こんにちは、つむり @TsumuRi です。
実はわが家、最近引っ越しました。旧居で使っていたレースカーテンをとりあえずの目隠しとして使い続けております。寒くなってきたので新居の窓のサイズに合わせて厚地カーテンを新調したところ、厚地カーテンの下からレースカーテンがはみ出てしまい、なんともダサい感じになりまして。
さすがにあかんと思ったので、新調した厚地カーテンに合わせて旧居から持ってきたレースカーテンの丈を詰めました。意外とカンタンにできたのでやり方を紹介します!
レースカーテンの丈詰めに必要な裁縫道具は?
裾を三つ折り縫いで仕上げる場合に必要な裁縫道具は以下のとおり。特別なものは必要ありません。
- チャコペン(マーカー)
- 裁ちばさみ
- アイロン
- アイロン定規
- 待ち針
- 縫い針
- しつけ糸
- ミシン
実録!レースカーテンの丈詰めのやり方
裾を三つ折り縫いで仕上げる場合の手順は以下のとおりです。
- 長さを決める
- 印をつける
- 裁断する
- アイロンで布端を折り返す
- 待ち針を打ってしつけ縫いする
- ミシンで本縫いする
- しつけ糸を抜く
長さを決める
まずは長さを決めます。
一緒に使う厚地カーテンの下からはみ出さないよう仕上がり寸法を決めました。
厚地カーテンをまだ買っていなければ、カーテンレールと窓枠や床までの距離を測って決めるとよいです。
次に、三つ折り縫いの折り返し幅を決めます。
私は手持ちのレースカーテンの折り返し幅(8cm+2cm)に合わせることにしました。
必要な布地の長さは以下のように計算しました。
印をつける
裁断する位置に印をつけます。
カーテンの上から1m以上の長さを測るのは手間なので、下から測ります。
手持ちのカーテンの長さと必要な布地の長さから、切り落とす長さを計算。
マーカータイプのチャコペン(水性)でざざーっと。
洗わなくても時間が経てば消えるので、すぐ洗う予定のないものに使いやすいです。
裁断する
裁ちばさみでザクザク切ります。
カーテンはサイズが大きい分、多少の狂いは目立ちません。
ズボラでも安心♡
切り落とした部分は(必要なら)アイロンの温度確認に使います。
布端を折り返す
カーテンのタグで素材を確認し、アイロンを素材に合った温度に設定します。
化学繊維でできたレースカーテンに高温でアイロン掛けすると溶けます。カーテンだけでなくアイロンまでダメになるという話も聞くので要注意。
古いカーテンは素材名や洗濯表示が消えて素材が分からいことがあります。そのような場合は、アイロンの目盛をいちばん低い温度に合わせて、切り落とした部分でテストするのがおすすめです。
多分ポリエステルだろうと推測した私はいきなり化2でやったけどね
まず、布端を2cm折ってアイロンを掛けてクセをつけます。
次に、布端8cm折ってアイロンを掛けてクセをつけます。
アイロン定規を使うと便利です。折り返し線をカーテンに引かなくても、アイロン定規の目盛に布端を合わせて折ることができるので。ちょいちょい手作りや手直しをするならマストだと思う。
待ち針を打ってしつけ縫いする
折り返した布が動かないようしつけ糸で縫い止めます。
私は待ち針省略しちゃったけど、待ち針を打ってからしつけ糸で縫い止めるのが基本です
しつけなしでカーテンにミシンを掛けるとズレる恐れがあるので、めんどうでも縫おう。
縫い線ギリギリをしつけ縫いすると、ミシン掛けした時にしつけ糸が巻き込まれて外れなくなることがあるので、縫い線から1cmほど離しました。玉止めは省略して糸を長めに残しました。
ミシンで本縫いする
直線縫いで、カーテンの両端と三つ折り縫いの折り山をコの字に縫います。縫い始めと縫い終わりは返し縫い。
私は、針を落とす位置を押さえの中心から2~3mmほどずらし、布端や折り山を押さえの中心に合わせて無心で布を送ることにしています。針を見てしまうと縫い目が歪むのでね……
糸を始末したらミシンがけ完了です。
しつけ糸を抜く
しつけ糸を全部抜いたら完成です。
もはや至福の時としか。スルスル抜けると気持ちいいですよね。
カーテンの両端部分でしつけ糸が縫われてしまい、抜くのに手こずりましたけど
レースカーテンの丈詰めは意外と簡単!
調子乗ってすいません(笑)
レースカーテンの丈詰めは案外簡単にできるので、引っ越し後にカーテンが長すぎるときにやってみてください!
ちなみに、画像にチラッと映り込んでいる厚地カーテンはニトリのノーブル3(アイボリー)です。
遮光・遮熱・防炎と機能を備えているのはもちろん、壁によくなじむ控えめな存在感がいい感じと思いました!
全室これで揃えました♡