
こんにちは!実は時々ハンドメイド派のTsumuRiです!
そんな私にとって最強の手作りおもちゃ「スナップ付きフェルト棒」は、フェルトを丸めて作った棒の両端にスナップボタンがついているだけのとてもシンプルなおもちゃです。

長さ6cm×直径1cmくらいで作りました。
あかちゃん時代からある程度大きくなるまで、こどもの成長に合わせていろいろな遊び方ができるので、作ってみて大正解でした。
そんなに難しいものではないので、手作り派もそうでない方も、ぜひ試してみてくださいね。

実際にどんなものか気になる方は、保育園や子育てひろばなどに置いていることもあるので探してみてくださいね
スナップ付きフェルト棒の遊び方
遊びのバリエーションが広く、成長に応じて異なる楽しみ方があることがスナップ付きフェルト棒の魅力です。
2歳になると、こどもが新しい遊び方を見つけて教えてくれるようになりました。
ここでは、月齢別の遊び方を紹介しますね!
1歳前後(10ヶ月〜1歳半)
1歳前後だとまだ複雑な遊びはできませんが、単純な遊びでも十分楽しめます。この頃は10本もあれば十分だと思います。
- ぽっとん落とし
- つなげたものをちぎる
- つなげたものを振り回す
空のペットボトルや穴を開けた箱と組み合わせて「ぽっとん落とし」にするとけっこうハマります。

ちなみにこれは、お醤油のペットボトルです!(500mL)
また、たくさんつなげたものを渡すと、ちぎって投げたり振り回したり楽しそうにしていました。
この時期に注意が必要なこと
この時期はなんでも口に入れるので、飲み込まないよう注意が必要です。
スナップが取れかけていないかのチェックも忘れずに!
2歳前後(1歳半〜)
2歳前後ではだんだん見立て遊びができるようになりますが、まだ自分でスナップをはめる器用さはありません。
数や色を増やすと喜びます。30本くらいあればけっこう充実します。
- おままごとの具材
- おしゃれアイテム(ネックレスなど)
保育園でおままごとにハマってからは、フェルト棒はもっぱらおままごとの具材です。赤いのはウインナー、オレンジはニンジン、緑はキャベツ、たくさんつなげてうどん、など。

このお鍋とコンロはこどもちゃれんじぷちのエデュトイ。白の器は100均です……!
フェルト棒をたくさんつなげると、おしゃれアイテムにも変身します。うでわ、かんむり、ネックレス、しっぽ?!
つなげたものを振り回す遊びや、ちぎって投げる遊びもまだまだ楽しいようです。
この時期に注意が必要なこと
1歳前後と同じく、なんでも口に入れるので、飲み込まないよう注意が必要です。
スナップが取れかけていないかのチェックも忘れずに!
2歳以降〜
2歳を過ぎると、自分でスナップを留めてつなげようとするのを見るようになりました。
- 自分でつなげる
- 形を創造する
まだ手先の器用さが追いつかず、「つけてー」「てつだってー」と持ってきますが、手をそえて一緒にスナップを留めると嬉しそうにしています。
スナップを留めるのに慣れたら、1.5倍の長さの棒や、真ん中にスナップをつけてT字につなげるようにした棒を作って、形づくりを楽しんでもらいたいなと思います。
この時期に注意が必要なこと
つなげる遊びを始めてしばらくは、むりやりスナップを留めようとして、スナップの縁で指を傷つけることがあるので要注意。
何でも口に入れる時期ではなくなってきますが、今度はふざけて口に入れるようになってきます。なのでやっぱり飲み込みには注意。
スナップが取れかけていないかのチェックも忘れずに!
スナップ付きフェルト棒の作り方
最初に書いたとおり、おおまかにはフェルトを切って丸め、両端にスナップボタンを縫いつけると完成です。
材料
材料もシンプルに、フェルトとスナップボタンと糸です!
- フェルト(18cm×18cm)
- スナップボタン(8~10mm)
- 糸
フェルト(18cm×18cm)
私は18cm×18cmの洗えるフェルトが3枚セットになったものを100均(Seria)で買いました!
同じ色のフェルト棒を大量に作りたい場合は60cm×60cmの大判サイズ1枚入りを購入する方が割安です。
手芸店のフェルトは1枚当たり100円前後と割高ですが、色数が豊富なのでこだわる人にはいいかも。

フェルトには通常のものとハードタイプのものがありますが、ハードタイプのものはフェルト棒には向かないのでご注意を!
スナップボタン(8~10mm)
フェルトを丸めると直径がだいたい1cmくらいになるので、8~10mmくらいがちょうどいいと思います。私は8mmサイズで作りました。
糸
糸はこだわりがなければありものでOKだと思いますが、フェルトに合った色にするとできあがりが美しいので、私は色は合わせました。
フェルトが何色もある場合は、何色かセットになった糸を買うと割安だと思います。これも100均にありますが、手芸店には40色近くがセットになったものもあるので、ひとつ持っているとボタンつけやマスコット作りでも色合わせに困らなくてよいです。
作り方
作り方というほどのものではありませんが、手順はこんな感じです!
- フェルトを6cm×9cmに切る。1枚を6等分するイメージ
- できあがり長さが6cmになるようにフェルトを丸める
- フェルトの巻き終わりを縫い止める
- フェルト棒の両端にスナップボタンを縫いつける
- できあがり!
縫いとめ方やスナップボタンのつけ方は、YouTubeの動画を見ると分かりやすいと思います↓

実は動画を見るまで20年以上、スナップボタンのつけ方を間違えてましたー!!!
スナップ付きフェルト棒の注意点
こどもが使うものなので、最後に注意点をまとめておきますね。
- 子どもが飲み込まないよう注意する
- スナップボタンが取れかけていないかチェックする
- スナップボタンの縁で指をケガすることがある
- 踏むと意外と痛い!!!
特に1歳になるまでの間はなんでも口に入れるので、飲み込まないように注意が必要です。大きくなってもふざけて飲み込むことがあるようなので、やはり要注意かな。
縫いつけが甘かったり、質の悪い糸を使っているとスナップボタンが取れやすいです。スナップボタンが取れかけていないか時々チェックしてあげてください。ちなみにわが家では作ってから半年くらいでスナップボタンが1個もげました。
スナップをつなげる遊びをするようになると、留め方を理解するまでの間はむりやり力で留めようとしがちです。この時に勢いあまってスナップボタンの縁で指を傷つけてしまうことがあります。根気よく留め方を教えるくらいしかできませんが……。
それから、踏むと意外と痛いので、子どもが床に散らかすようになったら、大人は足元に注意しましょう。

それでは、楽しいスナップ付きフェルト棒ライフを!
メルカリに出品されてるのも見かけましたので、作る時間がない方はそちらでも……w
追記:年単位で愛用すると、安いフェルトは毛玉まみれになってくるので、毛玉取り器があると重宝しますよ