こんにちは、つむり @TsumuRi です。
派遣社員として給与所得で生活している私ですが、毎年副収入の確定申告をしています。
副収入はこのブログからの収入や、文書作成・チェックに対する報酬など。確定申告が必要なラインこそ超えましたが、ワーママが余暇を利用して無理なくできる程度で総額はたいしたことがないので、雑所得として申告しています。
確定申告には「やよいの白色申告オンライン」を使っています。ずっと無料で全機能が使えるクラウド会計だから、これから副業を始めるつもりの人や、私みたいにお小遣いレベルの副収入がある人にはぴったり。
今回はやよいの白色申告オンラインについて、愛用者目線で正直レビューします。
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副収入は雑所得か事業所得か?
給与所得者の副収入は事業所得か雑所得か?みたいな議論がありますね。
事業所得は他の所得の損益と相殺できたり、青色申告で事業所得の控除額を大きくすることにより納税額を大幅に圧縮できたり、赤字を3年間繰り越せたりと、大きなメリットがあるのは事実です。
私は雑所得です
私は雑所得として申告しています。
私の収入規模は「所得の収入があまりに少ない場合」に該当するため、事業所得になりません。
帳簿があっても事業所得にならないケース
副業300万円問題で税負担増額?確定申告は雑所得で申告?|サン共同税理士法人グループ
(中略)
所得の収入があまりに少ない場合
副業による所得の収入があまりに少ない場合には、帳簿書類を保存していたとしても事業所得ではなく雑所得として計上する必要があります。
具体的には、年収300万円以下で、副業による収入が主たる収入の10%以下である場合には、副業収入は雑所得として計上しなければいけません。事業としてはあまりにも小さく、本人の意思にかかわらず対外的には「ちょっとしたお小遣い稼ぎ」のような形になるからです。
また、開業届を提出すると、本業を失ったとしても失業状態とはみなされず、失業保険(雇用保険の基本手当)が受け取れなくなるデメリットもあります。
開業届を出すデメリット
開業届を出すデメリットはあるの?開業手続きの仕方も含めて解説|セゾンの暮らし大研究
開業したときは、税務署に開業届を提出します。しかし、開業届を出すことでデメリットを受けることもあるため注意が必要です。例えば、開業届を出すと青色申告できるようになりますが、青色申告は帳簿付けが複雑です。その他にも次の2つについてデメリットとして挙げられるでしょう。
・失業保険を受け取れなくなる
・専業主婦・主夫は配偶者の扶養に入れない可能性も
お小遣いレベルの副収入にかかる税金を節税するより、失業保険をもらえる可能性を残した方がどう考えてもお得だという悲しい現実がここに!したがって当面は雑所得での申告を続けるつもりです。
失業保険なんぞいらん!と思えるほど稼いだら青色申告したいよね〜などとも考えてます。夢は大きく
雑所得の確定申告にも「やよいの白色申告オンライン」が便利
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私のように低額の副収入の確定申告が必要な人にぴったりの会計ソフトが「やよいの白色申告オンライン」です。
やよいの白色申告オンラインの特徴はこちら!
