時々無性にハンドメイドだとかDIYだとかをしたくなる私ですが、このたび大物に手をつけたのでご報告しますよっと。
\じゃじゃん!/

娘がリアルに遊んでるのでガチャガチャしてます
あまりに古すぎて捨てる予定だったウッドシェルフを、ままごとキッチン風おもちゃ棚にざっくりリメイクしました!
素人工作なので、いろんな意味でツッコミどころ満載ですが(特に背板の強度)、ご笑覧いただければ幸いです。

これ反省会記事なので他山の石としてくださいませ
ままごとキッチン風おもちゃ棚のリメイク材料
まずはリメイクに使った材料から。見ての通りのプチプラです。
- 古~いウッドシェルフ(高さ90cm×幅60cm×奥行30cm)
- 木目調の有孔ボード(パンチングボード)60cm×45cm
- 棚板、フック、洗濯バサミ
- ビニール紐、結束バンド
古~いウッドシェルフ(高さ90cm×幅60cm×奥行30cm)
メインの材料は購入後20年ほど経ったウッドシェルフ。六角レンチを使って棚板の高さを自由に変えられます。

そもそもこれは独身時代の夫が使っていたもので、当時(20年前!)の購入価格は2000円くらいだったそう。見た目だけならこの棚に近いです(↓)
木目調の有孔ボード(パンチングボード)
背板は木目調の有孔ボードを使いました。寸法は約60cm×45cm×板厚3mm、孔径5mm、ピッチ(孔の間隔)は1インチ(約2.54cm)の製品です。こんな感じ↓
有孔ボードはダイソーやセリアなどにもありますが、板のサイズが小さめ。接着して大きな板にするのが面倒だったので、コーナンで大きいのを買いました。
補強なしで使う場合は板の厚みに注意
周りを補強せずに1枚で使う場合、3mm厚だと強度に不安を感じました。もう少し厚めにしたらよかったかも……というところは素直に反省点。
有孔ボードの孔ピッチは要チェック
有孔ボードの孔ピッチは1インチ幅と3cm幅が主流。ピッチはパーツを取り付けるときにとても重要です。1点固定のフックなら気にしなくていいですが、2点固定のフックや、カゴなどの大きめのパーツはピッチが合わないとつきません。
棚、フック、洗濯バサミ
有孔ボード専用品があるにも関わらず、パーツ代をケチって100均で代替品を調達しました。
白のワイヤー棚と4連フックはセリア、

有孔ボード用ではなく、ネジ留めするやつ

棚もネジ留め用。洗濯バサミはあり合わせ
銀色のフックはダイソーです。

DAISOの有孔ボード用フック
ダイソーのものは有孔ボード用ですが、板厚5mm用なので、わが家のにつけるとちょっと緩いのがネック。

洗濯バサミは台所のあまりもの。ダサくてごめん。笑
予算をケチらないなら有孔ボード用の部品を買った方がきれいに仕上がるし、位置も自由自在でよいと思います。購入時はピッチが合うかどうかの確認が必須。
Amazonにもありますが、ホームセンターで有孔ボードとまとめて買うのが安心かなと。ピッチを間違うと悲劇ですし。そして50個もいらない……
ビニール紐、結束バンド
背板や棚板などの固定にはビニール紐や結束バンドを使いました。
結束バンド(インシュロックやタイラップが有名)は一度締めたら二度と緩まない仕組みになっており、結んで固定したいものには便利です。メーカーにこだわらなければ100均で買えます。
工具箱に余ってたので、有孔ボードの穴に通る幅のものを適当に使いました。

なお、釘や接着剤で完全に固定しなかったのは、娘がままごとキッチンで遊ばなくなったら分解して別の用途で使うか、簡単に捨てたいからですよ~
引き出し代わりに無印良品ポリプロピレンメイクボックス
棚に収まっている半透明のケースは、無印良品のポリプロピレンメイクボックスです。

無印良品の定番品。保育園方式で中身を表示。
なんとなく中身も見えるし、目隠し効果も少しあるので、ごちゃっとしたものを入れるのに本当にいいですよ。同じサイズのものを積み上げられるし、シンプルなので使い回しできて気に入ってます。
DAISOにも類似品がありますが、最大サイズだと無印良品のものより積み重ねにくい気がするので、最大サイズについては私は無印良品を推します。

いつもながらに脱線すみません!それでは本題に入ります
ままごとキッチン風おもちゃ棚のリメイク方法
リメイク手順はざっくりこんな感じです。
- 棚板を子どもが使いやすい高さに調整
- 手前側の柱をカット
- 奥側の柱に有孔ボードを固定
- 天板の両サイドにカットした不要部分をはめる(←思いつき)
- 棚板・フック・洗濯バサミを取りつける
棚板を子どもが使いやすい高さに調整
3歳で背丈が90cmちょいの娘には、天板高さ50cm程度がちょうどよさそうだったので、いちばん上の棚板はそのあたりで調整しました。子どもに立ってもらうと分かりやすいです。
他の棚板は、いちばん上の棚板の高さを決めた後、おもちゃ入れ(無印のポリプロピレンボックス)が入る位置で調整しました。
手前側の柱をカットする
手前側の柱をいったん外して60cmのところでカットしました。

60cmのところでざっくりカット
天板の高さより少し長めに残した理由は、保育園に置いてある幼児用おままごとキッチンの天板の高さが60cmだったから。娘の背丈が伸びたら天板の高さを上げます。
時間貸しのDIY工房は手入れの行き届いたプロの工具が使えて便利!
ゴメンまた脱線するけど、これマジで便利だと思ったのでちょっと聞いて。
わが家にはノコギリ系の工具は古いものしかなかったので、時間貸しのDIY工房を利用したんですが、さすがメンテナンスが行き届いたプロの工具!!!

