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地方移住のため遠隔地から保活をした体験談…リモート環境での情報収集方法5選

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地方移住のため遠隔地から保活をした体験談…リモート環境での情報収集方法5選
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こんにちは。つむりです。

つむり

突然ですが、引っ越しました!

夫が地方に転勤になったので私と娘は夫にくっついて地方移住することに。幸い、私は以前からの仕事を在宅で継続できることになったのですが、問題になるのが娘(未就学児)の預け先

そう、2回目の保活の始まりです。

しかも今回はコロナ禍により県をまたいだ移動の自粛要請下、新幹線の距離での保活です。

見学に行けない状況下、情報ゼロで「えいやっ!」と申し込むのは不安が大きかったので、主に自宅から情報を集めるリモート保活」作戦を展開しました。

結論としては、

  • 自治体や保育所からの直接の情報がいちばん正確
  • 特に未満児、体質や発達の観点で子どもに心配事がある場合は直接のやり取りがマスト
  • (地域差はあると思いますが)ネットの口コミは案外少ない

と感じました。

多少「思ってたんと違う……」はあったものの、総じてよい保育園に巡りあえて運がよかったと思います。

それでは本編へどうぞ。

もくじ

情報収集法その1:転居先自治体から情報を集める

保育所入所案内(申込書)を入手する

転居先自治体の保育所入所案内(兼申込書)を入手しました。取り寄せ方法は転居先自治体のホームページで確認してくださいね。

入所案内(兼申込書)は入所申し込み方法・市内の保育所の一覧・概要(所在地・連絡先・マップ・定員・保育時間)・保育料などを掲載した、転居先の保育所の概要を知るために最適な資料です。

つむり

申し込みに必要な超重要書類なのでいちばんに取り寄せよう!

ホームページでPDF版が公開されていても冊子をなるべく早めに取り寄せるのがおすすめです。PDF版には申込書様式がすべて含まれていないことがあり、後になって取り寄せると時間をロスするので。特に、転居後すぐから保育所を利用するなら転居前の早い時期に勤務証明書の作成を勤務先に依頼する必要があるのでご注意をば!(※勤務証明書様式のPDF版をダウンロードできる自治体もあります)

つむり

私の転居先は申請書に厚手のA3判の用紙を使っている関係で(?)PDFでは入手できない様式がありました

保育所の内定を取れなかったとき、認定こども園や幼稚園の預かり保育を利用する予定があるなら、これらの入所案内も早い時期に入手しておくとよいです。保育所入所案内が幼稚園や認定こども園のものと一体化している自治体もあれば、別になっている自治体もあります。転居先自治体のホームページなど確認してくださいね。

転居先自治体の担当窓口に電話する

転居先自治体の担当窓口の方には本当にお世話になりました。

保育所入所案内の取り寄せに始まり、遠隔地からの入所申込方法の確認、待機児童状況など、などなど。

遠隔地からの入所申し込みはやや特殊なケースにあたるので、入所案内では分からないことが残ります。書類のやりとりは郵送になることから書類不備や行き違いは避けたいもの。不明な点はあらかじめ電話で確認した方がよいです。

つむり

あんまり何でもかんでも電話するのはご迷惑かと思ったので、いちおうは入所案内を読み込んでから電話したつもりです(←ほんまか?)

待機児童情報は自治体から入手

保活と言えば必ず付きまとうのが待機児童問題

転居先の待機児童情報は転居先の自治体がホームページなどで公開している情報が最も正確かつタイムリーですし、一部の私立保育所は定員に対する入所児童数や新規受け入れ状況をホームページで公開しています。まずはこのあたりをチェックするのがよいかと。

ひとつの自治体の中でも市街地と郊外では待機児童状況が異なりますし、実際調べるべきは市全体の状況ではなく転居先付近の状況です。私の転居先の場合、ホームページでは市全体の待機児童数しか分からなかったので、結局自治体の担当窓口に電話で聞きました

つむり

「空きがあっても入所を保証できるわけではないんですが……」と念押しした上で教えてくれました。保育園落ちた日本死ねとかありましたしね……

以前の居住地では自治体のホームページで保育所ごとの空き状況を学年別に確認できたので、自治体ごとにかなり対応が違う印象です。待機児童数が多い自治体は問い合わせも多いだろうし、問い合わせ件数が減るように対策してたのかも?

