わが家では、OGK製リアチャイルドシートRBC-011DX3をママチャリに載せ、雨の日も晴れの日も爆走しております。
https://tsumurinote.com/ogk-rbc-011dx3/
子乗せママチャリの大敵と言えば、雨!
雨の日も爆走するためのマストアイテムがレインカバーですが、わが家のリア用チャイルドシートRBC-011DX3は、レインカバーを選ぶチャイルドシートだったんですよね。流線形のヘッドレストがちょっと問題になるようです。
レインカバーの購入時、いちばんいいのがほしくて楽天市場のサイクルカバーランキングを上から順に見て、ひとつひとつ相性を確認しました。けっこう時間をかけて調べたので、記事として公開します。
これからRBC-011DX3用にレインカバーを選ぶ方のお役に立てれば嬉しいです😇
OGKのOEM品ならメーカーラベルが違っても参考にできると思います。その際はショップでの型番の確認をお忘れなく。
つけっぱなし派に贈る!レインカバー選択のポイント
レインカバーつけっぱなし派の私がチェックしたポイントを説明します。
ここにない項目はあんまり重視していないリストなので、他の項目については各ショップの説明で確認してくださいね。
- 内部空間の広さ
- カバーの一部を開いて走行できるか
⇒開いた部分の固定位置(前?背面?)
⇒開いて走行したときの安定感 - 子どもの乗り降りのしかた(上から?横から?)
- レインカバー生地の性能(耐水圧、透湿性)
少し補足説明しますね。
内部空間の広さ
内部空間の広さは雨の日の子どもの快適性に直結するので、もちろん広いものがよいです。とは言え、広すぎるとものすごくゴツい見た目になるのがネックです。
カバーの一部を開いて走行できるか
つけっぱなしにする予定なので、晴れの日の子どもの快適性を気にしました。
特に夏場は暑いし蒸れるので、カバーを開いて走れないものをつけっぱなしにするのはきびしいです。
また、私はママチャリにチャイルドシートを取りつけているため、サドルとチャイルドシートの手すりの間隔が狭いのです。そこで、開いたまま走行できる製品は、カバーを開いたときのビニールの固定位置も重要です。実際つけっぱなしで使ってみると背面や上側に固定する方がベターだと思います。
開いて走行したときの安定性も一応気にしてたんですが、これは書いてあるショップ自体が少なかったです。
子どもの乗り降りのしかた
「上から」というのは、子どもを抱きかかえてチャイルドシートにヒョイと乗っけるイメージ。上が大きく開くタイプはこの乗せ方中心です。
「横から」というのは、カバーをドアのように開けるか、テントのようにめくるかして、子どもが乗り込むイメージです。
ママチャリはタイヤのインチ数が大きめなので、抱きかかえて乗せる期間が長いと思われ、上から乗せ降ろし可能かどうか、横からの場合は開口部が大きく、抱きかかえて乗せることにも対応できそうかを確認しました。
レインカバー生地の性能
ビニール製のカバーは気にしなくていい数字ですが(ショップも書いてません)、布地の場合は要チェックです。
耐水圧は文字通りどれだけ強い雨に耐えられるかの指標です。一般的な雨傘の耐水圧は250mm程度です。
透湿性は蒸れにくさの指標ですが、書いてある製品は少なかったです。まあ、レインカバーの中が蒸れて不快になるまで雨の中を走るなんてことはあんまりないでしょうし。
山用レインウェアだとめっちゃ気にするとこなんですけどね。
ゴアテックスは神!
