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キムワイプ50歳おめでとう!理系の共通言語的な産業用ワイパーへの愛を語ろう

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皆さま、あのキムワイプが2019年3月で50周年を迎えたってご存知でした?

↓50周年特設サイトはコチラ↓

https://pro.crecia.co.jp/kimwipes/

2019年3月現在、期間限定の50周年記念パッケージ応募者全員にキムワイプグッズが当たるキャンペーンにより、界隈がたいそう熱いことになっております。

ラボワークの現場を離れてしばらく経つとは言え、Twitterでキムワイプネタを見かけるたびに反応せずにはいられない私、もちろん買って応募します

実はもう買ったんです。東急ハンズで。

じゃじゃん!

今回は、キムワイプ50歳のお祭りに乗っかって、

  1. 産業用ワイパーとしてのキムワイプ
  2. ラボ経験者にとってのキムワイプ
  3. キムワイプ50周年キャンペーンで遊んだ感想

こんな感じで、ああだこうだ語りますので、キムワイプという製品に心がざわめいた方はしばらくお付き合いくださいませ。

もくじ

キムワイプってこんな産業用ワイパーです

50年の歴史ある製品

ご存知の方が多いと思いますが、キムワイプは日本製紙クレシアがアメリカのキンバリー・クラーク社と提携して製造している産業用紙ワイパーで、今から50年前の1969年に誕生しました。奇しくもアポロ11号が人類初の月面着陸を果たした年です。

毛羽立ちや繊維残りが少ない

キムワイプとは平たく言えばティッシュのような拭き取り用の紙製品ですが、サイズは家庭用のティッシュの半分程度の長方形、ティッシュと違って1枚重ねで紙厚は少し薄め。

な~んだ、ただの薄いティッシュかと侮ることなかれ。キムワイプの紙質はちょっと特別なんですよ。

  • 毛羽立ちや繊維残りが少ない
  • 独自のクレープ加工で拭き取り性がよい(→触るとザラザラ感あり)

つまり、家庭用のティッシュで拭くと繊維残りが気になるところを拭き取るのによい製品なんです。

パッケージデザインは独特の緑色が特徴的で、もっさりしているようにもスタイリッシュなようにも見える絶妙さです。

当ブログのイメージカラーも緑色なのでなんだか親近感を覚えます(偶然ですw)

繊細な拭き取りを必要とする現場で使われる

毛羽立ちや繊維残りが少なく、拭き取り性が良いという性質から、キムワイプは実験室など繊細な拭き取りを必要とする現場で使われています。

拭き取り紙としてだけではなく、実験台の上にちょっと敷いたりもします。さながら懐紙のような趣でございます。

スタンダードなS-200は、箱のサイズもお手頃ですし、空になった箱の上部を切り取って小物入れや引き出しの中の仕切りとして使ったりもできて、本当に多用途。

ラボ経験のある人なら、いや、ラボ経験がなくても写真や動画で実験室を見たことがある人なら、実験器具のかたわらにたたずむキムワイプを見たことがあると言っても過言ではないと思います。

例えば、Googleで「化学 研究室」で画像検索した結果を見るとけっこう写り込んでるんですよね。撮影者がよほど気をつけないと写り込むのがキムワイプです。他には映画やドラマなどの実験室のシーンに出演してたりもしますよね。こっちはラボのリアリティの演出かな?

ちなみに、キムワイプファミリーのJKワイパーやキムタオルもよく映りこんでますよね(←聞いてない)

キムワイプファミリーの違いは、日本製紙クレシアさんの一覧表で確認してくださいね~

家庭にはオーバースペックかも

実験室ではおなじみのキムワイプですが、家庭では若干オーバースペックな感じは否めません。

チリ一つ残さず拭き上げたい場所なんて家庭にはそれほどありませんし、ティッシュやキッチンペーパーでいいじゃん!と言われると、まったくそのとおりです。

それでも電子工作をしたり、プラモデルを作ったり、繊細な拭き上げが必要になる場面ではキムワイプはいいと思いますよ。

お店の電子工作コーナーやプラモコーナーで販売されているのを目にすることもありますし。

以前は私も、パソコンの裏蓋を開けて部品交換などしていたんですが、最近はあまりしないので、50周年記念のお祭りに乗っかって買っちゃったキムワイプをどう使おうかと思案しておるところです。

無水エタノールとコンビにしてお掃除に使おうか、メガネクリーナーとコンビにしてメガネ拭きに使おうか……(←発想が貧困)

