イヤイヤ期の2歳児!「イヤ!」の予防法3つ&「イヤ!」「ギャー!」への対処法10

こんにちは。イヤイヤ期ど真ん中の2歳3ヶ月児の育児中のTsumuRiです。

2歳になるかならないかの頃は、なんだか最近よく「イヤー!」と言うようになったなあ、しかもちょっと楽しそうに見えるぞ?なんて思っていたのですが、2歳2ヶ月になる頃には「イヤー!」から一瞬で「ギャー!」になることが増えまして、イヤイヤ期の真のヤバさを日々味わっております。

今日は、日々激しくなる2歳児の「イヤ!」「ギャー!」とうまくつきあうために、わたしが実際に使っている「イヤ!」の予防法と「イヤー!」「ギャー!」の対処法を紹介します。

スポンサーリンク

「イヤ!」の予防法3つ

わたしがこどもの「イヤ!」を防ぐためにしていることは、以下の3つです。

  1. 生活リズムを整える
  2. 予定をあらかじめ伝える
  3. 「イヤ!」と言う前に選んでもらう

1. 生活リズムを整える

1と2は先の見通しを立てるという点では似ています。習慣になっていることはわりと抵抗が少ないので、寝起き、食事、おやつ、お風呂、歯みがきなどはなるべく一定の時間にするようにしています。こどももなんとなくは分かっているようです。

2. 予定をあらかじめ伝える

毎日の習慣であってもひとつのことが終わったら、次の予定を伝えることにしています。夕ごはんを食べたら「○時になったらおふろだよ」お風呂を上がれば「きがえをして歯みがきしようね」という感じ。

特に、休日にいつもと違うお出かけの予定を入れるときに予定を伝えるのは大切だと思うので、前日寝る前と当日に伝えています。また、公園や子育て支援センターなどこどもの楽しめる場所に出かける時は、ついた時に帰る時間を伝えるようにしています。大人だって、直前になって予定を伝えられても困ります。こどもにも心の準備が必要です。

余裕のある時間割を組むことも大切です。時間に余裕があれば、「イヤ!」「ギャー!」となっても心のゆとりを失わずに対処できます。

3. 「イヤ!」と言う前に選んでもらう

「イヤ!」ということが予想できるとき(着替えなど)は、「○○してね」と言うのではなく、「○○と☓☓、どっちにする?」と最初に選んでもらいます。自分で「こっち!」と選ぶと、大人が指示しなくても次の動作に移ってくれることが多いです。

こどものこだわりポイントと真正面からぶつかっても折れてくれないので、こどものこだわりポイントは大切にしています。

「イヤー!」「ギャー!」の対処法10

こどもが「イヤー!」「ギャー!」になってしまったときの対処はざっくり以下の10個です。

  1. 「イヤー!」「ギャー!」を受け止める
  2. 放置する(時間をおく)
  3. 説得する(理由を説明する)
  4. お願いする
  5. 提案する(気をそらす)
  6. 「ごほうび」を使う
  7. 「ファンタジー」を使う
  8. 猶予を与える
  9. 伝え方を教える
  10. たまには有無を言わさず強行する

特に大切なのが1の「受け止める」で、まず受け止めて少し落ち着いた後に、2〜9の中から次の手を考えています。それでもおさまらなかったら最終手段の10ですが、2〜9のどれかで聞いてくれることがほとんどです。

1. 「イヤー!」「ギャー!」を受け止める

「イヤー!」「ギャー!」になったこどもに「泣かない!」「やめなさい!」と真正面から立ち向かっても聞いてくれないので、よく言われるように「受容や共感を示す」ことにしています。

じっとこどもの目を見て、なるべく静かに「ギャー!って言いたい気持ちになったのね」「ギャー!ってなってることはよく分かるよ」と話しかけると、少し落ち着きます。

落ち着くと言葉が届くようになるので、次に進みます。

2. 放置する(時間をおく)

「次」と書いておきながら、いきなり放置するんかい!って話ですが。受け止めてみたところであまり落ち着かない場合は、時間を置かないとしかたないことがあるので、時間を置きます。

家の中なら「落ち着いたら教えてね」と声をかけてつかず離れずの距離であまりかまわず様子見してます。急にケロッとして遊びはじめることもあるので、こどもの気まぐれはよく分からん。

外出先では人目もあるので、可能なら静かなところに移動して落ち着くまでそっとしておきます。抱っこしたいようなら抱っこです。

3. 説得する(理由やルールを説明する)

