
実はけっこうハンドメイド派のTsumuRiです。こんにちは!
Twitterでは何度かカスタマイズについて語ってたんですが、最近人気のクリスマスツリータペストリー、ご存じでしょうか?
子どもがクリスマスツリーを見るたびに大はしゃぎするので、今年は買うかどうかさんざん迷ってかなり調べたけど、つい昨日こどもが戸棚に激突して泣いたので、もう少し落ち着きが出るまでは買わないことにした。枝でケガをしても困るし、部屋狭いしね。というわけで、今年もタペストリーツリーです。 pic.twitter.com/PzROb9m56I
— つむり@頭に毬藻が生えている (@TsumuRi) December 1, 2018
大きな布にもみの木がプリントされたもので、場所を取らない上に飾り方によってはとてもオシャレになるのでSNS映えすると注目されてます。
わが家では、2歳の娘も飾りつけられるように「ボタンかけ」にカスタマイズして飾っています。
これ、子どもにとってはかなり楽しいらしく、毎日いろんな飾りをつけたり外したりして遊んでくれてます。
今日はそんなクリスマスツリータペストリーのカスタマイズ方法や遊び方を紹介しますね!
クリスマスツリータペストリーの購入を決めた経緯
わが家がクリスマスツリータペストリーを購入したのは、娘が1歳7ヶ月の2017年のことでした。
子どもが生まれたことで四季折々の行事をしてたくなったのもありますし、なにより当の本人がクリスマスツリーに興味津々だったので、うちにも欲しくなったんです。
小さい子どもにクリスマスツリーは危険
とは言え、聞き分けのない年頃の子どもにはクリスマスツリーはけっこう危険。
- ツリーを押して倒してしまうかもしれない
- 勢い余って枝で目を突くかもしれない
- 電飾のコードをかじるかもしれない
- 飾りを口に詰め込むかもしれない
こんな感じで危険がいっぱいな上、うちは古い団地住まいで部屋が狭い。
そこで、分別がつくまでの間、なにかいいものがないかと探して出会ったのが、クリスマスツリータペストリーだったというわけです。
サイズは146cm×90cm、生地はオックスフォード地(綿100%)です。これは子どもの手提げ袋や靴袋を手作りするときにも使う割と厚手の生地で、ハンドメイド初心者でも扱いやすいものです。
これ以外にも蓄光タイプのミニサイズや、電飾つきのセット、PVCなど、綿以外の素材のもの等々いろいろあるみたいですが、わたしはコスパ重視でトーカイ製のウッド柄パネルを選びました!
クリスマスツリータペストリーのここが好き!
わたしはクリスマスツリータペストリーとっても気に入ってます。なんせ、
- 子どもにとって危険が少ない
- 場所を取らない
- 普通のクリスマスツリーより安い
- カスタマイズ次第で子どもと遊べる(くるみボタンいっぱいつけました)
特に、④の子どもと遊ぶためのカスタマイズはほんとうにおすすめです。
もちろん手間はそれなりにかかりますが、子どもにとっては季節限定のおもちゃにもなるし、遊ぶたびに表情が変わるクリスマスツリーを眺めるのが楽しい。
飾りをぶら下げるためのくるみボタンの色は背景に合わせたので、飾りを全部外すと落ち着いた雰囲気のヌードツリーとしても飾れます。
クリスマスツリータペストリーのカスタマイズ
というわけで、ここからは子どもと遊べるカスタマイズ方法を紹介します。
- 布地の端を処理する
- 壁に飾るための加工をする
- くるみボタンをたくさん縫いつける
カスタマイズはざっくり3ステップ。
おうちの環境や価値観よっては不要なステップもあると思いますし、他のやり方もあるとは思います。わが家流ですいません。
布地の端を処理する
私が購入したものは上下は布地の耳(ほつれない)、左右は切りっぱなしの状態で届きました。
というわけで、左右はほつれ防止のため三つ折り縫い(2回折り返してミシンで縫う)をしました。
折り返し幅はだいたい1cmくらい。上のリンク先にも書いてますが、アイロン定規があると布に線を引かなくても正確に折り返せるので楽ですよ。園グッズ手作り派にはおすすめです。
上下は布の耳でほつれないのでそのままにしましたが(←省エネ)、縫ってあげた方が仕上がりはきれいです!
棒を通すための紐をつける
布の上側には、綿素材の綾テープを適当な長さに切ったものを5本ほど等間隔に縫いつけて棒を通せるようにしました。
ちなみに棒は100均の突っ張り棒です(←ドケチ)
これまた省エネ感漂ってますが、一応理由があるんです。
タペストリーの飾り方って?
布地の端を処理した後のタペストリーの飾り方は大まかに以下の2通りなんですが、
- 両面テープやマグネットで壁に貼る
- 上に棒を通して吊るす
壁に両面テープを貼ると娘が遊んだときに剥がれるような気がしたので、上側は棒をつけて吊るすことにしました。そして、棒のつけ方も何通りもあるんですが、
- 布地の上端に紐をつけて棒を通す(←採用)
- 布地の上端を折り返し、輪状になるよう縫って棒を通す
- タペストリーキットを使って棒をつける(上下)
古い団地であるわが家の長押には適当にフックをねじ込んであるんですが、フックの位置を変えずに棒を掛けたかったんですよね。写真の通り、棒がむき出しになっているとフックの間隔を気にせずに棒を引っかけられて便利なんですよ。