キムワイプは理系の共通言語

キムワイプとノスタルジー

私は理系大学出身ですし、社会人になってからもしばらくはラボワークをしていました。

現在はラボから離れて翻訳や技術資料作成の仕事をしていますが、分野的にはずっと化学や薬学の周辺にいます。

こんな私なので、キムワイプにはなんだかノスタルジーを感じます。

思えば、ラボ時代にいつもそばにいてくれたのはキムワイプなんです。

高価な試薬を使った反応に限って進行しなかった時、目的物が分解したり、分離できなかったりで途方にくれた時、いまいちな出来の実験報告書を指導教官にけちょんけちょんに言われた時……。

ティッシュがないときに鼻をかんで鼻の下が痛くなったり、「高いんだからティッシュ使え!」と叱られる原因まで作ってくれましたけどね!(←責任転嫁)

大学生の頃って今思えば若かったし、何にも分かってなかったし、勢いと手数だけで失敗して試薬を無駄にしたことも本当に多く、枕に顔を埋めてジタバタしたくなるくらい未熟でした。

そんな汗と涙に彩られた青春の日々を思い出させてくれる……私にとってキムワイプはノスタルジックな存在なのであります。

TsumuRi
TsumuRi

葬りたい黒歴史を知る存在とも言える!

キムワイプは日本規模の内輪ネタ

私がそうであるように、ラボ経験がある方(特に現在はラボワークから離れている方)は、キムワイプにどこかノスタルジックなものを感じるんではないでしょうか。全員が全員じゃないとは思いますが。

いつもは育児ネタばかりの私のTwitterアカウント(@TsumuRi)ですが、時々キムワイプさんにノスタルジーを刺激され、キムワイプネタを連投してしまうことがあるんです。

そんなとき、決まってリプなり「いいね!」なりのリアクションしてくれる方や、キムワイプネタをきっかけにフォローしてくださる方がいらっしゃるんですよね。

出身校も現在の環境もまったく異なるのに、キムワイプだけでなんとなく連帯できるって、ちょっとすごいことだと思いませんか。

Twitter公式アカウントが愛くるしい

キムワイプを販売する日本製紙クレシアの広報さんもそのあたりのことはよく分かっているご様子で、webでの広報戦略がいい意味でスゴいんです。

特にTwitterの公式アカウント(@kimwipes_crecia)は、印象のよさを通り越して、愛くるしさすら感じます

質問リプがあれば丁寧に回答し、キムワイプ関連のハッシュタグをつけてtweetすれば「いいね!」で静かに反応してくれ、奥ゆかしさを感じさせたかと思えば、時々調子乗ってる風な時もあったりと、なんだかとっても可愛いんです。

もはや親しみを込めて「キムワイプさん」と呼びたい感じですねー。

TsumuRi
TsumuRi

というわけで、以下公式アカウントを「キムワイプさん」と呼ばせていただきます!「さん」がない方は製品名です(笑)

他にはゆる~い感じのキムワイプブログもあったりします。忘れた頃に更新されてるのでお見逃しなきよう。

2種類のキムワイプLINEスタンプがある

さらにもうひとつ、広報さん分かってんな~と思ってるのがこれ。

キムワイプのLINEスタンプがなんと2種類も販売されているんです(各120円)。

第1弾は2018年の7月に発売したもので、こちらはノーマルのパッケージ。

https://store.line.me/stickershop/product/3998565/

第2弾は50歳を迎える今年2019年1月に発売されたもので、50周年限定パッケージも入ってます

https://store.line.me/stickershop/product/6288473/

使いにくくない?という声が聞こえてきそうですが、いやいやけっこう使えるんですよー。

うちは夫も理系なので家族間で送り合いますし、大学時代の友人とのやり取りにも使えます。わりと好評、というかみんなツッコまずにいられないようです。

それから、あの人なんか理系の匂いがするけど聞きにくいけど聞きたいなぁと思った時、うっかりを装ってキムワイプスタンプを送ると反応してくれることもあります(←迷惑)

周囲に理系がいれば使いどころにはあんまり困らないと思います!

