延長保証の切れた6年モノの縦型洗濯乾燥機を、この間からDIYで延命しているTsumuRiです。こんにちは!
わが家の洗濯乾燥機はベランダに設置してから6年、そろそろあちこちに不具合が出てきてます。最近はDIYでぼちぼち延命してます。
ちなみに機種はこれです。
Panasonic製の縦型洗濯乾燥機で、機能面では十分すぎるほどの製品でしたが、ベランダという劣悪な環境と寄る年波には勝てなかったと言う感じですね。
延長保証切れの6年モノ洗濯乾燥機をDIYで延命してみた
そんなベランダ置き6年の洗濯乾燥機、販売店の延長保証期間も終わった後になって、こんな不具合に見舞われはじめました。
- 動作中のガタガタ音が大きくなった
⇒中蓋のツメを固定するバネの経年劣化
⇒中蓋の爪が折れ、さらに音が大きくなった - 操作パネルが風雨と直射日光で劣化
⇒保護用の透明カバーが2018年9月の台風で吹き飛ばされる
この程度でもメーカーに修理を依頼すると、1件あたり8000円~15000円ほどかかってしまいます。
縦型洗濯乾燥機の市場価格が10万円以下で、家電量販店の延長保証期間も終わっていることを考えると、修理よりも買い換えを検討したくなりますよね。
そこで、ひとまずはDIYで延命してみて、ダメなら買い換えることにしたのでした……。
洗濯乾燥機の中蓋を自力交換してみた
まずは経年劣化で動作中の固定が甘くなり、ガタガタとうるさくなってしまった中蓋です。
当初は中蓋の爪は折れてなかったんですが、中蓋のツメを支えるバネの固定を強化しようと、ツメ部分にゴムを挟んでごまかしていたんですねー。
ところが数日で中蓋が開かなくなり、「えいっ!」と引っぱったら、バキッ!と派手な音がして爪が折れたんです!
つまり、我々がトドメを刺したということです。やはり、ストローみたいな柔らかい素材を使うべきでした……
最初は中蓋のツメだけ買えないかと思いましたが見つけられず、楽天市場で中蓋と蝶番の部品をまとめて購入しました。
交換作業をしたのは夫なので、作業中の画像はありません!(←丸投げ)
夫に中蓋交換のポイントだけ聞きました。
- 交換は普通のドライバー1本あればできる
- 中蓋を外すときに経年劣化していた蝶番を折ってしまった
⇒蝶番の部品は中蓋とまとめて買っておいた方がよい(※2本必要)
作業してるときに「あっ!」て聞こえたような気がしてたんですが、やっぱり折ってましたね……!
そんなちょっとしたハプニングもありましたが、交換後は動作音が静かになり、洗濯機能、乾燥機能いずれも問題なく使用できています。
ちなみにこれは作業後の画像なので、中蓋だけピカピカです 笑
操作パネルの表面カバーを応急処置してみた
操作パネルは使用開始3年くらいで動作不良になり、一度メーカーさんに交換してもらったことがあります。
その後も風雨と直射日光に2年間曝されつつも頑張っていましたが、2018年9月の大型台風により、表面の透明カバーが無残にも吹き飛ばされました!
台風接近中ですがベランダに洗濯機を置いている皆様におかれましては、洗濯機に覆いをして頑丈に固定することをおすすめします。わが家の洗濯機は前回の台風で蓋が風に煽られて激しく開いたり閉まったりし、操作パネルの表面が飛びました。この程度でも修理には8000~15000円かかりますよ。 https://t.co/lBJ8Yyrsb7
— つむり@晴れの国在住 (@TsumuRi) September 30, 2018
乾燥ボタンの半分くらいまでカバーがもげてますかね……
最初は、吹き飛ばされた透明カバーを拾って、元通りに被せてテープで固定してましたが、2018年末に透明カバーが行方不明になっており、このまま放置して本体内部に水が入ると、近いうちに壊れると思われました……
そこで、Random Memoramdumさんの対策を参考に、耐水/耐光/強粘着タイプのラベルシール用紙で応急処置してみました。いちおう屋外でも使用できる製品です。
ランプの表示とラベルの不透明部分が重なると表示が見えなくなるので、ラベルのパッケージ記載の方法とは異なる貼り方をしました。
- ボタンの表示内容を不透明ラベルに印刷(直径2cmの丸)
⇒印刷用ソフトはエーワンのラベル屋さん - 洗濯機のボタン中心の丸部分に、印刷した不透明ラベルを切り取って貼りつける
- 不透明ラベルを貼った上から、ボタン全体を覆うように透明の保護フィルムを貼りつける(大きめに切って貼り付け。サイズは適当)
点字部分がボコボコになっていて、どうしても浮いてしまうので、そこから剥がれてこないかはちょっと心配ですね。
これでしばらく様子見します。剥がれた時点で耐久性についてレポートしますね。
ところでこの記事を書いてる途中でボタンの色を間違えてたことに気づいたんですが……ま、いっか!
ベランダ置き洗濯乾燥機は延長保証必須だと思う
というわけで、洗濯乾燥機の不具合2ヶ所をDIYで延命したんですが、洗濯乾燥機の不具合の原因って、異音ひとつとっても本当にいろいろあるようですし、感電や発火の可能性も怖いので、電気系統の故障はメーカーさんにお任せするのが基本だと思います。
また、ベランダ置きの洗濯乾燥機は直射日光と風雨の影響もあって劣化が激しい印象。
わが家の洗濯乾燥機も6年で5ヶ所不具合が出て、メーカー修理も2回(3ヶ所)お願いしました。
- 液体洗剤タンクからの液漏れ
⇒メーカー保証による無償修理 - 外蓋ロック機構の動作不良(U12エラー)
⇒販売店の延長保証による無償修理 - コントロールパネルの劣化(ボタンの動作不良)
⇒販売店の延長保証による無償修理 - 中蓋のガタガタ音が激しい(バネの劣化、ツメの破損)
⇒DIYで中蓋交換 - 操作パネルの劣化(表面カバーの破損)
⇒DIYで応急処置
回数自体もけっこう多いですし、保証期間終了後のメーカー修理では1回8000円~1万5000円程度はかかるので、洗濯乾燥機をベランダに置く場合は、販売店の延長保証は必須だと思ってます。
保証期間内ならメーカー修理、保証期間終了後は買い換えかダメ元でDIYというのがわが家の結論。
まあ、部品代がおいくらかにもよるんですけどね!
Panasonicの縦型洗濯乾燥機NA-FW90K7に買い替え!
その後、2020年末に同じPanasonicのNA-FW90K7に買い換えました。
ベランダで使うとやっぱり劣化が早いので、型落ち品を購入して節約した上で延長保証(5年)もつけてもらいました。今回は操作パネルがやられないようにピッタリの洗濯機カバーもつけてます。
やはり新しいので機能的には同等以上ですしお手入れ機能も充実してお気に入りになりましたが、ベランダで使うと微妙な後悔ポイントがあるので紹介します↓