情報収集法その2:保育所から情報を集める

続いて、保育所が公開している情報を調べました。

市立保育所の情報は、自治体のホームページ内の市立保育所の概要を紹介したページで確認できました。入所案内の内容に加え、保育方針、保育所の設備、1日の生活の流れが分かる程度でした(※自治体による差はあると思われます)

私立保育所はホームページがないところもあれば、充実したホームページに加え、ブログで行事の様子を公開しているところも。ホームページでは保育方針、所内の見取り図・設備、1日の生活の流れ、保育所行事、クラス編成(学年ごとのクラス数と人数)、児童の受け入れ状況を、ブログではスナップ写真などが見られました。

つむり

情報公開はありがたい反面、子どもの顔写真がインターネットに公開されることによるリスクがあるので、あえて情報公開しない保育所を選ぶのもアリかも。

ホームページで分からない点は、保育所に電話して確認しました。子どもたちのお昼寝タイムにあたる13時~15時頃を狙いました。

保育所の先生は親切に対応してくれ、話したことで雰囲気もなんとなくつかめました。特に、子どもの健康状態や安全面に関して不安な点があるなら直接確認するのが安心と感じました。

つむり

転居先は田舎でコロナがそれほど蔓延していないためか、申込前に見学を提案されました。断るのがちょっと申し訳なかったです……(事情を説明して、内定後に見学しました)

公式の情報は以上です!

情報収集法その3:Google検索する

あとはひたすらインターネット頼みです。

ただ、児童数の少ない保育所の情報はほとんど出てこないんですよ……

情報を集める手段が限られる中、何か見つけたらラッキー!くらいの気持ちで探しました。

保育所の情報は基本的に内部情報ですし、保育所内では保護者による写真撮影やSNSへの公開を禁止している保育所もあるくらいなので仕方なきかなと。

保育所名で口コミ検索する(Google検索)

Googleで主に検索したのは口コミです。

保育所に子どもを通わせる保護者や、保育所で働く保育士による口コミを探しました。

検索語を「@@保育所 口コミ」「@@保育所 評判」などとして、保育所ごとに口コミをGoogle検索。検索結果に口コミサイトが数多く表示されたので、上から順に片っ端から見ていったのですが……ひとつ言っていい?

つむり

口コミサイト乱立しすぎか

目的の保育所の口コミが0件でも表示されるサイトが多く、開くだけ時間のムダになることもありました。口コミ0件の口コミサイトは表示しないでくださいGoogle様。お願いします。

Googleストリートビューで周辺環境を調べる

リモート保活の情報収集法:Googleストリートビューで周辺環境を調べる
大阪駅前のストリートビューです

GoogleストリートビューはGoogleマップの機能のひとつです。

検索した場所の周辺状況を3D画像で見ることができ、さらに、3D画像のまま移動することも可能です。保育所の外観や周辺の道路環境を知るのに役立ちます。

注意点は撮影時期(パソコン版なら3D画面の左上に表示)。あまり古いものは参考にならないこともあります。

つむり

建て替えとかありますしね……

Googleストリートビューの使い方

パソコンの場合

  1. Googleマップで目的の保育所を検索
  2. 地図の右下にいる黄色い人を保育所付近の道に移動させる(ドラッグ&ドロップ)
リモート保活の情報収集法:Googleストリートビューで周辺環境を調べる
大阪駅周辺のグーグルマップです

スマホの場合

  1. Googleマップのアプリで目的の保育所を検索
  2. 地図の左下にある写真をクリックする
リモート保活の情報収集法:Googleストリートビューで周辺環境を調べる
今度は梅田loft周辺です

Googleストリートビュー(Googleマップ)はこちら

Google画像検索で保育環境を知る

リモート保活の情報収集法:Google画像検索で保育環境を知る

Google画像検索は保育所の内部や行事の雰囲気を知るのに役立ちます。

保育所名(同名の保育所が全国にある場合は地域名とセット)で検索すると、関連画像がぶわあああああああっと出てきます。

保育所のホームページからの画像が多いですが、外部者が行事の際にいわゆる来賓の立場で保育所を訪問した時の画像や、保育所が行事で訪問した先の施設が掲載している画像なども出てきます。

中には全然関係ない画像や保育士の求人サイトに掲載されたイメージ画像(映え!)も紛れているのでご注意ください。

Google画像検索の使い方

  • Googleのトップページから右上の「画像」のリンクで切り替えた後に検索。
  • 又は、Googleの検索結果から検索窓の下にある「画像」のタブをクリックして画像検索に切り替え。

Google画像検索はこちら

情報収集法その4:SNSを検索する

Google検索の口コミが不作だったので、SNSでも口コミを探しました。

SNS内の検索機能で保育園名を入れてひたすら検索です。見たのは以下のSNSです。

  • Twitter
  • Instagram
  • mixi
  • まちBBS
  • ウィメンズパーク
  • ご近所SNSマチマチ

個人的なおすすめ第1位はウイメンズパーク!

リモート保活の情報収集法:ウイメンズパーク

割とよかったのがベネッセが運営するウィメンズパーク

出産前は産科の口コミ、出産後は小児科の口コミを探したり、時には悩み相談掲示板を覗いたりと色々お世話になっているので、今回も真っ先に見てみました。

結果、やや古い情報もあるけど件数はいちばんでした。さすがウイメンズパーク!

民営化による体制変更や、建て替えのあった保育所は変更後の日付の口コミを中心に見た方がいいかもしれません。

ウイメンズパークはこちら

つむり

残念ながら2022年1月末にサービス終了して現在は過去ログが見られなくなっています。貴重な口コミが……

古くからのコミュニケーションサイト、まちBBSやmixiは?

