こんにちは、つむり @TsumuRi です。
ベネッセの英語コンサート2019夏公演に3歳の娘を連れて行ってきました。
まったく予備知識を入れずに行ったもので、楽しいと感じるところがあったり、思ってたんと違う!と感じるところもあったり。
本記事では、子どもの英語教育にそれなりに興味のある、英語と日本語の間で仕事をする母の視点から、そのあたりの感想をストレートにぶっちゃけてみようと思いますので、お楽しみに。
ベネッセの英語コンサートとは
「ベネッセの英語コンサート」は、赤ちゃんから大学受験までの通信教育でおなじみの「ベネッセ」が、夏と冬の2回公演する乳幼児向けの英語コンサートです。
英語コンサートと言うと苦手な方は敷居が高そうと感じるかもしれませんが、そもそもの内容が子ども向けですし、英語のセリフの後に日本語で説明が入るので、英語が苦手でも問題なく楽しめます。
しまじろうのわお!でかかる曲の英語版やマザーグースが上演されるので耳なじみはあると思いますよ。
公式サイトで予習もできるので、心配ならばお子さまと一緒にどうぞ。
ベネッセの英語コンサートに登場するキャラクターは?
登場するのは
- しまじろう
- Mimi(Worldwide Kidsのメインキャラクターのひとり)
- Beepy(こどもちゃれんじEnglishのキャラクター)
- Andyさん
- Nancyさん
BeepyはEテレの〈うーたん〉スタイルで登場、途中でいなくなって車に変身して戻ってきました(笑)
AndyさんとNancyさんはこどもちゃれんじEnglishには出てこない人じゃないかな?公演の時期によってはこどもちゃれんじEnglishのメインキャラクターのKikoさんが登場することもあるみたいです。
2019冬の東京会場とかね。会いたかったなKikoさん!
登場キャラを並べるとベネッセの会員向けっぽく見えますが、非会員でも申し込みできます。
なお、ベネッセ会員は申し込み期間やチケット代金など少し優遇されています。
ベネッセの英語コンサートの申込期間やチケット代金は?
申込期間は種別ごとに3段階。
- 英語会員先行申込(抽選):こどもちゃれんじEnglish、Worldwide Kids、Be Studio会員のみ
- ベネッセ会員先行申込(抽選):英語会員+こどもちゃれんじ会員
- 一般申込(先着順):会員+非会員
絶対に見たいなら英語会員先行申込から順に申し込んでいくのがよいかと。わが家も今回は英語会員先行で申し込みました。
チケット代金は3歳から必要です(3歳未満は膝上鑑賞なら無料)
英語会員とこどもちゃれんじ会員はどの種別で申し込んでも会員価格が適用されて2880円、非会員は一般価格3120円です。割引率は10%くらいですね(2019年8月現在、消費税8%込)。
2019夏は英語会員先行で申し込みました
英語会員先行申込は公演の4ヶ月前から始まり、当選後のキャンセル不可なので、急に予定が変わったらどうしようとか思いながら申し込みました。
先行申込はローソンチケット経由。Pontaカードがあると個人情報の入力が省けるので楽だと思います。
私は持ってなかったので手入力しました。
当選したのは1階席のど真ん中で、ステージがとても見やすかったです。英語会員先行すごいわ
8/25(日)大阪公演@豊中市立文化芸術センター
8/25(日)の大阪公演(豊中市立文化芸術センター)の16時からの回を見ました。写真撮影OKな特別ダンスステージのある回です。
豊中市立文化芸術センターは阪急電車の曽根駅から300m程度で、道案内の標識もあるので迷うことはないと思います。
曽根駅に特急が止まらない点だけは注意してください。特急に乗っちゃったら豊中から折り返しです。
曽根駅前に6階建てのダイエーがあるので、何か忘れ物があってもそうそう困らないと思いますよ。
ベネッセの英語コンサート開演前の会場の様子
会場に到着したのは開演20分前の15時40分頃。
すでに行列ができているなあと思っていたら、ポスターの前で記念撮影したい人の列でした。
入場前にベビーカーの預り所があります。建物内なので雨が当たる心配はなし。
