この頃、わが家のおうち英語についてちょっと思うところがあり、考え込んでいた私……
そんな折、Worldwide Kidsの英語たいけんイベントのハガキが届いたので、3歳の娘を連れてちょっと行ってきました。
この記事では大阪会場の当日の様子や、体験して改めて考えたこと、そして体験後の激しい後悔などをお伝えできればと思います!
Worldwide Kidsの英語たいけんイベントとは
この英語たいけんイベントは、Benesseの英語教材Worldwide Kids(以下、WWK)の教材を丸ごと体験するためのイベントです。
WWKについてざっくり概要だけ書きますと、オールイングリッシュの「幼児向けハイレベル英語教材(←ベネッセの自称)で、受講対象は0歳~就学前児。教材全体で触れられる語彙は6000語、終了後のレベル感としてはネイティブスピーカーの同年代の子どもと意思疎通ができるようになる程度です。詳細はWWKの身につく理由で確認できます。
英語たいけんイベントは、子どもにとってはWWKの体験版DVDでおなじみになったMimiちゃんと一緒に遊べる機会、大人にとっては全Stageの教材の分量や特徴を確認し、分かりにくい点や不安な点をアドバイザーさんに直接聞ける機会ですね。
イベントに参加したからといってその場で契約する義務はありませんが、会場で入会した場合はイベント限定の入会特典があります。
私が参加した2019年7月の大阪会場では、WWKグッズ+ポータブルDVDプレイヤーが入会特典になっていて、びっくりしました!
WWK英語たいけんイベント当日の様子@大阪会場
開場はイベント開始の30分前
開場はイベント開始の30分前。受付で簡単なアンケートを記入し、個別相談の番号札をもらったら、イベント前の待ち時間を利用して教材の内容を確認できます。
会場の端にStage 0からStage 6までの教材がずらっと展示されているだけではなく、子どもが遊びやすい高さのテーブルにおもちゃと絵本が並べられており、自由に手に取って遊ぶことができます。
2019年4月のリニューアルで加わったフォニックス教材も、もちろん体験可能です。
会場到着がギリギリになってしまったので、残念ながらひとつひとつじっくり教材を見る時間がなく、駆け足で見る感じになってしまいました。もったいないことをした~。そして写真撮影OKだったのにいろいろ撮り損ねました……
Mimiちゃんと手遊びやダンスを楽しむ
イベント開始が近づくと、会場に広げられていたおもちゃと絵本のテーブルが片付けられ、タンバリンが配られました。
イベントが始まるとMimiちゃん登場。前から来るかと思ったら会場の後ろの方から参加者の間を抜けて愛想を振りまくファンサービスもアリ。
うちの子は大きい着ぐるみが苦手でビビってましたけどね……
イベントの手遊びやダンスはWWKの体験版DVDに収録されているものが中心。
途中で絵本「BROOM ZOOM CHOO WOO」が配布され、読み聞かせ音声に合わせて絵本のページをめくる時間もありました(※絵本はイベント後に回収されます)
年齢層は0歳児~3歳児くらいまでで、1歳以上(多分)の子どもたちは音楽に合わせて身体をよく動かしていました。事前に体験版DVDをしっかり見ておくとすごく楽しめると思いますよ。見てなくても子どもは柔軟なので、大丈夫だと思うけど。あ、ショーの間だけは撮影NGです
Mimiちゃんが参加者みんなにバイバイタッチしてから、英語堪能なスタッフさんが登場。
教材の全体的な説明と、イベント入会特典の説明がありました。これが5~10分程度。イベントはこれでおしまいで、あとは個別相談タイムです。
アドバイザーさんへの個別相談
個別相談タイムは会場への到着順です。受付時に配られた番号札で呼ばれます。
アドバイザーさんもWWKユーザーで、WWKの教材を使った子どもの関わり方をとても具体的に教えてくれました。教材をどう使っていいかイメージがついてない場合は細かく聞いてみるといいと思います。
個別相談中は他のスタッフさんが娘と遊んでくれ、娘はかなりあれこれ楽しんだよう。すごくいい顔をしていました。
お昼の回だったせいか参加者は少なめで、うちを含めて7組くらい。じっくり相談したい場合は、会場に早めに到着しておくか、人が少なそうなお昼寝や夕方の時間帯を狙うのがいいのかも?子どものご機嫌次第にはなりますけどね
大阪会場(ハートンホール)と周辺情報
2019年7月の大阪会場は、西梅田の毎日新聞ビル地下1階のハートンホール。
