

こんにちは、つむりです。
娘が4歳のクリスマス、シルバニアファミリーの「赤い屋根の大きなお家」がやってきました♡
シルバニアを欲しがっていた娘はもちろん大喜びで遊んでいるのですが、遊び方を何ヶ月か眺めてみたところ、「赤い屋根の大きなお家」をお迎えする前には気づかなかった想定外がちらほら出てきました。
その想定外とはつまり、
ということ。
当時は「赤い屋根の大きなお家」を置けるスペースを確保したから問題なしと思ってましたが、それはシルバニア遊びをまったく理解していないゆえの浅知恵でした……当時の私の頭を思いっきりはたきたい。テヘ♡
「赤い屋根の大きなおうち」をお迎えする前に気づいていれば別の選択をした可能性があるので、そのあたり書き残しておこうと思います。特に子どもが小さい場合や遊ぶスペースが狭い場合はけっこう影響が大きいのでご参考に。
わが家はキッチン+和室3部屋という昭和の間取りです。
このうち4畳半の和室をおもちゃ部屋にしていますが、娘はおもちゃ部屋と隣接する6畳の居間、キッチン、さらにキッチンを挟んだ4畳半の寝室にもちょいちょいおもちゃを運んで遊んでいます。
つまり家じゅうおもちゃ部屋みたいな感じですね
まず、娘は家のあちらこちらにおもちゃを持ち運びますが、「赤い屋根の大きなお家」はサイズが大きくちょっと重いので娘ひとりで抱えて移動することができません。
苦肉の策なのか別の部屋で遊ぶときは取り外しできる「煙突のお部屋」とお人形と家具だけで遊んだり、工作に目覚めてからはティッシュの空箱の「別荘」にお人形と家具を詰めて遊んだりします。
おもちゃ部屋であまり遊ばない時は「赤い屋根の大きなお家」が収納棚に見えてくるレベル(笑)
「赤い屋根の大きなお家」そのものを運びたい場合は「おかあちゃ~ん」と呼びます。これが地味に面倒で、お家を抱えられるようになって欲しい。食事の支度中に呼ばれるとなかなか困っちゃいますし。
小さいサイズのお家なら、小さい子でも自分で持ち運べるのでこんなことにはならないはず……。
次に、シルバニア遊びは「赤い屋根の大きなお家」単体では完結しません。最初はお家の中だけで遊んでいても、だんだん外の世界を構築するようになります。
人が集まれば街ができ、街はいずれ都市に進化する。人類の発展の歴史が……おもちゃ部屋で再現されている……!(大袈裟)
ともかく娘の想像の中で今日はお買い物の日となればお家の隣にお店がオープンしますし、ご近所に誰かが引っ越してきたことになればお家が建ちます。
最初に書いたとおり、娘は「赤い屋根の大きなお家」を自力で運べないため、お家の定位置(台の上)をそのまま遊び場にしています。ということで台の上にはお家を置くスペースに加え、ご近所さんを置くスペースが必要。組み合わせ次第ですが、少なくともお家の1.5〜2倍くらいのスペースがあると遊びの自由度が高まると感じました。
台の上に置きっぱなしで街を作って遊ぶならコンパクトなお家の方が間違いなく拡張性があると思います。床置きなら「赤い屋根の大きなおうち」でもゆとりはあるし巨大都市も夢ではないけれど、娘が自力でお家を運べないので……
運んであげればよいのだけど、私がめんどくさがりな性分なもんでw
最後に、「赤い屋根の大きなお家」を180°開いて遊ぶときは、お家の周りに子どもがぐるぐる回れるスペースが必要です。
180°開くとテラスが部屋の反対側になるので、部屋の方に座ってテラスに手を伸ばすとちょっと遠いんですね。娘はたいていぐるぐる回ってます。
片付ける時は壁に壁側にピッタリつけてもいいんだけど、遊ぶ時は壁から離してお家の周りに1m四方くらいのスペースを作ると遊びやすい。
「赤い屋根の大きなお家」を収納と遊び場を兼ねた台の上に置くなら、子どもの力でも動かせる軽いテーブルやキャスター付きの台がおすすめ。シルバニアで遊ばない時は台を壁につければ、大きなスペースを部屋の真ん中に手軽に作れます。
娘が遊んでいるときは正直部屋が狭くて…
コンパクトなお家なら、お家自体を回転させて遊べるので周囲の広さはそこまで気にしなくていいと思います。
娘の遊びを観察した結果、部屋が狭い場合や子どもが小さい場合は「赤い屋根の大きなお家」よりも「はじめてのシルバニアファミリー」の方が小回りがきいて遊びやすいかもしれません。
「はじめてのシルバニアファミリー」はシルバニアのエントリーモデルで、コンパクトかつ低価格ながらも、お人形や家具がセットされており、これだけでひととおり遊ぶことができる優れものです。
お人形や家具が少ないと感じるなら、お人形と家具のセットをつけるもよし。
「赤い屋根の大きなお家」に比べると床面積が小さく室内に置けるお人形や家具が少ないし、組み替えて遊ぶ自由度もありませんが、小さく始めると後でお家を拡張したりお店を揃えて街を拡張したりと子どもの興味に合わせて展開を楽しむ余地が残るのがよいと感じます。
このあたりは娘がシルバニアで遊ぶ姿を見ないと分かりませんでした
「はじめての~」と銘打ったおもちゃはなかなかどうしてよく考えられていて、初めて買うには無難であることを私はシルバニアで学んだのでした。
以上、おもちゃのセット内容や機能ばかりではなく、住環境や子どもの遊び動線も考えるべきと痛感したお話でした。
わが家が娘の初めてのシルバニアとして「赤い屋根の大きなお家」をお迎えしたのは娘のリクエストがあったからですが、娘のリクエストを無視して「はじめてのシルバニアファミリー」にしたらよかったという話ではありませんので、念のため。
子どものリクエストがあればできる範囲で叶えてあげる方が喜ぶと思うし、なにより「赤い屋根の大きなお家」は4部屋あるので、各部屋に生活機能を割り当ててリアルに遊べる点で気に入ってます。
でもおもちゃの収納や遊び場のスペースは子育て家庭では頭の痛い問題なので、あらかじめ覚悟してからお迎えした方がよいと思った次第です。老婆心すみません。
大きいおうちも小さいおうちもそれぞれ魅力があるので、サイズも含めてピンとくるものを選べば後悔はないと思います♡
それでは皆さま、よいシルバニアライフを♡
最後にわが家にお迎えしたアイテムをリンクしておきますね。前回記事ではこれ以外の組み合わせも紹介していますのでそちらもご参考に。