- ずっと無料で使える
- 収支の計算の手間が省ける
- スマホアプリでサクサク入力できる
- 銀行口座と連携できる(スマート取引取込)
- やよいの青色申告に簡単に乗り換えられる
コスト面でのメリットが大きいので、副収入の確定申告が必要になった頃に使い始めてもう5年ほど使ってるんじゃないかな。愛用しています♡
以下で特徴を詳しく紹介します。
ずっと無料で使える
「やよいの白色申告オンライン」を使い続ける最大の理由が、すべての機能をずっと無料で使えることです。
お小遣いレベルの確定申告のためにお金を払うのは嫌ですよねw
雑所得の確定申告は帳簿の有無や形式は問われないため、なるべくお金をかけずに済ませたいものであります。
とは言え後々まで考えると計算が正確でないと困りますし、青色申告にしたいと考えた時にスムーズに帳簿を変更できるようにもしておきたいですよね。
その点、弥生は個人向けから法人向けまで様々なニーズをカバーする弥生シリーズを持っているので、後のことを考えても安心して使えるかなと思っています。
初年度はソフトの操作が分からないとか、簿記の知識がなくて仕訳が分からないとか、戸惑うところも多いと思います。その場合、有料にはなりますが、サポートつきの上位プランも選択できます。参考まで↓
プラン名 | フリープラン | ベーシックプラン | トータルプラン |
---|---|---|---|
料金(年額) | ずっと無料 | 1年間無料 次年度以降9200円+税 | 初年度8400円+税 次年度以降16800円+税 |
サポート内容 | WebFAQ | 操作質問OK WebFAQ 電話サポート メールサポート チャットサポート 画面共有(オペレーターからの提案時のみ) 福利厚生サービス | 操作質問+業務相談OK WebFAQ 電話サポート メールサポート チャットサポート 画面共有(オペレーターからの提案時のみ) 仕訳相談 経理業務相談 確定申告相談 福利厚生サービス |
機能内容 | 全機能利用可 確定申告書の作成・e-Tax 仕訳・記帳の自動化 帳票一覧 金融機関連携 経営状況の見える化 POSレジ連携 請求書連携 スマホアプリ | 全機能利用可 確定申告書の作成・e-Tax 仕訳・記帳の自動化 帳票一覧 金融機関連携 経営状況の見える化 POSレジ連携 請求書連携 スマホアプリ | 全機能利用可 確定申告書の作成・e-Tax 仕訳・記帳の自動化 帳票一覧 金融機関連携 経営状況の見える化 POSレジ連携 請求書連携 スマホアプリ |
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とりあえずはフリープランで十分なはずですが、マニュアルやFAQを見ても分からなければ上位プランが必要ってことになると思うので、難しそうなら上位プランにするのもありかなとは思います。上位プランへの変更は即時適用されますし、翌年度の更新のタイミングでキャンセルすることも可能です。
帳簿や仕訳が全然分からない!という場合は簿記3級のテキストを手元に1冊置くといいですよ。ネット検索するより探しやすいと思います。
私はこのシリーズのテキストで簿記2級まで取りました。確定申告だけなら3級の範囲が分かっていれば十分と思います
収支の計算の手間が省ける
やよいの白色申告は入力したデータを自動的に集計してくれるので、確定申告の作業が圧倒的に楽になります。
入力の手間はゼロにはなりませんが(残念!)紙の帳簿をつけて電卓で計算したり、Excelで集計したりすることを思えば、集計の手間や正確性の面では大きな違いが出るかと。
集計が完了すれば年度の収支内訳書と取引帳簿が自動的に作成され、PDFでダウンロードできるようになります。システム内では貸借対照表、損益計算書、残高レポートなども見られるので、収支の分析にも活用できるんじゃないかな。
なお、やよいの白色申告で作成できる確定申告書は事業所得用なので、雑所得で申告する私はこれを使用せず、税務署の確定申告書作成コーナーを利用しています。
スマホアプリでサクサク入力できる
やよいの白色申告オンラインを使うなら、入力にスマホアプリを使わない手はありません。
何年も無料で使っておいてこんなことを言うのもアレですが、ブラウザ版の入力画面は正直操作性がイマイチな気がします。動きがなんだかもっさりしているし、入力済みのデータの一覧を見ながら入力したくても入力中はどうも見にくいのもあまり好かんのです。
関連のある入力欄や情報は一画面にまとまっているし、これはこれで使いやすいと言う人もいるので、個人の好みの問題だとは思うのですが。
私は好かんけど(まだ言う)
私のようにパソコン版の画面をあまり好かん人には、スマホアプリの方が断然使いやすいのではないでしょうか。
スマホアプリは電卓のような感覚で手軽かつ高速に入力できますし、レシート取込アプリを使えばレシートの取込や仕訳もできちゃいます。パソコンを立ち上げなくても入力できるのも手軽でよい。私は入力はスマホ、集計はパソコン(ブラウザ版)と使い分けています。
銀行口座と連携できる(スマート取引取込)
入力をお手軽にする機能として、スマート取引取込機能を紹介しないわけにはいきません。
これは銀行口座やクレジットカードと連携して自動でデータを取り込むための機能です。スマート取引取込機能で取り込んだデータについては、仕訳が正しいか確認(必要なら修正)して取引を確定するだけで入力が完了です。簡単!
