何度も家の鍵をなくす夫に、ここ10年なくしてない妻が伝授した予防策2選

夫が、何度も家の鍵をなくします。

ここ1年で、ドアの鍵穴に差したまま忘れて出かけたことが2回、外出先で落として帰宅後に気づいたことが1回。外出先のケースは、落とした2時間後に発見して事なきを得ました。最近の日本社会、物騒な事件が多いので身の危険すら感じます。

そこで、ここ10年は鍵をなくしたことも見失ったこともない私が、夫に秘策を伝授しました。鍵をなくしがちな人の参考になれば嬉しいです。

キーチェーンで鍵とカバンをつなぐ

秘策とは、伸縮するキーチェーンのこと。鍵とカバンを物理的に繋いでしまいます。鍵はカバンの外にぶら下げるのではなく、カバンの中やポケットに入れます。そうすると出先でキーチェーンが破損しても、鍵がカバンの外に出てしまうことを防げるはず。

おすすめは片側がリング、反対側がカラビナになっているタイプ。リングに鍵、カラビナをカバンにつければ。鍵は外れにくく、カバンを入れ替えるときも着脱が簡単です。私はいつも同じカバンを使うので、取り出しやすいポケット内のループにカラビナを取り付けて、入れっぱなしにしてます（出たズボラw）

秘策とか言った割に普通すぎですけど、効果は高いです。実は私も、キーチェーンを使うようになる前は、家の中やカバンの中で鍵を行方不明にして大捜索することが多かったんです。キーチェーンを使うようになってからは、キーチェーンをつけたカバンが鍵の定位置になったので、どこかに紛れることはなくなりました。物理的な制限は強いです。

キーチェーンは長期間使うとワイヤーの接着部が劣化するので、10年で2回くらい買い替えたかな。100均でも買えるのでお財布へのダメージは少ないです。

カバンを置く人はズボンのベルトループに

キーチェーンは便利ですけど、カバンの置き忘れや、鍵だけ盗難に遭うケースまでは防げません。

カバンを身体から離す機会が多い場合は、カバンではなくズボンのベルトループにカラビナをつけて、鍵はポケットに入れるのが安全です。

キーチェーンが邪魔ならリールキーホルダー

長いキーチェーンが嫌な人には、キーチェーンよりもリールキーホルダーがいいです。チェーンがモジャモジャせず、見た目にもスマートです。

置き忘れ防止には片側がカラビナになっているものが使いやすいですよ。これもカバンの外にはぶら下げず、カバンの中やポケット内にぶら下げる方が安全です。

忘れ物防止タグ（スマートタグ）をつける

キーチェーンやリールキーホルダーだけでは心配な方は、忘れ物防止タグ（スマートタグ）も検討してみてください。鍵の位置をスマホで追跡できるようになります。

• スマートタグ（忘れ物防止タグ）のおすすめ10選｜ビックカメラ.com

私自身はキーチェーンやリールキーホルダーをカバンにつけっぱなしにしても、ここ10年間は鍵をなくしたことが一度もないので、そこまで必要性は感じてません。夫の行動パターンは謎なので、鍵にキーチェーンをつけてもなくしてきたら、いよいよAirTagを買おうかな。

行動パターンは人それぞれだし、カバンを身体から離す機会が多かったり、カバンではなくボトムのベルトループにキーチェーンをつけて時々付け替えたりするなら、なくす確率がやや高くなると想定した方がいいかなと思っています。

何度も鍵をなくす人は紛失防止グッズを使おう

ここまで普通に紛失防止グッズを紹介してきました。

現在の夫や昔の私の行動を観察した感じ、しょっちゅう鍵をなくす人って、根本的にうっかりしていたり、他のことに気を取られやすかったり、無意識でものを置きがちだったりします。このような性質や行動を変えようとしても、3日くらいで忘れるのが人の常、すぐにまた鍵をなくす行動を繰り返します。悲しいけどこれが現実なのよね。

だから、鍵をなくす行動をしても鍵がなくならないように、物理的に制限するのが最短です。人はそう簡単には変わりません。

キーチェーンは100均で入手できてお手軽なので、よく鍵をなくす人は今すぐ試してみてください。無意識に鍵をそのへんに置きがちな人も、家の中で鍵を探す回数がてきめんに減りますよ。私はこれで救われました（大げさだな）

それでも置き忘れるなら、忘れ物防止タグも検討してみてください。