

こんにちは、つむり @TsumuRi です。
ついに!ストレングスファインダーの34資質の診断結果をオープンにしました。
仕事上の役割が変わって悩んでいたこともあって、今年の締めにいいなと思いまして。
ストレングスファインダーは、アメリカで開発された強みを発見するためのオンライン・テストで、人間の才能を34の資質に分類し、177の設問の回答に基づき34資質の順位を決定します。
実際にテストを受けてみるとかなり正確に私の性質を言い当てていると感じました。また、提供されるレポートは実生活に生かしやすい印象でした。
書籍にテストを受けられるコードが封入されていますが、コードの使用は1回限りなので、中古本は購入しませんよう。
ストレングスファインダーは2019年秋頃にリブランドされ、名称がクリフトンストレングス・テストに変わりましたが、本質的には同じ。旧名称の方が通りがよいので記事内ではストレングスファインダーと表記します。てきとうに読み替えてください。
せっかく34資質をオープンにしたので、この記事で私のストレングスファインダー34資質の順位を紹介します。
第1位は責任感(Responsibility)でした。
あなたは責任感という資質により、自分がやると言ったことに対しては何でもやり遂げようという強い気持ちを持ちます。それが大きかろうと小さかろうと、あなたは完了するまでそれをやり遂げることに心理的に拘束されます。あなたの良い評判はそこから来ています。
クリフトンストレングスの資質「責任感®」
もし何かの理由であなたが約束を果たせない時、あなたは相手に対してそれを何らかの形で埋め合わせる方法を無意識に探し始めます。謝罪では十分でありません。言い訳や正当化は問題外です。あなたは埋め合わせが終るまで、生きた心地がしません。このような良心、物事を正しく行うことに対する強迫観念に近い考え、非の打ち所がない倫理観、これらがすべてあいまって「絶対的に信頼できる」という高い評判を生み出すのです。
これなんていう私デスカネ……?
あんまりおもしろみが感じられない資質が第1位でなんかすいません。真面目すぎて逆におもしろいとは時々言われますけど。
レポートの説明は一瞬ほめてるようで実はdisってきませんか?アメリカンジョークでしょうか。
ストレングスファインダーは元々アメリカのテストで、原文の表記の方が資質の実態に即しているような気がするので、この記事では英語名も併記することにしています。
第2位から第5位までまとめて紹介します。
私はお仕事で医薬品分野の技術文書の翻訳・作成・校正に加えて文献調査などをしているのですが、私にとってはめちゃくちゃ楽しいお仕事なのです!こうやって第5位までの資質を見てみると、意識せずとも自ずから発揮されてしまう上位資質をフル活用できる天職だと思います。
「調べる→考える→表現する」のルーチンを愛している私にとって、このブログは趣味というよりはもはや生き様と言った方がよい気がします(←重すぎだわ)
念のため書いておくと、資質=強みというだけではありません。諸刃の剣です
上位資質はうまく生かせば武器になる一方、けっこう危なっかしい面もあります。
たとえば私の場合、「責任感」×「慎重さ」×「目標志向」の掛け合わせで丁寧に確実に仕事をこなして信頼を積み上げる性質がある反面、仕事を断れずに量的な負荷を抱え込んでパンクする事故が起こりがちです。
さらに「内省」×「収集心」が重なると、ありとあらゆる材料をかき集めながら思考の沼にハマりこみ、自分を追い込みかねません……
上位資質を知ることで、強みを生かせるようになると同時に失敗のパターンを予測して回避できるようになると感じました。
第6位~第10位の資質も、第5位までのものほどではありませんが発揮されやすい資質です。
第5位までの資質との組み合わせで、より自己理解が深まります。第5位までの上位資質が全体像を描くとするなら、第6位~第10位の資質が全体像に陰影をつける感じとでも言いましょうか。
リスクを避けるだけにとどまらない完璧主義や、様々なことを知りたい、身につけたい、スキルアップしたいという欲求や、こうやっていちいち理屈っぽく考える指向性は、第6位~第10位の資質に分かりやすく出ていると思いました。
また、上位資質による危うさに拍車をかける資質でもありますね。
ひとつに特化するのはバランスを捨てるということでもあるので、危なっかしくなって当然っちゃ当然かもしれません
第11位~第29位の資質は、あるもないもあんまり存在感がありません。
上の方は若干表れている気はするけれど、あくまで「気はする」レベル。下の方は薄いと感じます。
ちょっと気になるのが、第26位から第28位に「適応性」「ポジティブ」「自己確信」という現状肯定の資質が固まっていること。さらに第13位に「回復志向」があることも、現状に満足した上で行動するのではなく、現状の不足感を補填するべく行動する私の特性をよく表しています。
慎重さが上位にあるにも関わらず、キャパオーバーになってくると注意不足で大失敗をやらかす危なっかしさはここから来ていると推察されます。
仕方がないのでキャパオーバーになりそうな気配がしたら手を止めることにしています。安定感のある人って、現状肯定が得意で「なにもしない」ところから始めることができるからスゴいと思う
このあたりは「私にはない!」と断言できる資質です。
特に第34位の指令性は、アラフォーになるまで一度も発揮したことがない資質だと思います。基本的に、自分が主導権をとって何かしようとは考えないタイプなので、多分これから先も発揮することはないでしょう……
活発性が30位で意外と低いですが、実は生来のものぐさです(笑)
したいこととするべきことはしますが、それ以外のことはしたくない性格で、全方位的な活発さはありません……
34資質をすべてオープンにすると、こんな図表が見られます。
私の場合、4領域の中では行動力と戦略的思考力が圧倒的です。
順位を細かく見ていくと、人間関係構築力は軒並み中位で、影響力に至っては下位でおだんご状態になっています(笑)
影響力の領域のうち、9位「最上志向」や12位「自我」など、主に内面に関わり、自己の向上に繋がるものだけは上の方に出てきているというアンバランスさよ。
この図は会社組織の中での立ち回り方をよく表していると思います。リーダーやファシリテーターはあまり向いてないのも明白で、一生涯を通じて最前線のプレイヤーとしてゴリゴリ腕を磨くのが性に合うタイプですね。
これを見て改めてプレイヤーでいたいと思いました!
ストレングスファインダーとは、つまるところ自己への洞察を深めることで未来の自分をよくするツールです。
「内省」と「分析思考」が上位にあり、行動力が最大の強みである「未来志向」の私としては、ストレングスファインダーをサカナにあれこれ考えることも、考えた結果を元に自分の行動を変え、何らか結果を得ることもおもしろくて仕方がない感じです。現状肯定の資質が下位なのも絶対あるんですが(笑)
日常の課題解決に使えるツールだと思いますし、上位5資質だけでも知る価値はあると思いますよ。
まだやったことのない人はぜひ一度お試しくださいね。