まちBBSは昔からの掲示板、mixiも昔からのSNSです。

「@@市の保育所」「@@市で子育て」のような単位でスレッド化されてることが多く、その中から目当ての保育園の口コミを探す感じ。ただ最近はそこまで流行ってないのか口コミは少なかったです。

まちBBSはこちら
mixiはこちら

主流のTwitterやInstagramやFacebookは?

現在主流のSNS、Twitter、InstagramFacebook

私立保育所の場合、保育所や運営母体(社会福祉法人)が公式アカウントを持っていることがあります。数は少ないです。

他には卒業生の投稿をちらほら見かけました。ただし現在進行形の口コミではなく、思い出語りや懐かしい感情の吐露が中心でした。

保育所の対応について書いてる人もいますが、身バレしないよう保育所名を出さないので、どこの保育所なのか分からないんですよねぇ…

Twitterはこちら
Instagramはこちら

つむり

ちなみに私のSNSアカウントはTwitterが@TsumuRi、Instagramが@tsumurinoteです。よしなに。

自治体公認のご近所SNSマチマチは?

リモート保活の情報収集法:ご近所SNSマチマチ

最後に新進気鋭のご近所SNSマチマチ

居住地を登録(もちろん転居先)すると、周辺の書き込みだけをピックアップしてくる尖ったシステムです。が、転居先が田舎なせいか活発なユーザが少なくて情報を得られず。ユーザ登録すれば質問を投稿することはできますが、回答者ゼロでスルーされてるのを見て、そっと画面を閉じました。地域によるところが大きいはずなので、一度お試しください。

つむり

活発なユーザが増えたらすごく良さそうなので流行ってほしいんだけどなぁ……

ご近所SNSマチマチはこちら

インターネットの口コミは全体的に不作な気が。

結論、インターネットの口コミは全体的に不作でした。

保育所の口コミはリアルの公園ネットワークや児童館ネットワークに勝るものはありません。地域性や人口密度の差があるかもしれないのであまり期待しすぎず検索してみてください。

個人的には、転居先の近隣の保育所の悪い口コミが出てこなかっただけでも検索した価値はあったと思ってます。保育所の実名入りで悪い内情を暴露されるのは余程のことなので、少なくともそこまで酷い保育所はなさそうなのが分かったのがよかった。

情報収集法その5:転居先自治体の住人に尋ねる

転居先自治体の住人にも聞いてみました。

夫の異動先部署に子育て世代が何名かいたので夫経由で聞いてもらったところ、

オット

勤務先、@@保育所入れてる人多いみたい

……保育の様子を聞いてくれるように頼んだのにそれだけ……!?

わが家では完全に不発でした(笑)

以前の居住地へのUターンなど、転居先のエリアに気のおけない友人や親戚が住んでいれば、貴重な口コミを提供してもらえる可能性はあるのかな、と思います。

尋ねる相手の保育への関心度にもよるかもしれませんが。

最後に

遠隔地からのリモート保活では情報を得る手段が限られています。

  1. 転居先自治体から情報を集める
  2. 保育所から情報を集める
  3. Google検索する
  4. SNS検索する
  5. 転居先自治体の住人に尋ねる

確実な情報は自治体や各保育園が公開しているものが中心ですが、概要以上のことは分かりません。検索してもあまり細かいことまでは知ることはできませんでした。

ということで、特に未満児や、健康状態や発達の観点で不安がある場合は、電話で問い合わせてみるなり、都合をつけて見学に行くなり、直接尋ねるのがよいと感じました。やっぱり、転居後に落ち着いて見学できるならそれがベストだと思います。

あ、そういえば最初に書いた「思ってたんと違う……」の話。

指定の制服や体操着があることや、お昼寝布団ではなくコットでお昼寝していることが入所決定後に分かったので、購入や買い替えが必要でした。あと、写真で見るよりだいぶレトロな建物でした。

つむり

ま、意外と何かと予想外の出費があったという話です(笑)

夫の転勤が決まってから引っ越すまでの短期間でバタバタと情報収集した2回目の保活は、近くの保育所の情報をじっくり調べられた1回目の保活とはだいぶ勝手が違いました。

4月一斉入所の場合の保活のスケジュールや個人的なチェックリストなど載せているので、これから保活する方は是非に。

(2021年10月追記)2021年9月に出版されたばかりの保活の本を読みました。

「保育園を考える親の会」の代表の方が書かれた本です。

2部構成で、1部では保育園の制度の概要、保活スケジュール、見学の進め方などの必要最低限の知識を、2部では保育園を選ぶ際に着目すべき12のポイントを乳幼児の発達や保育理論の観点を交えてまとめている本で、子どもにとって安全安心かつ成長や発達を適切に支援できる保育環境が具体的に言語化されているのが心強いです。

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