各社レインカバーの適合性の私家版まとめ(2019年4月現在)
スペックは楽天のショップの説明に基づいて記載しましたが、私の主観も多々入っています。
また、見出しに【購入品】とあるものは実際購入したものです。
リトルキディーズ チャイルドシートレインカバー 後用 Ver3
保育園でもけっこう使っている人が多いレインカバーです。人気あるんだろうなと思ったら、やっぱり楽天ランキング1位でした(調査時)。
車内空間の広さと視界のよさをウリにしてます。カバーを開いた時は後ろ側に丸めるか、2つ折りで固定しますが、カバーを開いた時は装着安定性が若干低下するとのこと(実は、これをちゃんと書いてるカバーはこれだけだったので、好印象)。
周囲ではカバーを開いたまま走ってる人をけっこう見かけるので、安定性が気になる場合は使ってる人を捕まえて聞いてみたらいいような気がしますね!
乗り降りは上からも横からも可能です。
norokka ポップアップするレインカバー
これ、楽天の製品説明ページがめっちゃ可愛くて分かりやすいので必見です!(←そこかいw)
内部空間が広いことと、さっと取り付けられることがウリで、特に夏場のつけっぱなしは避けるよう呼び掛けてます。
乗り降りは横から、ドアのように昇降するタイプ。生地の耐水圧は2500㎜です。
OGK ハレーロ・キッズ(RCR-003)【購入品】
自転車用チャイルドシートメーカーの雄、OGK技研製のレインカバーは、いわゆるメーカー純正品ですね。
カバーを開いて走行する場合は、ビニールを丸めて前方(サドルの後ろ)に固定します。乗り降りは上から、または横からです。
実際に使用した感想【クチコミ】
これは購入品なので、簡単に使用感も書きますね。
私のファーストレインカバーです。あまり考えず、リア用チャイルドシートとほぼ同時に購入しました。でも、つけっぱなし派の私とはいまいち相性がよくなかったです。
カバーを開いた時は、ビニール部分をくるくる巻いて前方(サドルの後ろ)で留める仕組みですが、ママチャリだとサドルとチャイルドシートの持ち手まで間隔が割と狭くて、カバーが娘の手に当たって嫌がられたので、つけっぱなしは断念しました。閉めてしまうとやや空間が狭い印象もありました。
取り付けは、チャイルドシートにばさっとかけて紐とマジックテープで固定するだけの簡単なものですし、たためばそれなりコンパクトなので、雨の日だけ使う人にはいいと思います。
ヘッドレストのないタイプのチャイルドシート(↓このタイプ)の一部にも取り付け可能なあたりは、さすがOGK製だと思います。
OGK技研ハレーロ・キッズ(RCR-007)
2019年3月に発売された、RCR-003の弱点を改善した新モデルです。チャイルドシート購入時にこれ出てたらこっちいってたと思います。
内部空間はRCR-003より広くなり、カバーを開けたときの固定は上側になりました。乗り降りは上からも横からもできます。
えー、純正でこれって無敵やん……と思ったくらいですが、RCR-003とは違い、ヘッドレストのないものには取り付けできなくなりました。
LABOCLE リアチャイルドシート用雨よけカバー L-PCR03
色が渋くてカッコよく、車内空間が広いことがウリのレインカバーです。2019年3月にリニューアルしたばかりで、リニューアル前に比べ内部空間が広くなり、装着が簡単になりました。
フロントの窓部分を開ける場合は上で固定します。また、足元部分をクルクルと巻き上げておくことも可能。乗り降りは横からです。
リニューアル前の旧モデルL-PCR02もまだ入手できます。現物を駐輪場で見たことがありますが、少しだけ艶のある生地で渋かったです。私は旧モデルのデザインのほうが好きです(←聞いてない)
※2020年4月現在、旧モデルを購入できるサイトはありません
socca リアチャイルドシートレインカバー
これも渋くておしゃれなレインカバーです。杢柄プリントが素敵。これも2019年3月にリニューアルしてversion 3.0になりました。旧タイプと比べると装着が簡単。
つけっぱなしモデルで、晴れの日はフロントの窓部分を開け、足元のカバーだけ外せるので熱がこもりません。フロントの窓部分を開いた時は上で固定します。乗り降りは横からするタイプです。
