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副収入の住民税申告が必要になったついでにクラウド会計で帳簿管理を始めた話

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副収入の住民税申告が必要になったついでにクラウド会計で帳簿管理を始めた話
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こんにちは、つむり(@TsumuRi)です。
➡初めての方は自己紹介もどうぞ

現在、住民税の申告に向けて昨年12月までの所得を整理しているところですが、ついでに帳簿を作成し始めました。

大昔に簿記2級を取得した私、久々に簿記に向き合いまして、残高がぴったり合う快感に身悶えております。

初めての住民税の申告、そして未来につながる自分だけの帳簿がなんだか嬉しい。というわけで、覚え書きとしてまとめました。

  • 会社員でお小遣いレベルの副業収入がある
  • 将来的に在宅ワークも視野に入れている

という方はしばしお付き合いくださいませ~

もくじ

確定申告ではなく住民税の申告とはなんぞや

初めに住民税(市・都道府県民税)の申告と書きましたが、あまり聞き慣れない方もいるかもしれません。私も聞き慣れずに「へ〜」ってなったクチです。

会社員のような給与所得者の場合、投資や副業で給与所得以外に所得を得た場合などは、年末調整では税額が定まりません。そこで、税額を確定させるため3月15日までに税務署で行うのが確定申告です(参考:タックスアンサーNo.1900

TsumuRi
TsumuRi

昨年まで夫の分だけ医療費控除などの確定申告をしてましたが私は必要なかったんですよね〜(自分は確定申告しないのに集計だけしてた理不尽😭)

よく「会社員の副業は年間20万円までは確定申告しなくてよい」とか言われますが、これも落とし穴がありまして、他に確定申告が必要なついでがあるなら申告せねばなりません(参考:確定申告を要しない場合の意義)。

さらに、確定申告のついでがない場合も住民税は申告せねばならないのです……ちーん。

エラそうに語ってますが、ファイナンシャルプランナーのsonic先生に教えてもらった話のうけうりです(笑)

https://blogger-kissa.com/sonic/homeworking-kaigyou/

かく言う私は、主に当ブログに貼ってある広告による収入が初めてサーバー代を超え、所得(収入ー経費)がプラスになったため、住民税申告の罠にハマりました。一昨年まではサーバー代の方が高かったんですよね……ちーん。

住民税の申告は、手続き場所が税務署ではなく市役所に変わるだけで、集計や申告書作成の手間は確定申告とまったく変わりません。もはや理不尽としか言いようがない😂

TsumuRi
TsumuRi

所得税同様、20万円未満は申告不要にしてほしいものです……

住民税の申告を機に帳簿管理を始めた経緯

雑所得の申告は収支が分かれば済むけれど…

雑所得は、申告書の雑所得の欄に昨年1年分の収入と経費と差し引き金額を記載できればOK。

住民税の申告書

ほとんど確定申告書と変わりませんよね……

各社からの振込金額を記載し、経費としてサーバー代などを計上して終わらせてもよかったんですが、いいきっかけと思い、2019年分からは帳簿化することにしました。

在宅ワーク化と節税を考えれば帳簿は必須

現時点で必須ではない帳簿を作成した理由は、近い将来、在宅ワーカー(フリーランス)になる可能性がそこそこ高いからです。

わが家、夫が全国転勤もあり得る職場で、近々大規模な人員異動があるとか仄めかされてるとか言うじゃないの……どうなるかは未定ですが。

そこで、読んだ本がこれ。

どうやら早いうちから帳簿を整備しない理由はあまりないというか、むしろ整備しないと損!なよう。

フリーランスとして働くにしろ、会社員の副業にしろ、ある程度稼ぐようになれば税務署に開業届と青色申告承認申請書を提出し、以降は毎年確定申告(青色申告)をすることで納付する税金を減らすことができますが、正規の簿記の原則(→複式簿記)で帳簿を作成し保管する義務が生じます。

帳簿というと面倒そうですが、領収書などの伝票の整理や集計の手間は住民税の申告でも同じですし、手間が同じなら早いうちから整理して帳簿化しておくことで後々楽ができると判断しました😇

先ほど紹介した本は、仮想通貨税制に詳しいことで有名な税理士の大河内薫先生の本で、大部分がマンガ、要点のみ文章というスタイルで、サクサク読めて分かりやすかったです。

