娘が生まれてから、クリスマスツリータペストリーを飾るようになりました。綿100%のオックス地に渋めのクリスマスツリーの絵柄がプリントされたもので、わが家ではくるみボタンをたくさんつけて、飾りを吊るせるようにカスタマイズしています。
https://tsumurinote.com/christmas-tree-tapestry/
ツリーを出してきて壁にかけるだけでなんとなくサマになるのでお気に入りなのですが、問題はオーナメント。なかなか気に入ったものを見つけるのが難しく、あってもちょっと高いということもあり、子どものおもちゃなどテキトウなものを吊るしてお茶を濁していたんですが、今年は見つけてしまいました……!
DISNEY KIDEA のフェルトマスコット!
……の、作り方レシピ。
娘に見せたところ、
かわいい!プリンセスほしい!
だそうで。クリスマスに間に合わせるべく、10月下旬からちまちま作り始めています~
DISNEY KIDEAとフェルトマスコットレシピ本の紹介
ディズニーキャラクターを模した木製つみ木DISNEY KIDEAの話
ちなみに、DISNEY KIDEAとはバンダイが製造販売しているディズニーキャラクターを模した木製のつみ木のこと。
ミッキー&フレンズだけではなく、様々な作品の登場人物(悪い魔女まで!)をラインナップとして取り揃えている上、カラーリングやサイズ感にもこだわっているので、ディズニー好きの娘のつみ木遊びが捗りそうだな~と、前々から目をつけているおもちゃなんです。
>詳しくはブロガー喫茶ぽてこの「すべらない出産祝い選手権⑤:ディズニーの積み木KIDEA」で。
…が、まだわが家にお迎えはしてません。
というのは、私自身は娘が2歳の頃にミニーちゃんを好きになったのをきっかけで意識しているニワカだからです(笑)そしてわが家にはレゴのミニーとデイジーもいるので、ミッキー&フレンズのKIDEAだと似たようなものがかぶってちょっと困るという思いも……
でも娘が3歳になりプリンセスにはまったので、娘がKIDEAの存在に気づくようならプリンセスをお迎えしていいかも!でもな~迷うな~みたいな感じ。
ちなみに私はプリンセスより悪い魔女(マレフィセント)が欲しいですけどね!アンジェリーナ・ジョリーのマレフィセントカッコいいもんね!(←何年か前に映画を見てドはまりした)
そんなタイミングでKIDEAをリアルに再現したレシピを見つけてしまったら……そりゃ作りますよね。
作りますよね!?
……作るよね!?
作る。
レシピ本「ディズニーKIDEAフェルトマスコット」とはこんな本
レシピ本の「ディズニーKIDEAフェルトマスコット」は、KIDEAを忠実に模したフェルトマスコットのレシピを26種類も掲載した本です。
サイズ感も再現していて、チップ&デールやピグレットはちゃんと小さいんですよ。KIDEAのこだわりを踏襲してますね!
娘が「ほしい!」といったプリンセスはアリエルのみ収録しています。娘はアリスも欲しいと言ってますが、アリスはプリンセスではないよねぇ……。第2弾とか出ないかなあ
本の著者は佐々木公子さんで、この本の他にもディズニやサンリオキャラクターのフェルトマスコットやビーズマスコットの著作が多数ある方です。ツムツムも可愛いってか、プリンセス全員いるじゃん……orz
型紙は各ページに原寸大で掲載されており、トレーシングペーパーなどに写しとって利用します。
巻末にはフェルトマスコットづくりの基礎を掲載しており初心者も安心。
マスコットの縫い方は、ごく基本的な巻きかがり・たてまつり・フライステッチ・チェーンステッチ・バックステッチ・ストレートステッチの6種類だけなので、フェルトマスコットづくりが初めてでも作ること自体はそう難しくないと思います。
「ディズニーKIDEAフェルトマスコット」を作ってみた感想
Twitterでも書いたとおり、10月の下旬からちまちま作っております。
練習も兼ねてミッキーを作ってみたら、表情のバランスを再現するのが案外難しかったですw
以下、実際に作ってみて感じたことのメモ書きです。
材料や道具は100均でもOK
フェルトマスコットの材料は、フェルト・ししゅう糸・手芸わた・必要に応じてビーズ(鼻に使用)くらいです。
他に必要な道具は、針、裁ちばさみ、チャコペン、トレーシングペーパー(型紙をコピーして切る場合は不要)、マスキングテープ。
たいていのものは100均で揃えることが可能です。
再現性を求めるなら手芸店のフェルトがよい
レシピの各ページにはフェルトやししゅう糸のメーカーと色番号の指定があるので、再現性を求めるなら最低限フェルトだけでも手芸店で購入した方がよいとは思います。
単純に見えて意外と色数が多いので、何種類も作ろうと思うとフェルト代はかさみますけどね。
本の指定は「フェルトミニー」ですが、うちの近くの手芸店では必要なカラーがそろわなかったので、足りない分を楽天のAZ-netさんで頼みました。最安値ではありませんが定価よりは安く、なにより色数が豊富だったのが決め手です。
糸についても、こだわるなら指定のコスモししゅう糸を使うのがベターですが、私は100均(ダイソー)の複数色が1パックに入ったししゅう糸と、ミシンを買ってきたときについてきた手縫い糸のセットをてきとうに使いました。
原則1本どり、指定のある場合だけ2本どりなので、手持ちがあればまかなえます。
糸のセットはひとつ持っているとボタン付けなどにも便利です。うちのは12色セットなので、なくなったらもっと色数豊富なのが欲しいな~
縫うことよりもフェルトを裁断するのが手間
表情などのバランスを取るのは難しいとは言え、縫う作業自体はそれほど難しくないので、感覚的には型紙をフェルトに写して裁断する方が手間でした。
写すときに線がズレるのも嫌だったので、コピーした型紙をマスキングテープでフェルトにベタっと貼りつけて紙ごと切り抜きました(本来なら小さいパーツを切り抜く時の方法です)
また、顔の目鼻やミッキーの胸の白いボタンなど、丸くて小さいパーツを紙ごと切り抜くときにカクカクしちゃったので、型紙を外してから微妙に角を落とすなどの微調整が必要だと感じました。
キレイな丸にするかどうかで仕上がりが大きく異なるので、微調整が最重要ポイントかもしれません。
だってこれミッキーの目鼻やボタンがちゃんと丸くないのが似なかった元凶だと思うもん↓
ま、ミニーなんてリボンと服の模様で白の丸が15個もあるので、微調整するにしても一筋縄ではいかない感じですね……(遠い目)
他の注意点としては、ミッキーの耳の付け根などフェルトの輪郭が大きく変わる部分は綿を詰めたときに縫い目が広がりやすいのでキツメに留めておくなりした方がいいのかなと思いました。
すきま時間を活用すれば意外と作業できる
型紙を写したりフェルトを裁断する作業こそまとまった時間が必要ですが、マスコット自体がそれなりに小さいので、縫う作業はすきま時間を活用すれば意外と進みますね。
わが家は夕食後からお風呂に入るまでの20~30分間、3歳娘がYouTubeで「えいごのあかちゃん」を見るので、その時間にちょこちょこ縫って作ってます。
娘は裁縫箱に興味はあるみたいですが、言い聞かせれば針やハサミには触らないので、起きている間でも作業はできますが、触っちゃうタイプだと寝静まった後じゃないと難しいかも……
仕上がりはけっこうかわいいですし、クリスマスの飾りつけにもよいと思うので、KIDEAの雰囲気が好きな人にはおすすめです。
クリスマスツリーに下げるとこんな感じの仕上がりです❤️