こちらも旧タイプが購入可能です。そしてこれも旧タイプのデザインの方がすき!(←だから、聞いてないw)
maruto D-5RD
プレートを付けて装着することで、ヘッドレストの位置は子どもに合わせたまま、カバーの天井だけ高くできるという仕組みです。プレートがあるので空間はかなり広そう。
フロントの窓部分を開けたときは丸めて上方に固定します。乗り降りは横からするタイプです。
maruto D-5RCDX
これもmarutoの製品です。
一見、1つ上のレインカバーの延長プレートがないだけ?って感じですが、よく見ると、携帯性をウリにしてました。チャイルドシートヘッドレストの後ろにくっつけて運べます。ただし、ヘッドサポート一体型のチャイルドシートだと、この使い方はできません。
内部空間の広さは不明ですが、広くしたい場合は別売の延長プレートの購入をおすすめしているよう。乗り降りは横からするタイプです。
プレミアムモデルもあります。
ハローエンジェル チャイルドシート用レインカバー
これもよく見かけるレインカバーですよね。
天井がしっかりしており小さなお部屋のような空間になることをウリにしてますが、RBC-011DX3はチャイルドシートの頭部が丸いので、装着後のカバーの形が若干ゆがむそうです。
フロントの窓部分を開けたときは上で固定します。乗り降りは横からです。フロントがかなり大きく開くので、ちいさい子なら上からもいけそうな気がしてなりません…。
生地の耐水圧は5000㎜、透湿性は1000MVPです。めずらしく透湿性までこだわった製品です。
黒がベースのスポーティーモデルもあります。
LAKIA Casa自転車用レインカバー
かなりスポーティーな雰囲気のレインカバーで、ドーム型で広々空間をウリにしてます。カバーを開けたときは上で固定します。乗る時は上からですね。
Sorayuリア用レインカバー【購入品】
これも広い空間がウリのレインカバーです。
他のレインカバーとは違い、カバーのフロントを開けるのではなく、側面ファスナーを半開にして、余った生地を内側に折り込むのがなんともユニーク。サイドに窓ができるんです。乗り降りはもちろん横からです。
生地の耐水圧は5000mmです。
実際に使用した感想【クチコミ】
これも購入品で、ほんとうに気に入って使ってます。使用感は別記事にまとめました。
https://tsumurinote.com/sorayu/
HIROチャイルドシートレインカバー
取り付けに別売りのこどもヘッド2(延長プレート)が必要です。ヘッドレストが低い場合も、こどもヘッドをつければ天井を高くできるとのこと。
フロントの窓部分を開いた時は上で固定します。フロントの窓はかなり大きく、上からと横から乗り降りできます。
ガーリーマミー後ろ用レインカバー
こちらも取り付けに別売りのアダプター装着が必要です。
フロントの窓を開いた時は上で固定します。窓がかなり大きいので、上からと横から乗り降りできます。柄違いがけっこういろいろあるんですよね。
レインカバーは使い方にあわせて選ぶと超快適
いろいろ迷った中で、私が最終的に選んだのはSorayuリア用レインカバーです。
ハローエンジェルとも最後まで迷いましたが、Sorayuの空間の広さと、横にある窓というユニークさが決め手になりました。この形は絶対につけっぱなしが前提ですしね。
Sorayuリア用レインカバーの製品レビューは別の記事でしていますので、あわせてお読みいただけたら嬉しいです。
https://tsumurinote.com/sorayu/
レインカバーの使い方って、生活スタイルによって全然違うと思います。毎回外すのか、つけっぱなしか、スペックの中で何を優先するか……みたいな。
でもひとつ言えることは、スタイルにぴったり合ったレインカバーを使うと毎日快適だということ。そのためにはまず、どんな使い方をするか徹底的にシミュレーションすることが大切です!
最初テキトーに買ったら相性悪かったもんね…
それ言わないで!
皆さまも、よいレインカバーにめぐりあえますように。