ハンドメイド好きさんへの贈り物にもよさそう。
パッケージ裏面はレシピなので、写真は一部だけ。制作に必要なものが紹介されてます。
nunocoto fabricのさこももみさんデザインクリスマスオーナメントキットのセット内容
セット内容は以下3点
- オーナメント用布 1枚
- キルト芯 1枚
- 作り方レシピ 1枚
プリントは近くで見てもとてもキレイでときめきます。さこももみさんの絵本の挿絵そのままの雰囲気で、イラストがオーナメントの両面分あるのも嬉しい。
イラストの大きさはサンタクロースが9cm×7cmくらい、星が7cm×7cmくらいです。大きめツリーでも映えるかと。
nunocoto fabricの大きな星のオーナメントキットのセット内容
セット内容は以下3点
- オーナメント用布 1枚
- キルト芯 1枚
- 作り方レシピ 1枚
こちらも、オーナメントをツリーに取り付けるための材料(紐やハトメなど)はついていません。
大きな星も、近くで見てもキレイな両面分のプリント。
渋めカラーで落ち着いた雰囲気のクリスマスツリータペストリーにも合わせやすそうです。
nunocoto fabricクリスマスオーナメントキットの作り方
オーナメントはひとつあたり15分で作れます。工程はこれだけ!
- パーツごとにカットする
- パーツを重ね合わせてとめる
- パーツを縫い合わせる
- 返し口をとじる
詳しい作り方はレシピにあります。レシピは作り方だけではなく、きれいに作るコツも図解入りで収録と、初心者も安心と思います。
nunocoto fabricクリスマスオーナメントキットをお裁縫初心者が実際に作ってみたレポ
ここからはお裁縫初心者が実際に作っている様子を画像入りで紹介しますね。
【レシピ外】アイロンを掛ける
オーナメントキットは折りたたまれた状態で届くので、絵柄の部分が折れている場合は軽くアイロンがけして折り筋を伸ばしてあげるのがベターと思います。
大きな星のオーナメントはアイロンなしだと折り筋がけっこう目立ちます(←つまりアイロンなしでやったの……涙)
パーツごとにカットする
まずはパーツごとにざっくりカットします。
いきなり写真を撮るのを忘れていたので、ここの写真はありません(←マテ)
なのでイメージで。
実際縫う位置(絵柄の5mm~1cm外側、好みでOK)から、縫い代の分の余裕を取ってカットする感じです。私はびびりなのでかなり外側でカットしました。キルト芯も同じようにカットしました。
※上の画像は分かりやすいよう絵柄の面に線を引きましたが、縫う時は裏面を見ながらなので、線を引くべきは裏面です。
パーツを重ね合わせてとめる
(この画像は縫いしろを大きく取りすぎています。絵柄から2~3cm外側でカットすれば十分です!)
絵柄は両面あるので、両面の絵柄を中表になるよう重ね、両面の絵柄がぴったり重なるように位置を合わせまち針で留め、さらにその下にキルト芯を重ね、これもまち針で留めます。
縫うラインに待ち針が干渉しないように注意ね(←待ち針が引っかかったの……涙)
【レシピ外】紐をはさむ
オーナメントに紐をつけたかったので、縫い合わせる前にあらかじめ紐を挟みました。
紐は約20cmで、輪にして固結びしてあります。結び玉が縫い線よりも外側になるように位置を決めて、手縫いで2針程度縫って固定するとずれにくいと思います。
太さ1mmのゴールドの紐は、近所の手芸店で昨年買いました。多分これと思う(↓)
【レシピ外】縫い線を書く
ミシンを掛ける際は裏側を見て縫うので、プリントの色が淡い部分は絵柄の境目が分かりにくいです。
私はミシン掛けに自信がないので、絵柄から5mm~1cmの位置にあらかじめ縫い線を書いておき、その通りに縫っていきました。
縫い線がくびれた急カーブになるのは避けた方がいいです。くびれたカーブの位置では、縫い終わって表に返した時に生地が引きつれやすいので。
返し口を残してパーツを縫い合わせる
返し口を除いて縫った画像がこちら。返し口は直線部分にしました。 絵柄から1cm外を狙って縫ってます。
返し口の幅はレシピ通りしっかり取った方がよいです。でないとひっくり返す時にちょっとタイヘンですし、無理やりひっくり返すと生地がゆがむので(←ゆがませた……涙)
余分なぬいしろをカットする
縫い線の2~3mm外側で生地をカットします。
レシピにありますが、くびれたカーブのところは縫い線に垂直に、縫い線を切らない程度にハサミで切れ込みを入れておくと、ひっくり返した時に生地が歪みにくいです。
また、ひっくり返す前に返し口を仮縫いしてアイロンでぬいしろを割っておくと、返し口を閉じやすく仕上がりがキレイです。
詳しくはnunocotoさんのこちらの記事を読んでみてくださいね
https://book.nunocoto.com/sewing_abc/2016092813112/
https://book.nunocoto.com/sewing_abc/2016081512379/
布を返して返し口をとじる
裏返した図がこちら。ぼけぼけっと出ている返し口の布端を中に折り込んで返し口を綴じていきます。ひと手間掛けていればぼけぼけっと出ることはないはず。
綴じ方はオーソドックスなコの字とじです。
詳しくはnunocotoさんのこちらの記事、「コの字まつり」の箇所を見てみてください。
https://book.nunocoto-fabric.com/2914
綴じたら完成です!
【レシピ外】仕上げのステッチを掛ける
レシピの上では返し口を綴じたら完成ですが、私はふんわりしたマスコットよりも見た目かっちりしたマスコットの方が好みなので、仕上げのステッチを掛けて仕上げました。端から2mmくらい。
仕上げのステッチのあるなしで見た目の違いはこの程度です。靴下じゃなくて星ですみません。
仕上げのステッチについてはnunocotoさんのこちらの記事を。
https://book.nunocoto.com/sewing_abc/2016072912359/
ステッチを掛けるときは布端を目印に合わせて縫っていくのが基本です。このオーナメントは生地が小さいので、針の落ちる位置を通常より2mm程度左に寄せ、布端を押さえの中心にあわせる形で調整しました。
nunocoto fabricクリスマスオーナメントキット×トーカイ手芸クリスマスツリータペストリー
完成したオーナメントをツリーに掛けた図がこちら。
布幅146cmのクリスマスツリータペストリーだと、星が若干大きい感じはあります。
また、遠目に白いところが若干目立つ感じはあります。これは絵柄から1cmくらいのところを縫ってあるので、背景に溶け込ませたい場合は縫う位置をもっと絵柄に近くしたらよいかなと思います!
絵柄を拡大するとこんな感じ。見ての通り、色はとてもよくなじんでいます。
飾ってみると思った以上に雰囲気がよかったし、久々に縫物をするのもとても楽しかったので、さこももみさんのイラストが好きな方はもちろん、クリスマスツリータペストリーのオーナメントを迷っている方には是非おすすめしたいキットでした!
組み合わせたタペストリーはこちらです。
クリスマスツリータペストリーの飾り方について
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わが家では毎年、オーナメントを新たに作ったりお迎えしたりして年々ツリーが進化しています。ツリーを育てるのって楽しいですよ。