主に外出先で使う手です。半分くらいは外向けアピールもあるかも。

こどもは大人が思っているよりもずっと言葉を理解しているようで、理由を説明して説得すると、協力してくれることがあります。

たとえば買い物中におやつなどを「もつ!」と言って「ギャー!」になりかかったとき、「お店の人にちょうだいしてお金を払うまで○○ちゃんのものじゃないからね、かごに入れておこっか。できるかな?」と伝えると、聞いてくれました。

この方法は、以前読んだ本に、あかちゃんも言葉を理解していて、場に貢献できる適切な行動を教えれば、自ら適切な行動を選択するというようなことを書いていたので取り入れました。

4. お願いする(感情で訴える)

3(説得する)と似ていますが、こちらは親の感情を使う方法です。家の中でよく使います。ストレートに「○○するとおかあさんは嬉しいんだけど、してくれる?」「○○されるとおかあさんは悲しい/痛いから、やめてくれない?」とお願いします。

うちのこの場合、「おかあさんは嬉しい」は特に反応がよく、「うれしい?うれしい?」と何度も聞きながら言うことを聞いてくれます。おかあさんは仕上げ磨きができてとてもうれしいです、ありがとう……(トホホ感)

5. 提案する(気をそらす)

「イヤ!」予防法の「選んでもらう」の派生です。

0歳児時代から使っている方法ですが、ひとつのものごとに執着しているときに、別のものを「これは?」と見せてみると気をそらせます。

また、「したくない!」になっているときに、やり方を2つ提案して「どっち?」と聞くと、本人にとってマシな方を選んでくれて、その後スムーズに進んだりもします(例:仕上げ磨きをおとうさんがするかおかあさんがするか聞くと「おかーさん!」と言ってひざの上に転がる)。まだ「両方つっぱねる」発想は出てこないようです。

6. 「ごほうび」を使う

「イヤ!」をガマンして行動したあと、こどもにメリットがあることを伝えます。物質的なごほうびはあまり使わないようにしていて、こどもにとって嬉しい体験をごほうびにすることが多いです。

たとえば、公園から帰りたくないときに、「途中でスーパー行こうね」「帰ったらごはんを食べよう」「ちょっと遠回りして帰ろう」、着替えを嫌がるときに「着替えてから絵本読もうよ」「おかあさんとおそろいしようよ」など。おむつをはくのを嫌がるとき、おむつに好きな絵柄を描いてあげる程度でもごほうびになるようです。中国のパクリミッキーもビックリのシロモノでも嬉しいらしい……orz

ごほうび作戦で大切なことは、その場しのぎで嘘をつかないことです。こどもはけっこうしっかり親のいうことを聞いているので、約束を破ると信頼を失います。

7. 「ファンタジー」を使う

わが家ではぬいぐるみがしゃべります。ふりかけの袋もしゃべります。ま、おかあさんの腹話術ですが……(声は変えますが口が動いてるのはバレバレ)

自分でできるようになったことをしたがらないとき、たとえば着替えの場合は、ぬいぐるみが「ねえ〇〇ちゃん、おきがえのしかたを教えてほしいんだけど…」とお願いすると、「はい!」と言って「あたましてー、おててだしてー、ぎゅっ!」とお手本を見せてくれたりします。

8. 猶予を与える

公園や子育て支援センターでの楽しい時間を終わりにするときは、帰宅をうながしても「もっとあそぶ!」になることが多いです。5分や10分程度だけ余裕を与えて自分からおしまいにするようにうながします。「じゃ、あと5分だけね、5分したら公園にバイバイしてね」が予告。5分経つ頃に「そろそろバイバイできる?」と聞くと、わりとすんなりバイバイしてくれます。6の「ごほうび」を組み合わせて、「そろそろバイバイして、おうちにおいしいごはん食べにいこう!」になることも多い。

強制すると意固地になるのと、帰りがけに「ギャー!」になってしまうと自転車に乗せられなくなるので、外出先での遊びを切り上げるときは、ほんとうに気を使います。

水道を出しっぱなしにして遊んで困るときは、ちょっとだけ自由にさせた後に「あと10数えたらおしまいね、1、2…」と数えるのがけっこう有効。

9. 伝え方を教える

この方法は言葉で自分のしたいことを表現できるようになったお子さん向きです。

言葉の成長に伴って「ギャー!」ではなく言葉で伝えられることを教えられるようになります。とは言え本人は「ギャー!」と言わなくてもいいということ自体を知らないので、いったんは「ギャー!」になっている状態を受け止めて、落ち着いてもらう必要がありますけどね。

こどもが少し落ち着いたら「どうしたいのか、おかあさんに教えてね」と、本人の主張を聞きます。うまく言えないときは「〇〇したいのかな?☓☓かな?」と例示していくと、正解があればうなずいてくれると思います。

