娘の1歳の誕生日に迎えたベビー用テディベア、シュタイフ「おやすみクマちゃん」のお話

このクマは、娘が1歳の頃にわが家にやってきました。もう2年半の付き合いになるのかな。

その間、娘が入院したときの頼もしい付き添いになってくれたり、私が娘の相手をできないときに娘のおままごとに黙ってつきあってくれたり、もちろん娘に添い寝したり……

ほんまに、わが家にとってはなくてはならない存在になりました。

私はクマに名前をつけなかったし、娘も名前をつけなかったので、未だ名前はありません。一般名詞のはずの「クマ」がわが家では固有名詞。

クマの本名は「おやすみクマちゃん」。ドイツのシュタイフ社が作ったベビー用テディベアです。

私はそこまでぬいぐるみに思い入れのある方ではありませんが、年の離れたうちの妹がぬいぐるみを溺愛するタイプで、3歳の頃に買ってもらったぬいぐるみを大切に持ってお嫁に行きました。そんな姿を見てたので、娘が嫁入りまで大切にできるぬいぐるみがいたらいいなぁって思ってしまいまして、思い入れがないわりにけっこうこだわってお迎えしたのがこのクマです。

子どもの遊び相手として、とってもよいクマなので、今日はこのクマについて語ります。

うちの「おやすみクマちゃん」の生まれ育ちと特徴の話

ドイツのテディベアメーカー「シュタイフ」のベビー向け製品

最初に書いたとおり、クマはドイツ生まれです。ドイツの有名なテディベアメーカー、シュタイフで作られました。

ぬいぐるみ通の皆さまには、もはや説明するまでもありませんが、シュタイフは1880年にドイツで創業し、世界で初めてテディベアを製造したメーカーです。

「テディベアといえばシュタイフ」と言われるほど多くのテディベアを世に送り出し、欧米では「出産祝いと言えばシュタイフ」なんですって。（参考：シュタイフ公式サイト）

ともあれ、シュタイフのベビー向け製品のひとつがおやすみクマちゃんで、ラインナップは全3色。わが家にお迎えしたピンクはワンピース着用ですが、ブルーとグレーはパジャマ着用です。

お洋服は脱がせることもできまして、脱がせてしまえば中身は同じです（笑）

ベビー向けのぬいぐるみとしてぴったりな仕様

ぬいぐるみと一口に言っても、素材や製法は様々。ベビーに贈るぬいぐるみを選ぶときは、口に入れたりなめたりかじったりしても安全かつ清潔に使える素材・縫製かを確認する必要があります。

私が娘にクマを選んだのは1歳のお誕生日の前。

1歳なんてまだまだなめたりかじったりが楽しい時期なので、ベビー用を選ぶつもりでチェックしました。

1. 喉に詰まる恐れのあるパーツを使用していない
2. 自宅で丸洗いできる素材を使用している
3. 耐久性のある素材を使用している

うちのクマはもちろん、これら3点すべてに合格しております。

チェックポイント①喉に詰まる恐れのあるパーツを使用していない

クマの目鼻のパーツはすべて刺繍で、関節部分やお洋服にもボタンは使われていません。

唯一、耳のタグを留める金色ボタンが金属ですが、非常に頑丈に取り付けられているので取れる心配はなさそう。実際、2年以上びくともしていません。

このタグにはシリアル番号が印字されていて、ほんまに世界にひとつだけのマイフレンドの証なんですよ～

とは言え。

顔も手足も娘はよくかじりましたし、耳のタグは特にお気に入りで、かじられすぎてタグ裏面のシリアル番号が見えない状態になりましたけどね😭

チェックポイント②自宅で丸洗いできる素材を使用している

クマの素材はコットンとポリエステルで、洗濯表示通りに手洗い（推奨）または洗濯機洗いが可能です。

1歳半頃まではよだれでベタベタにされたので、時々洗ってキレイに保ってあげられてよかったです。

わが家の洗い方は基本は手洗い。あまりモミモミすると綿が潰れそうなので、特に汚れのひどいところだけつまみ洗いして、あとは全身をさっとゆすぐだけにしています。洗剤を使う場合は薄めた中性洗剤を使っています。

脱水は乾いたタオルできつめに巻いて輪ゴムで留め、ネットに入れて短時間で完了させると型崩れしにくいそう。ショップで教えてもらったので、わが家はそうしてます。

あ、乾燥は日陰で平干しにしてます。

チェックポイント③耐久性のある素材を使用している

クマに使われているコットンとポリエステルは、ぬいぐるみの素材として一般的で丈夫な素材です。

手に入りやすい素材でもあるので、表地が破れたり中綿がへたったりしたときの補修材料も調達しやすいと思います。ぬいぐるみは数年ではそうそうへたれませんが、うちの妹が嫁入りに持っていったン十年もののぬいぐるみを何度か補修した経験から頭の片隅に置いてます。

クマは娘の初めてのぬいぐるみのお友だちになる子なので、安全に清潔に長く使ってほしいと思い、このへんは本当にこだわりました。

https://tsumurinote.com/stuffed-animal/

身長25cmで幼児が抱きしめるのにちょうどいいサイズ

クマの身長は25cmで、1歳の娘が抱きしめるとちょうどいい感じでした。

抱きしめてる写真で差し障りのないやつがなかったので、わしづかみですいません。

3歳半になった今も家の中のあちこちに連れ歩いていますし、リュックに詰め込んでお出かけにも連れていきます。最初はクマ小さいかな？と思ったけど、お出かけのお供になるとちょうどいい感じですね。

お出掛けに連れていくようになるとお外でなくさないかが心配ですが、クマの脚に値札をつけるための小さな輪っかがついているので、何か対策できないかなぁと考えているところです。

紐で輪っかを作ってあげたら、おもちゃの脱落防止ストラップに繋げられるかも。

お座りや着せかえもできるのでおままごとの相手にもなる

店頭ではクマはお座りできないと聞いたような気がするんですが、うちにきた当初からクマの手足は曲げられましたし、うまいことバランスを取ったら座らせることもできました。

遊んでいるうちにいい感じにくたびれてきて、そのうち娘でも簡単にお座りさせられるようになりました。

こうなるとおままごとの相手役に最適で、あれこれ食べさせられたり病気にされたりしています。子どもってば容赦ないから、何本注射を打たれたことか……

それから、クマのお洋服は脱がせることもできるので、サイズの合うお洋服が見つかれば着せかえてあげることも可能です。ちなみにお洋服はテディベア専門店にあります。

子どもの初めてのお友だちにとてもよいクマです

娘とクマが出会ってもう2年半。

わが家にとって、本当になくてはならない存在のクマですが、

そうそう、子どもに愛されてよく遊ばれるぬいぐるみって、だんだん子どもによく似合う可愛らしい優しいお顔になっていくんですって。

クマには娘の初めてのぬいぐるみのお友だちとして、仲良く年を重ねて、もっとうちのクマらしいクマになって、なんなら嫁入りにもついていってあげてな？と母としては思ってます😇