1歳の去年も2歳の今年も、娘がグイグイ引っぱるので、この吊るし方で大正解でした。さらに、これだと棒の代わりにカーテンの留め具を使ってカーテンレールにかけることもできるんですねー
ただ、仕上がりがきれいなのは断然②と③。特に③のタペストリーキットはきっと仕上がり素敵だろうなと思います。が、娘が棒をイタズラして危ないような気がしてならないのでやめました。
布地の下側は加工なしです
一般的なタペストリーは布地の下側にも棒がついていますし、クリスマスツリータペストリーも、②の要領で下の布端を折り返して縫って棒を通した方が、棒の重さで布地がピンと伸びるので見た目キレイだと思います。
でも娘が棒をイタズラして危ないような気がしてならないので、加工しませんでした。
飾りをつけるためのくるみボタンをたくさん縫い付ける
さてここからが子どもと遊ぶためのカスタマイズの本番なんですが、ツリーにボタンをたくさんつけるというアイデアは既製品のボタンかけクリスマスツリーから拝借しました。えへ。
くるみボタンはダイソーの22mm
くるみボタンはダイソーの22mmのくるみボタンキットを使いました。
キットは押し具つきの15個入り(上)と、補充用の20個入り(下)があります。接着剤不要で、布をキット付属の型紙に合わせて切って押し込んで作ります。
ちなみに2018年12月現在、ダイソーの22mm押し具つきは品薄だそうです……。
キャンドゥにもキットがありますが、接着剤を使うタイプでした。これも好みですねー。
くるみボタンは背景に紛れるように白と黒
くるみボタンに使う布は、飾りを外したときに目立たないように、白色と黒色を用意しました。黒色の方はクリスマスを意識して、黒地に金色の星柄が入ったものを選びました。
作ったくるみボタンの個数は白10個、黒25個ですが、これもお好みですね。
白色は布地の白い部分に、黒色はもみの木プリントの黒色の部分に紛れるように縫いつけました。白色には将来的に電飾やモールをかける予定です。
飾りを全部外すと落ち着いた雰囲気のヌードツリーにもなるので、飾りつきのツリーに飽きた後も楽しめそうなのがミソだと思ってます。

去年は黒色だけ15個つけたんですが、今年になって娘が「かけるところない!」と怒ったのと、夫が「雪みたいなのほしくない?」とか言いはじめたので、白10個+黒10個を追加しました!
クリスマスツリータペストリーは楽しい!
大人にとっては、
- 普通にクリスマスらしい飾りを吊るす
- たまには飾りを全部取っ払ってヌードツリーとして楽しむ
という、普通に季節のインテリアですが……
子どもは工夫次第で自由に遊べる
大人にとってはインテリアでも、娘にとっては好き放題できるおもちゃになってるようで(狙い通り!)
- クリスマスの飾りじゃないおもちゃを吊るしたり
- タペストリーの後ろに入り込んで隠れたり
- タペストリーをバサバサ振って飾りが飛び散るのを楽しんだり(ヤメテー!)
と、日々違う遊びを楽しんでいます。
毎日クリスマスツリーの様子が変わるので、親としてはかなりおもしろいです。
飾りつけは「安全で可愛い」が基準
子どもが遊ぶものなので、わが家はとにかく安全で可愛いものを基準にして飾ってます。
タペストリーの素材が綿100%の布なので、布、フェルト、毛糸などの小物はほんとうによく合います。赤ちゃん時代のおもちゃや靴下を吊るしても可愛いかな?と思うんですが、靴下どこ行ったのかしら?(←しまいこんだ)
子どもの遊び方が思っていたより乱暴なので、子どもが触ったときに危険がある飾りや、落下したときに割れる飾りは避けてます。
今のところは娘がしょっちゅうおもちゃをぶら下げてるので仕上がりはあんな感じですが、これから何年かかけてツリーを育てていけたらいいなと思ってます。
もう少し大きくなったら、飾りを一緒に作るという楽しみもあると思うんですよね。
フェルトマスコットは手作りもOK
2019年のクリスマス、ディズニープリンセスにハマった娘を喜ばせてあげたくて、ディズニーKIDEAのフェルトマスコットを作ってます😇
布製のタペストリー×フェルトマスコットなので、やっぱりすごく相性がよかったです。
縫い方もそう複雑ではないので、初心者でもクリスマス間に合うかなと思います。お試しください!

手軽なオーナメントキットもよき
2020年のクリスマスはオーナメントキットで布製の飾りを増やしてあげる予定です。
このオーナメントキットは絵本「ゆっくとすっく」シリーズでおなじみ、さこももみさんデザインのもの。マスコット作成に必要な材料はひととおり揃っていて、レシピもとっても詳しいので縫い物初心者さんでも安心かと!(多分フェルトマスコットより時短…)
私もこれから縫いまーす😇

クリスマスのインテリア兼おもちゃとしておすすめ
というわけで、小さいお子さんのいるおうちはボタンかけカスタマイズけっこう楽しめると思います。
一度にボタンをつけるのも大変なので、試しに下の方にいくつかつけてみるといいんじゃないかなあ。
とりあえずはプチカスタマイズからお試しください。
カスタマイズ済のクリスマスツリータペストリーも発売中(2019年11月追記)
この記事を書いてから1年……なんと2019年になると、カスタマイズ済のクリスマスツリータペストリーも販売されていることが分かりました!
何種類か出てますが、透明のボタンがついているものとか↓
以前からありますが電飾がセットになってるものとか↓
まあ色々あります。
ボタンをつけるのにもそれなり材料費が掛かりましたし(数百円)作業の手間もあったので、差額がこの程度ならカスタマイズ済みのものも全然ありかなと思います!
でもボタンの種類や位置にこだわっちゃって既製品に納得できない人や、ツリーの枝ぶりにとことんこだわりたい人には、自力でのカスタマイズをおすすめします😇