ハートンホールのホームページは地上からの経路を案内していますが、ビルだらけでどのビルか分からないので、地下通路を抜ける方が分かりやすいです。まずは大阪駅の桜橋口から地下に降り、地下鉄西梅田駅を目指す途中で右手にOSAKA GARDEN CITYの入り口が見えるので、ガーデンアベニューに入り、ず~っとまっすぐ歩けば「6-10」出口から直結で到着です。歩く距離が意外と長いので、途中で不安になると思いますが大丈夫です。
毎日新聞ビルの地下1階のトイレにはおむつ換えスペースはありませんが、英語たいけんイベント会場には衝立で仕切られたおむつ替えスペースが設けられているので大丈夫。
到着前に授乳やおむつ換えをしたい場合、地下からアクセスする途中にある商業施設ブリーゼブリーゼの2階の授乳室が穴場だと思います。1室しかないので先客がいたら少し待つけど、ベビーカーごと入れる上、きれいで割と空いてるので私は好きです。
ベネッセの大阪支社で開催される回もありますが、こちらの場合は地下鉄西梅田駅を抜けてさらにDOTICAを抜けて「堂島1」交差点から地上を歩くことになるのでちょっと遠いなあと……
体験イベントに参加してよかったこと
実際の教材やWWKを使った生の声に触れられる
体験イベントでは、資料請求でもらえる体験DVDや紙の資料では分からない、実際の教材の内容や質感を体験でき、具体的な子どもとの関わり方をアドバイザーさんの体験談として聞けるので、改めてWWKの特徴が理解できたという感じです。
また、現在のわが子の特性や好みを教材に触れながら観察できたのもよかったと思います。
フォニックス教材の実物が見られる
WWKには2019年4月からフォニックス教材が登場しました。
私が見たかったのはStage0~6の音声ペン(Wonder Touch)と絵辞典(Touch Dictionary)。
絵辞典でカバーしている単語は600語と意外と少なめですが、音声ペンは他の教材とも連動していて、3000フレーズほど内蔵しているとのこと。絵本を読み上げたり歌を歌ってくれるのが便利ですよね。
実際に見てみた絵辞典の挿し絵やシンプルな形状のペンはとてもよかったし、娘の反応もなかなかでした。果物を連打する娘よ、やめたまえ。
ちなみにフォニックスとは、スペルと発音との間の規則性を理解し、読み書きを容易にするための学習です。正直、文字をまだ発見していない子どもには少し早いと思いますが、知っていると初見の英単語も音が思い浮かぶようになるので、おいおい必要になるとは考えています。簡単な単語ほど規則性に当てはまらない罠がありますが。
うちの娘は2歳すぎで文字を発見したものの、3歳すぎの現在はまるで興味を示さないため、文字を再発見するのをゆっくり待っているところです(笑)
英語たいけんイベントに参加後にあらためて考えたWWKの特徴
おもちゃが良質かつ多用途
おもちゃの質感は、写真を見て想像していたよりもかなりよく、眺めていてうっとりしてしまいました!
おもちゃの中で特に娘の反応がよかったのは、
- 木製の果物(Stage 1: My English Friendsの一部)
- 着せ替えパズル(Stage 4: Food & Clothing for role-playing)
- ネフスピール(Stage 3: Colors & Numbers)
木製の果物は似たようなのがうちにもありますが、コンパクトでおしゃれな感じの白のメッシュのカゴに詰め込めるのがよかったようです。愛宕梨が入ってたカゴで遊ばせてて正直すまんかった。
余談ですがうちにあるのはウッディプッティのおままごとセット。2歳のお誕生日のいただきものです。マグネットなのでホコリがつきにくいのがメリットですが切った時のリアル感はあまりありません……
着せ替えパズルは、型はめパズルとしても着せ替え人形としても楽しいようでした。
最後のネフスピールは私にとって憧れの積み木。これは市販されており、娘が1歳の時に積み木を検討していて思わずうっとりしたんですよね。4色に塗り分けられた5cm基尺の変形積み木で、ただ積み上げるだけではなく、積み木どうしが噛み合うように積んだり、色を生かして模様を描いたりと様々な遊び方があるんです。娘、めっちゃ複雑な形のタワーを組んでおりました。
これらは3歳前後だとかなり遊びこめそうなおもちゃだと思いますし、大人が部屋に飾ってインテリアにするとしても映えます。
また、音声が流れるおもちゃがなく、英単語が印字されていても控えめなので、英語学習に関係なく使い回せるのもよいですよね。普段のおもちゃとして使えることを差し引いてコストを考えると、英語教材部分だけのコストはかなり抑えられると思います。
ストーリーのある絵本や掛け流しできるCDが豊富に含まれている