入場時に当日のプログラムと公演中に使う紙製タンバリンの入った透明の袋をもらいました。人数分あるのでちょっとかさばる。当日のグッズ販売情報、こどもちゃれんじEnglish、Worldwide Kids、Be Studio、冬公演のチラシなど入ってました。
入場してすぐにグッズ販売のブースがあります。その奥の外国人スタッフとのふれあいコーナーはめちゃくちゃ混雑してました。子どもたちの熱気よ!英語熱の高いご家庭は早く来るんだと思います。
うちは1回だけ「Heads, shoulders, knees and toes」の手遊びをしてもらい、Good Jobシールをもらいました。
ふれあいコーナーの真ん中くらいにWorldwide Kidsのブースがあって、教材を少しだけ触れました。会場でアンケートに答えると資料と一緒に英語ポスターがもらえるので、普通に資料請求するよりもお得かもしれません。
赤ちゃんのおむつ換えは、入場後1階のいちばん奥に衝立で仕切られたスペースがありましたよ。
位置関係はざっくりこんな感じだったような……記憶違いがあったらすみません。ともかく乳幼児連れでも安心できる感じでしたね
ベネッセの英語コンサート公演中の様子
座席は1階席の前列ど真ん中だったのでステージがとてもよく見えました。もちろん娘も大喜び。
あらためて英語会員先行申込すごいわ。
公演の幕が上がり、しまじろうたちがステージから登場すると思いきや、意外と後ろの方から走ってきました。子どもたち大喜びです。そうですよね、あのしまじろうが間近で見られるんだもの。客席の間を走り回るファンサービスタイムもあるので、特等席は実は通路側だと思います。
公演のストーリー
ストーリーは、しまじろうたちがサマーフェスティバルにやってきたところから始まります。
このように、サマーフェスティバルの各種のイベントを楽しみつつ、ブタが逃げたりカラスにタンバリンを盗まれたりなどのハプニングもありつつ、最後にはスペシャルな衣装に着替えてサマーフェスティバルのコンサートに出演するというものでした。
公演中のアクティビティ
ステージは子どもが飽きずに最後まで見られる工夫がいっぱいでした。
配られたタンバリンを使って一緒に手遊びしたり、しまじろうたちの出してくれるクイズに答えたり……。
最初に書いたとおり、わりと日本語でしゃべるので大人は余裕だと思います。曲も有名なものが多くて、娘も私も時々口ずさんでました。でも知っている歌詞とちょっと違うと思うところはあったかなあ。簡単アレンジされてたような。
客席の照明が明るくてよかった
客席の照明は割と明るく、暗闇と大きい音が苦手なうちの娘も楽しみながら見られました。途中照明が暗めになったシーンは少し怖がっていましたが、幼児向けコンサートは幼児の性質に配慮されていると感じました。ありがたい。
そういえば、Andyさんがパンフレットとは違う人だと思ったのは気のせいでしょうか。
パンフレットのAndyさんは細マッチョ体型ですが、公演のAndyさんはもうちょっとごりっとしていた気がするんですよね。
やっぱり骨格からして違うと思うねんな。でも公演のアンディさん好きw
ベネッセの英語コンサート休憩中の様子
コンサートホール内は飲食禁止です。
娘に水分を取らせるためにロビーに出たところ、外国人スタッフとのふれあいコーナーは積極的な子どもたちの熱気ですごいことになっていました。
ビビりの娘は完全にひいてまして、水分を取ったらすぐに「しまちゃん見るの!」と言ってキレながらホールに戻りました(笑)
というわけで、ふれあいコーナー重視の場合は休憩中よりも公演前の方がいいと思います。会場へは早めに入りましょう。
ベネッセの英語コンサート特別ダンスステージの様子
今回、せっかくだからと写真撮影OKな特別ダンスステージのある回に申し込みました。
個人的には通常のプログラムよりも、特別ダンスステージの方が音楽がギュッと詰まっていてよかったように思います。大人の感覚ですけどね。〈しまじろうのわお!〉やこどもちゃれんじの教材DVDにも収録されているアップテンポな曲の英語版だったんですが、えっこれ英語になったらこんな歌詞になるの?みたいな驚きもあったり。
娘も曲のテンションのおかげか、かなりノリノリで飛び跳ねてました。
ただ、娘も私もちゃんと歌詞を覚えてないので一緒に歌えないのが残念な感じでした。覚えるべきなのか。ぐぬぬ。
