妊娠が安定期に入ってから、気候のよい日に安産祈願に出かけました。いわゆる戌の日参りです。
お参りした先は京都の東天王「岡崎神社」です。
※公式サイトはこちら→https://okazakijinja.jp/
岡崎神社と言えば子授け・安産・縁結びのご利益で名高い神社。御祭神の二柱は、子宝に恵まれた子授けの神様として知られています。
境内のありとあらゆるところにうさぎがいることから「うさぎ神社」としても親しまれています。かつて一帯が野兎の生息地であったことから、うさぎが氏神さまの神使いとされているそうです。
おなかの子どもを岡崎神社で授かった話
岡崎神社で安産祈願をしたのは、お腹の赤ちゃんと岡崎神社に深いご縁があったからです。
安産祈願から遡ること約半年、当時大流行していた位置情報ゲームIngressのイベント「Shonin」に参戦したことからご縁が始まります。
当時の私は岡崎神社の存在を知らず、イベントの雰囲気を味わった後、平安神宮経由で大文字山を目指して歩いていました。その途中でたまたま岡崎神社の前を通り、ひっそりした雰囲気になんとなく惹かれて境内へ。
うさぎだらけの境内に軽い驚きを覚えた後、どうやら子授けの神社らしいと知りました。
「子授けのうさぎだって〜」「へ〜」という会話の後、子授けうさぎさんの像にたっぷりお水を掛けてお腹を撫で撫で。その後、社務所でミニチュアの子授けうさぎさんを分けていただきました。その時お話した方が、宮崎美子さん的なお母さん感があって妙に印象的で。
神頼みはこの時だけだったので、それから3ヶ月後に妊娠が判明した時に夫婦で「うさぎ?!」と言ったのは言うまでもありません。
というわけで、自宅からは少し遠いけれど岡崎神社に妊娠のご報告をし、安産をお祈りするのが自然の流れであろうということになったのでした。
岡崎神社で安産祈願をした話
岡崎神社のホームページには、安産祈願についてあまり詳しく書かれていません。
そこで、事前に電話で問い合わせと予約をして参拝しました。
当日は安産祈願の御祈祷をしていただくということで、夫婦ともに襟のある服&ジャケットで。
初穂料と腹帯を持参しました。初穂料は「7000円+お気持ち」と伺っていたので、娘を連れてきていただいたお礼の気持ちも込めてキリのよい額を。腹帯はトコちゃんベルトを風呂敷に包んで持っていきました。
まず社務所にて受付を。予約してあったのでスムーズでした。
以前参拝した時の女性の方が対応してくださいました。
ご祈祷の時間は20分くらいです。10月の天気のよい日でしたが境内は木立が多く涼しいので、風のよく通る拝殿はやや寒く感じました。夏以外はひざ掛けがあった方がよいと思います。
ご祈祷の後、腹帯と授与品(お札・お守り・長寿箸)をいただきました。
お守りだけ写真が残ってました。
白兎さんが可愛くて出産まで母子手帳と一緒に持ち歩いていました。
妊娠中の遠出はなかなか大変だったけれど、神様にもうさぎさんにも妊娠を報告できてよかったなぁと思います。
そうそう、以前いただいた子授けうさぎさんを安産祈願の際にお返ししようと思ったのですが、可愛らしいのでなんとなく忍びなく、社務所の方に伺うとそのまま持っていてもよいとのことだったので連れて帰ってしまいました。笑
安産祈願についてはこちらもご参考に♡
→安産祈願の初穂料はいくら?のし袋の正しい書き方やマナーを解説!
岡崎神社へのアクセス
岡崎神社へのアクセスは何パターンかありますが、わが家は安産祈願のときは阪急烏丸駅から市バスで向かい、岡崎神社前で下車しました。市バスがギュウギュウになりがちな時間帯は避けた方が無難だとは思います。
最寄りバス停は2つあります。
気候の良い時期にあえて歩くなら、地下鉄蹴上駅(徒歩15分)や神宮丸太町駅(徒歩20分)から。妊婦さんは無理せず、最寄駅からタクシーに乗るのもよいと思います。
車で行く場合、境内には1台か2台分のスペースがありますが、台数が限られている上に鳥居からの道が狭いので近隣の駐車場の方が無難です。周辺の有料駐車場を利用するか、お買い物をするなら向かいのスーパーに止める手も……。
京都市内は混雑するので、車で向かう場合は焦らないようご注意ください。個人的には、京都市内を運転したことのない方にはあまりおすすめしません。
こちらもご参考に。
→岡崎神社ホームページ|アクセス
ほんのりスピリチュアルな後日談
岡崎神社で御縁をいただいた娘は、その後もすくすくと成長していますが、実はほんのりスピリチュアルな後日談があったりします。
娘が大きくなり、言葉を操るようになってからも、岡崎神社とのご縁を感じずにはいられないわが家なのでした。子どもを育てていると神様との不思議な御縁を感じることがなぜか多いので、ひとつひとつの御縁を大切にしていきたいなと思っている今日この頃です。