わが家は現在こどもちゃれんじEnglish〈ぽけっと〉を受講中ですが、この頃は娘がDVDを見ません。しまじろうは他のテレビ番組やYouTubeで見られる〈えいごのあかちゃん〉や〈かっこいいパンダ〉に負けたんです……付属のおもちゃでは遊ぶし、英語絵本も「読んで~」と持ってくるんですが。
なので、キャラクターが変わればDVDを見るのか、あるいは……と考えて、今回の英語体験イベントに参加したんですが、アドバイザーさんの話を聞いて今のわが家に役立つのはDVDの視聴ではないことを確信。
既に他にお気に入りをたくさん持っている3歳児には、他の遊びをしている間に掛け流しできるCDや、寝る前に読み聞かせてやれる絵本の方が合っていると思います。子どもの「好き」はなかなか揺らがないので、そこに割り込もうとしても無理がありますし。
子どもの「好き」を起点にした学習が効果的というのは、この本にも書いてありました。これいつかレビュー書こうと思って書けてないやつです、ごめん。
月会費なしで就学前までの会員サポートがある
WWKは最初に支払う教材代金のみで、その後は月会費なしで就学前まで会員サポートが受けられます。会員サポートがあるのはStage6まで教材を購入した場合で、途中のステージでやめる場合はそれ以降の会員サポートはなくなりますが、ランニングコストがかさまないという点で好印象でした。
サポート内容は会員専用コンテンツの利用や、ワークショップ参加など。ワークショップは1回の参加ごとに料金がかかりますけどね。
ちなみに教材が破損したときは実費で交換ですが、実費がどの程度か聞いてみると、意外とリーズナブルな価格でした。
つまり就学までサポートを受けたい場合は、0歳からだと26万円程度、1歳以上だと23万円程度は最低限かかるということですね
大きくなってから始めてもStage1からスタート
WWKは0歳から始める場合はStage0から、1歳以上で始める場合はStage1からスタートすることになっています。
これは、Stageはレベルではなくジャンルで分けられているため。全ステージを通して学習することで就学前児童のコミュニケーションに必要な語彙を獲得するというわけ。
子どもの「好き」に応じたStageから始められるというメリットはあるんですが……
おもちゃの購入計画をしっかり練る必要あり
と、私が躊躇するのは付属のおもちゃの多さです。いくらおもちゃが良質かつ多用途で、英語学習に関係ない遊びに使い回せるとしても、この量が一度に来たらすさまじくかさばるので、狭いわが家には置き場がありません!
さらに、うちの娘は既に3歳。似たようなおもちゃがけっこううちにあるのでかぶるんですよ……子どもって微妙なディテールの違いで遊んだり遊ばなかったりするので、かぶってもいいのかもしれませんが。
総じて、WWKを始めるなら0歳のおもちゃが揃っていないうちか、1歳以降に始める場合は手持ちとかぶらないよう、おもちゃの購入計画をしっかり練っておく必要があると思いました~。
ええ、タイトルの「後悔」ってこれなんです……。
0歳のうちに英語たいけんイベントに参加していたら、おもちゃの購入コストも勘案してさくっとフルセット購入してたと思うんですよ。WWKのおもちゃって本当に質感がよくて、市販品で揃えたらかなりかかるはずで、実質的な英語教材部分の金額って半分くらいじゃなかろうかと。そして0歳のうちはおもちゃだけ全部出しておいて、成長に伴い他の教材をちょっとずつ出していくという進め方があったはずなので。
当時は娘を育てるのに必死すぎて英語どころではなく、イベントにも参加しようがなかったんですがw
WWKの英語たいけんイベントはとにかく子どもが小さいうちに参加した方がよい
というわけで、WWKの英語たいけんイベントは子どもが小さく、自宅におもちゃが揃っていないうちに行ってみた方がいいと思います。
おもちゃが揃っちゃうと躊躇してしまう教材構成なので、0歳のうちの方が中立的な視点で判断できますし、子どもに「好み」が出てくる前の方が全教材をひととおり活用できる可能性が高いというのは絶対にあると思う。
かくいうわが家の場合、娘が既に3歳で、
- 「好み」がはっきり出てしまっている娘がDVDを見ることがあまり期待できない
- 既に自宅におもちゃが揃ってしまっている
- 娘の通う保育園は月に数回専門講師による英語遊びの時間がある
という理由から、正直、絵本とCDとフォニックス教材だけ欲しい感じに。
絵本とCDだけなら中古でかなりお安く揃えられるし、自分でデータを入れられる音声ペンG-Talkを購入してしゃべる絵本に加工したらいいのではないだろうかと、かなり思ってますw