右側の回転式の電ノコをお借りしました
幅8cm、厚み1cmの木材2本が一瞬で、しかも2枚重ねて全く同じ寸法でカットされ、切り口をヤスったら作業完了。
すごく時短にもなるし、キレイにカットできたので、お近くにあるようなら本当におすすめ。なまくら工具は捨てていいと思います!

ホームセンターにもDIY工房がありますが、ホームセンターは購入品の加工限定なので、今回は利用しませんでした(材料を買っても持ち込み品の加工は不可でした)。店舗によって利用条件が異なると思いますので、聞いてみてください
有孔ボードを奥側の柱にビニール紐で固定
手前側の柱を取り付けた後、有孔ボードをビニール紐で奥側の長い柱に固定しました。柱と有孔ボードのそれぞれ位置の合う穴を選んで紐でガチガチに結んだら終わり。

位置の合う穴をぎゅうぎゅうに結びました~

全部で4ヶ所ほど固定してます
棚板・フック・洗濯バサミを取りつける
最後は、娘に高さを確認してもらいながら、棚板・フック・洗濯ばさみを取り付けました。
棚板とフックはネジ穴位置と有孔ボードのピッチが微妙に合わず、結束バンドで固定。本当はネジ留めしたかったんですが考えが甘かったようです。

裏から結束バンドを通して固定

裏面。結束バンドの頭が穴に引っ掛かって抜けないようになってます
洗濯ばさみは適当にぶら下げ、有孔ボード用フックは普通に引っかけました。この作業、子どもには楽しいらしいので、子どもにおまかせしたらいいと思います。
【option】天板の両サイドにカットした不要部分をはめる
完成が見えたところで何となく思いついちゃったんですよね。カットした柱の長さと、この棚の奥行って一緒じゃない?って。
\じゃじゃん!/

おもちゃの落下防止にはなる…のか?
有孔ボードをつけたのではまらないかなとも思いましたが、ちょうどはまってしまったので、カットした部分は天板の側面になりました。
高さをあげるまではこのままです。
このままごとキッチン風リメイクおもちゃ棚の改良ポイント
背板の強度があやしい
リメイク方法を見て、なんだか突貫工事だな~?貧弱じゃない?と思われたそこのあなた!
大・正・解!
実はこのままごとキッチン風おもちゃ棚には大きな弱点があるんです。それが背板の強度の問題。
普通にままごとキッチンとして使ってくれるんならいいんですけど、そこはそれ子どものやることですから、ふざけてよじ登ろうとして背板に手をかけてバキバキバキ!な~んて可能性もゼロではありません。
本来であればこの背板、強度がしっかり出るように補強しとかないとあかんかったんだろうな~なんて思ってます。
アイデアとしては、
- 有孔ボードに木枠を取り付ける
- 棚本体の柱を延長して横木を渡す
- もう少し厚い板に取り換える
以上3つのアイデアを持ってはいるんですが、1つめと2つめについてはどっちが強度が出て見栄えがよく、かつ現実的だろうかと思案しているところです。

柱をカットした時に利用したDIY工房さんの相談サービスで、ちょっと相談してみようかしら……。でもそこまでやるなら古い棚のリメイクにこだわる必要ないんじゃ……というせめぎあいです(笑)
棚の可動性がない
有孔ボードのメリットは棚の可動性なのに、うちのは棚やフックなどの部品を結束バンドで取りつけてしまったので可動性がありません。
とは言え、専用の棚パーツを買うと少しお値段がするんですよね。そこで、
- 有孔ボードの上に100均のワイヤーネットを取りつけて、ワイヤーネット用カゴを付ける
- ワイヤーネット用のカゴの取り付け用の針金の形状を有孔ボードにはまるよう改造する
このどっちかで、ちょっと可能性を探りたいなと。
というわけで、今のところは有孔ボードの強みである棚の可動性がまったくなく、見映えだけというオチです!笑
前側の柱に娘の腕が当たる
成長に応じて高さをあげられるよう、柱を長めに残しているんですが、娘が遊ぶときに柱が腕に当たる様子です。これは完全に盲点でした。
棚板の高さを上げれば解消されるので、娘の背丈が伸びるのを待っています。
全体の色調に統一感がない
ニス仕上げと思われる棚に、MDFの有孔ボードを組み合わせたので仕方ないんですが、色調に統一感がありません!
- 棚全体の塗装を剥がして別の色の塗料で再塗装
- リメイクシートを貼る
面積が広い分、いずれも大がかりになりそげなので、これもよく考えないとなーという感じです。

というわけで、今回クオリティ低くてすいませんが、また何か進捗がありましたらご報告しますね!

今回っていうか今回「も」ちゃうん……