この間、何に対してなのかさっぱり分からない「ギャー!」が出たので、ちょっと試しに「言いたいことがあるのはわかりました、でも泣くと何が言いたいのか分かりません。まず泣くのをやめてください。そしておかあさんに教えてください」とやってみたんですよね。つっかえつっかえですが教えてくれたのでちょっと驚きました。

10. たまには有無を言わさず強行する

危険があったり、家族以外に危害や迷惑が及んだり、健康によくない場合だけは、有無を言わさず強行することもあります。

「イヤ!」を表現することは、自分の身を守る上でとても大切なことだと思いますし、誰にでも「イヤ!」と言っていいし、その「イヤ!」には有効性があるという体験を積んでほしいので、無理強いはしたくありません。ただ、時々は泣いても通らないこともあることを学ぶことも大切。

わが家でいちばん多いパターンが、歯みがき「イヤー!」で逃げ回るときです。就寝時間は21時と決めているので、10分前になったら時間切れを宣告して押さえつけて磨いてます。磨いている間、「じぶんでころんできる~~~じぶんでしたかったあ~~~~!」とか、めっちゃ文句言ってますけど、おかーさんは知ったこっちゃありませんからね?

それでもダメなら「あきらめる」

このように、いろいろと対処法を用意してはいるのですが、どうしようもないときはどうしようもありません。ただ見守って時間が経つのを待つしかないときもあります。イヤイヤ期の自己主張はそれくらいに激しいし、妥協を知らない。「イヤー!」「ギャー!」の嵐がおさまるのをじっと待つ間、わたしが心の中で唱えるお守りのような言葉があります。

TsumuRi
TsumuRi

前頭前野、機能してねえなあ〜

ちなみに、これはあまり深刻になりすぎないように唱えているので、唱える言葉は別になんだってよいです。

由来をちょっと真面目に説明すると、何年か前にNHKスペシャル「ママたちが非常事態!?」で放送され、Twitterなどでも話題になったので知っている方も多いとは思いますが、Q&Aからちょっと引用します。

3歳くらいから始まるいわゆる「イヤイヤ期」の不思議。子供の脳では、「前頭前野」と呼ばれる脳の表層部分の働きがまだ発達しておらず、湧き上がる欲求や衝動を抑える「抑制機能」が働きません。それが「イヤイヤ」の原因。やがて抑制機能が育ってくると、悩ましいイヤイヤも自然と収まっていく

NHKスペシャル ママたちが非常事態!? ~最新科学で迫るニッポンの子育て~

イヤイヤ期のこどもたちにはそもそも「イヤー!」「ギャー!」を止める機能がないんです。なので、親が「あきらめる」しかないときは絶対にあります。それを知っていればあきらめもつきやすいと思いますので、ぜひ心の中でご唱和ください!

TsumuRi
TsumuRi

前頭前野、機能してねえなあ〜

番組のページでも紹介されていますが、前頭前野の抑制機能はゲームや普段の生活を通じて育てることができますので、ちょっとずつ取り入れて育てていくのがよいと思います。なお、この番組は書籍化もされています。


ママたちが非常事態!?: 最新科学で読み解くニッポンの子育て

イヤイヤ期には段階がある

冒頭にも書きましたが、イヤイヤ期は数段階に分かれているようです。

うちの子の場合、2歳になるかならないかの頃は、なんだか最近よく「イヤー!」と言うようになったなあ、しかもちょっと楽しそうに見えるぞ?さてはなんでも「イヤー!」と言っていいことに気づいちゃったか?と思っていました。この頃は一気に「ギャー!」になることも少なく、説得してみるとけっこうあっさり「うん」と受け入れてくれることが多かったので、正直イヤイヤ期なんて大したことないなと思っていました。

ところが、2歳2ヶ月になる頃には「イヤー!」から一瞬で「ギャー!」になることが増えました。それまでは有効だった説得も、いちおうは聞いてその直後に「ギャー!」になってしまうようになりました。

ついにこの子ったら、説得を聞き入れない自由に気づいてしまったのね……おまけに沸点低い!低すぎるよ!爆発物!マジ取り扱い注意!とわたしもあたふたしていました。

いろいろと対処法を覚え、あきらめることも覚えると、まあこれも限られた時期だけの可愛い姿だと思えなくもないかなと考えるようになりました。なにより、イヤイヤ期はこどもの発達過程の中で、意志や自立心を育むとても大切な時期なので、じっくりつきあってあげたいなと思っています。

それではみなさん、よいイヤイヤ期ライフを!