マンガ家さんの税金の疑問に答える形式で書かれており、特に文筆業やクリエーターさんで、税金なんてさっぱり分からん!という方と相性のよい本だと思います。

TsumuRi
TsumuRi

昔、職業訓練を受けたときに使った税法テキストよりもよほどよく分かりました……(経理実務者向けのテキストでわざと?と思うほど分かりにくい)

帳簿管理はクラウド会計が簡単でおすすめ

そして帳簿管理を始めるわけですが、帳簿と言ってもアナログからデジタルまで手段はいろいろ。思いつくだけでも

  1. 文具店で帳簿を買って手書きする
  2. エクセルでフォーマットを作る
  3. 会計ソフトを購入する(インストール型)
  4. クラウド会計を利用する

という方法があり、私は④クラウド会計を選びました。

件数が少ないうちは①②でやろうかな〜とも一瞬考えたんです。①手書きって、今どきアナログ?って感じですが、アナログはデータが飛ばない良さはあります。火事で燃えるけど。

と言いつつも、①②は集計と検算がとにかく手間。間違いがあるとマズイですし、やはり③④が現実的だと思います。最低限の入力のみで集計はもちろん、確定申告書類までほぼ自動で作成できるのは楽ですよね。

③インストール型会計ソフトも考えましたが、これも購入して終わりではなく、税法改正に応じたアップデートに対応するために購入後もランニングコストがかかります。

それならば④クラウド会計の方が手間がなくていいなと思ったので、私はクラウド会計を使うことにしました。

TsumuRi
TsumuRi

無料の範囲で!

ドケチ全開ですみません(笑)

クラウド会計を使って実際どうだったかというと、入力から転記チェックまで1日で終了、結果は自動集計で楽々。

正直、銀行やカード会社、支払元の明細をかき集めて整理する方が手間でした😱

TsumuRi
TsumuRi

既に簿記用語続出で分からなくなってる方は、自営業者の経理の入門書や、日商簿記3級の参考書が1冊あると安心です😇

無料でクラウド会計を使うならやよいの白色申告orマネーフォワード!

個人事業主向けのクラウド会計にはメジャーどころが3社あります。2020年1月時点の価格と簿記の方式だけの比較ですが、

名称 やよいの白色申告オンライン やよいの青色申告オンライン マネーフォワードクラウド確定申告 freee
料金プラン フリー(無料)
ベーシック
8000円/年(→667円/月)
トータル
14000円/年(→1167円/月)
※すべて年払いのみ
セルフ
8000円/年(→667円/月)
ベーシック
12000円/年(→1000円/月)
トータル
20000円/年(→1667円/月)
※すべて年払いのみ
フリー(無料)
パーソナルライト
1280円/月(年払980円/月)
パーソナル
2480円/月(年払1,980円/月)
バーソナルプラス ※年払いのみ
35760円/年(→2,980円/月)
スターター
980円/月(年払816円/月)
スタンダード
1980円/月(年払1650円/月)
プレミアム ※年払いのみ
39800円/年(→3317円/月)
簿記の方式 簡単入力 複式簿記 複式簿記 複式簿記
無料期間 無期限 2ヶ月
初年度無償キャンペーンあり
無期限
※年間上限50仕訳
1ヶ月
公式サイト やよいの白色申告オンライン やよいの青色申告オンライン マネーフォワード確定申告 会計ソフトfreee

料金が高くなるほど当然サポートは手厚くなります。サポートの詳細は表中の公式リンクからどうぞ。

この中で無料で使い続けられるのは、やよいの白色申告オンラインと、マネーフォワードのフリープラン。私は今のところ複式簿記が不要なので、やよいの白色申告オンラインにしました。

やよいの白色申告オンラインとマネーフォワードフリープランによる帳簿管理の違いは以下のとおりで、

  • 弥生の白色申告オンライン
    簡単入力(複式簿記ではない)
  • マネーフォワードクラウド確定申告(フリープラン)
    複式簿記(→青色申告対応可)
    ・年間仕訳数上限50件

最大の違いは簿記の形式。やよいの白色申告の簡単入力は複式簿記未経験で当分は必要ない(青色申告をしない)人にはよいと思いますし、機能制限もなく無料で使うことができ、これで白色申告をしている自営業者も多いとのことなので、ひとまずの帳簿には十分です。