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この機能を使う前に注意点が1つだけあるので聞いてくださいね。
副業に関連する入出金を行う銀行口座やクレジットカードは、生活費の入出金に使っているものと一緒にするのではなく、副業に関連する入出金専用にした方がいいです。
生活費の入出金と副業に関連する入出金が混在する口座を連携してしまうと、副業に関係ない生活費の明細まで取り込まれて手間が増えてしまうだけでなく、やよいが用意している各種帳簿やレポートもぐちゃぐちゃになってしまいかねません。くれぐれもご注意くださいませ!
私は楽天銀行と楽天カードを専用にしています
やよいの青色申告オンラインに簡単に乗り換えられる
最初に、青色申告をすると納税額を圧縮できてお得という話をしました。
雑所得の申告と、事業所得の申告(青色申告)の大きな違いとして、青色申告は税の優遇を受けられる代わりに複式簿記の帳簿を作成する義務が発生することが挙げられます。
やよいの白色申告は複式簿記の帳簿ではないので、青色申告をするには青色申告に対応した会計ソフトに乗り換えなければなりません。会計ソフトを乗り換えるのはいかにもめんどくさそうですが、やよいならスムーズです。
弥生シリーズには、青色申告用の「やよいの青色申告オンライン」がありまして、年度の途中であっても「やよいの白色申告オンライン」から契約を変更することができます。
プラン名 | フリープラン | ベーシックプラン | トータルプラン |
---|---|---|---|
料金(年額) | 1年間無料 無料期間終了後8800円+税 | 1年間無料 次年度以降13800円+税 | 初年度12000円+税 次年度以降24000円+税 |
サポート内容 | WebFAQ 福利厚生サービス | 操作質問OK WebFAQ 電話サポート メールサポート チャットサポート 画面共有(オペレーターからの提案時のみ) 福利厚生サービス | 操作質問+業務相談OK WebFAQ 電話サポート メールサポート チャットサポート 画面共有(オペレーターからの提案時のみ) 仕訳相談 経理業務相談 確定申告相談 福利厚生サービス |
機能内容 | 全機能利用可 確定申告書の作成・e-Tax 仕訳・記帳の自動化 帳票一覧 金融機関連携 経営状況の見える化 POSレジ連携 会計事務所連携 請求書連携 スマホアプリ | 全機能利用可 確定申告書の作成・e-Tax 仕訳・記帳の自動化 帳票一覧 金融機関連携 経営状況の見える化 POSレジ連携 会計事務所連携 請求書連携 スマホアプリ | 全機能利用可 確定申告書の作成・e-Tax 仕訳・記帳の自動化 帳票一覧 金融機関連携 経営状況の見える化 POSレジ連携 会計事務所連携 請求書連携 スマホアプリ |
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2024年1月現在、やよいの青色申告オンラインには無料プランはありませんが、初年度無償キャンペーンにより初年度は無料で使えます。
やよいの白色申告オンラインで有料プランを利用している場合は、やよいの青色申告オンラインの同じプランへの変更は初年度無料、さらに上位のプランへの変更は優待価格が適用されます。
稼ぎが少ない時は無料で利用でき、しっかり稼いで節税を意識する頃になったら有料に移行するのは気が利いてると思う!
「やよいの白色申告」は副収入を初めて確定申告する人にちょうどよい
今回はやよいの白色申告について紹介しました。
- ずっと無料で使える
- 収支の計算の手間が省ける
- スマホアプリでサクサク入力できる
- 銀行口座と連携できる(スマート取引取込)
- やよいの青色申告に簡単に乗り換えられる
これから副業を始めるつもりの人や、私みたいにお小遣いレベルの副収入がある人にはぴったりのクラウド会計ソフトです。
個人的にはブラウザ版の使い勝手があまり好かん(まだ言う)のですが、入力や集計などの全機能がずっと無料で使えるのは本当にありがたいですし、もっと先のことを考えると、同じ弥生シリーズに「やよいの青色申告」があってスムーズに移行できるのも心強い。おすすめです!
プロダクトサイトもご覧になってみてください。
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