こんにちは、つむり(@TsumuRi)です。
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コロナ禍により外出自粛中のわが家、4歳娘を退屈させず、集中して遊んでもらうことが大きな課題。そんな折、娘がちょうどぬり絵にハマっていることから、サクラクレパスのクーピーペンシルを買いました。
以前から揃えていたクレヨン、マーカー、色鉛筆は、
- クレヨン:発色はよいが、細かい絵は塗りにくい。手や周辺が汚れがち。
- マーカー:発色はよいが、手や服につくとなかなか落ちない。
- 色鉛筆:芯は硬めで発色が淡く、鉛筆を削るのがけっこう手間。
このように微妙な不満が…(ワガママ)
クーピーペンシルは上記の不満をすべて解決し、親も娘もよりいっそうぬりえを楽しめるようになりました。
そこで今回は、クーピーについて語りまーす♡
サクラクーピーペンシルとはこんな画材です
47年の歴史を誇る全芯タイプの色鉛筆
クーピーペンシルとは、全芯タイプの色鉛筆です。
サクラクレパス公式サイトによると、発売はなんと1973年!私も子どもの頃に12色入りを持っていた記憶が……もはや、不動の定番文房具といってよい製品です。
よい点①弱い筆圧でもしっかり発色する
クーピーペンシルの大きな特長は、色鉛筆の描きやすさと、クレヨンの発色のよさを兼ね備えていること。
わが家の4歳娘は筆圧が弱く、芯の硬い色鉛筆では「うすい…」と微妙な様子でしたが、クーピーペンシルは4歳の筆圧でもしっかり塗れました。大人は大人で、色を重ねたり、筆圧の強弱をつけたりと、色鉛筆のような細かい表現を楽しむことができました。
よい点②全芯なので削らなくても書き続けられる
クーピーペンシルは全芯で、先が丸くなっても削らずに書き続けられます。
広い面をざっくり塗る場合、先が丸くなってもあまり影響しません。
色鉛筆は、面の広さに関わらず、芯が平らになるたび削り直す必要がありますが、クーピーペンシルはその点で手間いらずと言えます。
クーピーペンシルを削るのは細かいところを繊細に書き込みたくなった時くらいだと思いますし、つまり4歳娘が自主的に削ることは当分ないと思う😊
よい点③手や周辺を汚しにくく掃除の手間いらず
色鉛筆を自称するクーピーペンシルは、さすがに手が汚れません。
柔らかめのクレヨンは、いつの間にか手や周辺を汚していたり、爪に入ったりしますよね。水で落とせるクレヨンなら汚しても掃除はわりと簡単ですが、クーピーペンシルは掃除の手間自体が省けるため、水で落とせるクレヨンよりもさらに楽だと感じました!
水で落とせるクレヨンもサクラクレパスから出てますよ。現時点で3年ほどお世話になっております
微妙な点①色鉛筆より折れやすい
クーピーペンシルは全芯で長さもそれなりにあるため、普通に使っていても折れることがあります。
うちの夫は子ども時代にクーピーペンシルをバッキバキにしていたタイプ。私はそうでもありませんが、今回改めてクーピーペンシルを観察すると、真ん中あたりに力をこめるとややしなるのがちょっと怖い。4歳娘は時々投げるので、いつか折れるのではないかと少しビビってます。
サクラクレパスによれば折れにくい仕様にはしてあるそうですし、ほんまにバッキバキになったら単色でも買えるので大丈夫かな😊
微妙な点②合成樹脂を使用している
クーピーは原材料に合成樹脂を含み、そのおかげで紙の凹凸に色が入り込みにくく、消しゴムで消すことができます。
これは画材として素晴らしい特長ですが、幼子を持つ親の心情としては天然素材にこだわりたい!とかありませんか?