なお、キムワイプスタンプの売り上げは科学・化学に関わるところに寄付される予定だそうです。実際、2018年10月には日本科学未来館に寄付されたとブログで報告されてました。

https://pro.crecia.co.jp/blog/2018/10/04/27

売り上げが微妙というオチがつくあたりが、なんかキムワイプさんぽいなぁって感じですが、使える上に科学振興にも役立つなんて、キムワイプスタンプは買わない理由がないと思います。

TsumuRi
TsumuRi

50歳のお祝いですしね!

marimo
marimo

完全に取り込まれておるな

キムワイプ50周年キャンペーンで遊んだ感想

ここからはキムワイプ50周年キャンペーンで遊んだ感想を口コミします。

キムワイプ50周年記念パッケージが可愛い

2019年の3月に50周年限定パッケージのキムワイプが発売されました。キムワイプさんによると、期間は2019年8月頃までの予定だそうです。

最初に書いたとおり、私は東急ハンズで現品を買いました!(再掲↓)

50thの文字が入っていたり、金色のラインで実験器具の絵が入っていたりと、通常パッケージとは少し趣の異なる記念パッケージ。最大の違いは裏面のメッセージです

キムワイプさんがTwitterに載せてくれた画像と同じメッセージが入っています!(デザインはTwitterの方が可愛い)

本文2行目の「今では産業用ワイパーのシンボルのように親しんでいただいてますこと」のくだりに、ちょっぴり調子乗っちゃった感がにじみ出ていて、キムワイプさんって本当に可愛いなあと思います。

毎日キムワイプキャンペーンに脱力

さらに、拡張現実(AR)を利用して毎日キムワイプと触れ合うキャンペーンもやってます(詳細

これは、スマホの無料アプリ「COCOAR2」を使うもので、アプリでキムワイプの箱をスキャンすると日替わりで川柳を詠んでくれるというもの。

試してみたら、いきなりダジャレで脱力しました。おまけに小物入れネタまでやりおって……

また、50周年限定パッケージの裏面をスキャンすると「おめでとう」フレームを表示してくれます。

キムワイプさんによれば、通常パッケージでも川柳は詠んでくれますが、おめでとうフレームは限定パッケージのみとのこと。

そろそろ夫の誕生日なので、このフレームで写真を撮ってあげようと思います(←間違いなく苦笑されるやつ)

COCOAR2

COCOAR2

Startialab Co.,Ltd.無料posted withアプリーチ

キムワイプグッズがもらえるスタンプ集めてます!(現在進行形)

さらに、キムワイプグッズが絶対もらえるキャンペーンが2つ開催されてるので、こちらも応募すべくスタンプ集めてます。

第6弾ワイワイキャンペーンはケース買い必須

第6弾ワイワイキャンペーンは、キムワイプを含めた対象商品6種類をケースで購入した際に封入されているチラシに記載の応募IDが必要

どう考えても企業や研究機関向けの企画ですね!

台車とかコットンバッグとか正直ちょっと惹かれるんですが、さすがに個人でケース買いする度胸はありませぬ……

絶対もらえるプレゼントキャンペーンなら個人でも応募できる

なので私が狙っているのはコチラ!

毎日キムワイプキャンペーンで遊ぶと手に入るスタンプを、4種類集めると応募できる、絶対もらえるプレゼントキャンペーンです。

応募方法は、キムワイプさんの手作り感あふれる動画が分かりやすいです。

スタンプは毎週月曜日に更新されるので、4種類集めるにはざっくり1ヶ月かかりますが、キャンペーン期間が2019年3月1日~2019年5月31日までなので、5月頭までに始めればなんとか間に合う計算

こちらはキムワイプが1箱あれば参加できるのが嬉しいです。

さらに、抽選でもらえるハッシュタグキャンペーンも同時開催していて、ARで川柳やスペシャルフレームと一緒に撮った画像を「#キムワイプ50歳」のタグ付きでTwitterにアップすると、抽選で3名にキムワイプ掛け時計がもらえるそう。

もちろんこちらにも応募しまーす。

日本製紙クレシアさん太っ腹すぎます

それにしてもこのプレゼントキャンペーン、個人が1箱買って応募しまくると日本製紙クレシアさんが赤字になる気がしてなりません……

だってキムワイプS-200の定価って200円くらいで、ネット通販だと150円前後でも買えるんですよ。これでプレゼント大盤振る舞いすると考えると……ねぇ?

それで、いっぱい買った方がいいのか?これを機に使ったことのない人にも紹介した方がいいのか?と、なんだか悩んじゃいまして、こんなブログ記事を書いた、というわけなんです!

キムワイプ50歳おめでとう!

最後になりましたが、キムワイプ50歳おめでとうございます!

現在はラボワークから離れてしまった私ですが、ロゴや製品名を見かけるたびにノスタルジーを呼び起こされ、うかうかと反応してしまう日々でございます。

またラボに戻ることがあれば、その時はまたそっと見つめていただければ嬉しいなと思います。

今後とも(現役ラボワーカーの夫ともども)よろしくお願いいたします。

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