複式簿記から入った私は、やよいの白色申告の簡単入力がかえって使いにくく感じたところはありますが、慣れたらそんなもんでした。青色申告には対応してないので、必要になった時点で他のサービスへの乗り換えは考えてます。

マネーフォワード無料版は、無料で複式簿記ができるのがよいですが、年間仕訳数が50を超えるようならその時点で有料プランへ切り替えの必要があります。ちーん。

\ずっと無料で白色申告/

\無料で複式簿記ができる/

(※年間50仕訳まで)

有料プランは弥生の青色申告オンラインが低料金なのだけど

いずれ青色申告するときのために、クラウド会計の有料プランの最低価格と機能も比べてみました。

名称 やよいの青色申告オンライン マネーフォワードクラウド freee
料金プラン セルフ
8000円/年(→667円/月)
初年度無償キャンペーンあり
パーソナルライト
1280円/月(年払980円/月)
スターター
980円/月(年払816円/月)
機能 確定申告書類作成(e-Tax対応)
帳簿・レポート集計
データ取り込み、自動仕訳
確定申告書類作成(e-Tax対応)
帳簿・レポート集計
データ取り込み、自動仕訳
チャットサポート
確定申告書類作成(e-Tax対応)
帳簿・レポート集計
データ取り込み、自動仕訳
チャット・メールサポート
事務処理支援 なし
(請求書発行のMisoca等を別途導入)
請求書発行、経費精算、
給与計算、勤怠管理、
マイナンバー管理
請求書発行
公式サイト やよいの青色申告オンライン マネーフォワード確定申告 会計ソフトfreee

やよいの青色申告オンラインは、年間使用料がダントツの低価格で、初年度無償キャンペーン(2020年3月16日まで)もあるので魅力的です!

が、事務作業とは帳簿の管理と確定申告だけではないので、オプションとして使う事務処理支援サービスの利用料もセットで考える必要があります。

やよいの青色申告オンラインはシンプルに帳簿管理と確定申告のみ。その他の事務処理支援サービスが必要ならば別途契約が必要です。その点、freeeやマネーフォワードはセットになってます。

私の場合、月間の請求書発行枚数は少ないだろうし、人を雇うこともないと思うので、価格にこだわるならやよいの青色申告オンラインのセルフプラン+Misoca(弥生の請求書管理サービス)の無料プランがコスパ最強と思います。

やよいの白色申告オンラインからの乗り換えなら1年目無償アップグレードキャンペーンがあるので、この先不満を感じなければ素直にやよいを使うと思います。

他の2つは現在の私にはオーバースペックと感じていて、特にマネーフォワードは機能がすごく多くてその分使用料が高いのが微妙。freeeは帳簿と請求書という程々のセットなので、将来の請求書の枚数の都合で乗り換えを考えます。

\なんたって最安値/

\請求書が多めならこちら/

それでは税務相談に行ってきます

こうして無事に昨年の所得をまとめることができた私。

クラウド会計で遊んでいただけに見えたらごめんなさい。新しいもの好きなので、いろいろ試して楽しんだのは事実です。

とは言え、微妙なところでよく分からないことも残ってるんですよね〜。管轄の税務署によって判断が異なるとネットに書いてあるものがあって不安になってきた😂

(……ポイ活とかね 笑)

というわけで申告前に税務相談をしてみようかと。簡単な内容ならば管轄の税務署に電話でも聞けますし、税務署や各地の税理士会は無料の相談窓口を設けているので、間違えるとあかんところは専門家を頼るのが最短です。

それから、この記事に出てきた用語を詳しく知りたいという方がいらっしゃいましたら、たこ子さんがリアルに開業届を提出した体験談や、ファイナンシャルプランナーsonic先生による開業届を出して得をできるタイミングの試算が参考になると思います↓

https://blogger-kissa.com/takoko/homeworking-kaigyo/

https://blogger-kissa.com/sonic/homeworking-parttime/

(2020-02-22追記)

色々考えた末に、住民税の申告だけではなく確定申告をすることにしました。

ぶっちゃけた話、集計の手間が同じなら確定申告で還付を狙った方が有利と判断したのですが、初めての確定申告なのに収入源が分散しすぎて、計算の煩雑さにウンザリ……備忘録を兼ねてまとめましたので、リンク集としてご活用ください。

https://tsumurinote.com/kakutei/

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