当日のお土産として、17曲入りのCDと絵本が販売されていたのを買ってきたらよかったかな~。9月末まではWebサイトで買えると思ってのんきに構えてましたw 在庫がある場合はAmazonのしまじろうストアでも販売されるようです。
初めてベネッセの英語コンサートを鑑賞した感想
このコンサートは正直、親が何を期待しているかによって、評価がまっぷたつに分かれるやつだと思います。
私としては、
- 英語学習を目的とするなら物足りない
- 幼児向けコンサートと考えるならとっても楽しい
……って感じでした。
英語学習を目的とするなら物足りない
英語の学習機会として参加するなら、正直物足りない感はかなりあります。特にアウトプット重視の場合。
ステージは歌こそ英語の歌ですし、キャストも英語を話しますが、英語でしゃべった直後にほぼ完全に日本語に訳してくれるので英語漬け感はまったくありません。客席の子どもたちにクイズを出す場面もありますが、単語で答えればOKの超簡単なものです。
うちはまだアウトプットまではいかない段階なので、基本的に日本語で叫んで応答してました。なのにpigだけ英語なのはどうしてだとちょっと理解に苦しむw
英語学習の機会として見に行く場合は、幼児向けコンサートの歌の部分を英語にした程度のレベル感というか、まさにこどもちゃれんじEnglishのDVDの感じをイメージしておいた方がガッカリしなくてよいと思いました。
休憩時間のネイティブスタッフとのふれあいタイムも、簡単な手遊びや定型文のやり取りが中心のようで、けっこう喋れる子たちは物足りないかなという印象です。うちの娘は手遊びを覚えたレベルなので十分だけど(笑)
それでもやる気のある子たちの勢いがものすごいので、娘はビビってましたw
以前、こどもちゃれんじEnglishを始めた時にも書いたことがあるんですが、しまじろうってやっぱり入口なんだと思います。
何にも知らない真っ白な子どもが触れてもそれなりに楽しめて、ある程度のところまでは伴走してくれる。けれど、子どもがしまじろうのずっと先まで進んでしまったらそこでバイバイ。子どもにとってのしまじろうってそんな存在だと思うし、この英語コンサートのレベル感もそうでした。
なので、学習目的なら、「ディズニーの英語システム」やWorldwide Kidsなど、定期的にワークショップを開催している英語教材の正規会員になっている場合は、そちらのワークショップに参加する方が費用対効果は高いのではないかと思います。
そうでない場合は親子で参加できる英語イベントを探すことになりますが、単発で参加できるものはあまりないという実情があります。
ベネッセ系列だとBe Studioが会員以外も参加できるイベントを時々やってるようですが、親子ペアで参加できるのは3歳までっぽいし。
う~ん、なんだか急にWorldwide Kidsが魅力を増してきた気がしますw
幼児向けコンサートと考えるならとっても楽しい
幼児向けコンサートの歌の部分が英語になったくらいのレベル感と書きましたが、幼児向けコンサートとしてはよかったと思います。歌やダンスはおなじみのものばかりだし、話の展開は分かりやすいし、時々客席の子どもたちを巻き込んでくれるし。
しまじろうやMimiちゃんが客席の間を抜けて登場した時、娘の目が大きく見開いていく様子と言ったらなかったし、Beepyが車に変身した時は一緒に魔法の呪文(←だよね?)を唱えていたし、途中の歌やダンスは積極的に踊って参加していたし、途中照明が暗めになったシーンは怖かったらしく「帰る……」という場面もありましたが、アンコール後に「しまじろうもっと出てこないの?」と言っていたあたり、娘は本当に楽しめたんだと思います。
というわけで、娘がまた「いきたい!」と言ったら、また連れて行こうと思っているわが家です。
ただ、この頃、本人が「おかあさんといっしょ」のファミリーコンサートに行きたいとか言ってるので、そっちを申し込んでみて結果を見てからかなあと。ベネッセの英語コンサートの冬公演もおかあさんといっしょの大阪公演もクリスマス時期なので、2つ同時は多い気が。英語会員先行予約枠を使わない場合、今回ほどよい席は取れないだろうし、正直テンション下がるとこはあるんですが。
2019冬公演の申し込みもすでに始まってますよ~