このあたりを気にするご家庭には、クーピーペンシルは合わないと言えますし、普通の色鉛筆の方がベターかと。
クーピーペンシルの与え時は「言い聞かせが通じるようになってから」
以上5つの特徴から総合的に考えると、クーピーペンシルは描きやすく掃除の手間もなく幼児が使いやすい画材ではあるけれど、乱暴に扱ったり口に入れたりする時期が過ぎてから使い始めるのがよいという印象です。
わが家の結論としては、言い聞かせて聞くようになる時期以降が与え時。それ以前だとすぐ折ったり食べちゃったりが心配って感じですかね
4歳児にあえて30色缶入りを選んだ理由はパッケージ別の製品仕様
クーピーペンシルの色数は最大60色で、パッケージは紙箱、缶、ソフトケースの3種類から選べます。
この中で、4歳児が扱いやすいのは間違いなくソフトケースです。
ソフトケースはスナップボタン付きで開閉が簡単ですし、紙箱や缶よりは変形しにくい印象です。経年劣化で裂ける可能性は否定できませんが、紙箱よりは強い。缶は裂けないけど変形はしますしね。
また、幼児向けに太く短く折れにくくした製品もありますが、最初に書いたとおり、わが家が選んだのは30色の缶入りです。
パッケージのタイプにより色の組み合わせが異なる
わが家が缶入りを選んだのは、パッケージの種類によって色の組み合わせが異なるから。同じ色数でも、入ってない色があるんですね。
同じ12色でも、ソフトケースにはうすだいだいが、缶入りには白が入ってますし、
24色だと、ソフトケースには蛍光色が、缶入りにはうすむらさき、あかむらさき、おうどいろ、あかちゃいろなど微妙なバリエーションが入っています。
色数が多くても使いたい色がないとガッカリなので、娘が好んで使う色が入っているセットを、カラーチャートとにらめっこして選んだという次第。
娘はディズニープリンセスが好きで「うすだいだい」と「ももいろ」「うすむらさき」は必須。以前、クレヨンの色に「しろがない!」と娘が言ったことも考慮しました。こだわりました。
ネット通販では30色缶入りがコスパよし
現在4歳の娘には18色でも多いかしらと思ったので、カラーチャートをチェックした時点では、18色か24色の缶入りを買うつもりでした。
が、実際買う段になると、楽天市場で30色缶入りが妙にお買い得だった上、夫が「30色とか憧れだったー!」と言い始めたという……結果、誘惑に負ける形で30色缶入りを選びました😂
ちなみにクーピーペンシルが欲しいと言い出したのは夫です。夫はそれほど手先が器用な方ではなく、使いにくい色鉛筆でぬりえに付き合ってイライラしたそうで。現在は満足そうに娘のぬりえに付き合っています。
コチラのお店、本体価格だけではなく送料も割と安くてよかったです♡
缶入りクーピーは幼児でも使いやすいのか
缶入りを選ぶにあたって、幼児が自分で扱えるかどうかは気になるところですよね。
繰り返しですが、クーピーのパッケージの中で、4歳がいちばん扱いやすいのは間違いなくソフトケース。正直なところ、私も缶入りは4歳児には扱いにくそうだと思っていましたし、欲しい色が入っていればソフトケースにしていたと思います。
ただ、実際のところは、缶入りでもあまり困ってなさそうな娘です。最初こそ缶の開け方が分からず「あけてー!」と持ってきましたが、缶の隅にある「▲おす」マークを両手でギュッと押してから開けるように教えると、すぐに自分で開けられるようになりました。
というわけで、缶入りは「4歳児にとって少し工夫はいるけど一人で扱える」程度の難しさだと私は思っています。
色数が30色もあったら色選びに迷わないのか
クレヨンにしろ色鉛筆にしろ、色数が多いと子どもが色選びに迷うから、色数は最低限にする方がよいという説があります。
4歳娘も色選びに迷うことはありますが、迷うのは頭の中で塗りたい色のイメージが固まっている場合です。
色数が多い分、似たような色がたくさんあるので、どれが塗りたい色なのか見分けられないようで…
ふつうのむらさきどれ?ふつうのあかどっち???
クーピーペンシルには色名が刻印されてないので、よく使う色にマスキングテープでラベルを貼って解決しました。
なお、塗りたい色のイメージがない場合は、塗ってみたいと思った色を掴んで塗ってます。減り方を見ると、使う色はだいたい決まってる感じですね
以上より、色選びに迷うことはあるけどそこまでは困らないと言えるでしょう(※個人差はあるかと)
心配な場合は、色数が少ないセットを選んで必要な色を単品販売で買い足すとか、色数が多いセットを選んで必要なものだけ出してあげるとか、やりようはありますよ
クーピーペンシルを購入後、娘のぬりえがますますはかどってます
クーピーペンシルは、色鉛筆とクレヨンのよいところをあわせ持ち、4歳頃の幼児にとっても扱いやすい画材です。
実際、わが家では娘のぬりえ熱がますます高まっています……
特に、娘と夫と私の3人で同時にぬりえをする時は、使いたい色の順番待ちがない(色の再現性にこだわらなければ近い色を使える)ので、30色にしてよかったと思ってます。娘はお気に入りの色ばかり使うので、それ以外の色を使うのは大人です。
30色缶入りの唯一微妙な点は、A4用紙を収納できるカゴからちょっとはみ出すこと。きっちり片付かないとイヤな人は24色の方がよいかもしれません😅
おまけ:キャラクターぬりえをダウンロードできる公式サイト
余談ですが、娘のぬりえは、キャラクターの公式サイトで配布されているぬりえを家庭用プリンタでA5用紙に印刷して使っています。よろしければご参考に。
娘いわく、A4で印刷するよりもA5で印刷する方がぬりやすいそう。大人の感覚でも、A4は面積が大きすぎて疲れます。サイズが小さい分、書き込みが細かいところは塗りにくいので、ざっくりした絵柄を選ぶのがおすすめです。
それでは楽しいぬりえライフを!