年の瀬なので、たまには振り返りのようなこともしてみようかと。
「2018年は新しいことをする年にする」と心に決めて色々やってみたわけですが、おかげさまで、2018年は刺激に溢れる1年になりました。
2018年に始めてよかったことと、2019年にしたいことをまとめてみます。
2018年に始めてよかったこと
ブログを再開しました
娘も2歳になり、子育てが落ち着いてきたので(……と思っていたけど)、少し自分のための時間を作ろうと思い、はてなブログで4月にブログを再開して、7月にはWordPressに移転しました。
2011年にはてなダイアリーをやめて以来なので、かれこれ7年ぶり。
当時とは興味関心もブログを取り巻く環境もまったく異なりますが、やはり書くことは楽しいです。
そして、自分の書いたものが、興味を持ってくれる人のところに届いたことが、本当に嬉しかったです。
「1日30分語りかけ育児」の出版元、小学館さんの育児サイトで語りかけ育児の体験談を取材していただいたり、初参加した翻訳祭へのラブレターをとても多くの方に読んでいただいたり、本当に色々なことがありました。


ブロガー喫茶ぽてこに参加しました
2018年8月からブロガー喫茶ぽてこに参加しています。
ざっくり説明すると、子持ち主婦ブロガーが集まって楽しいことをしている喫茶店(というコンセプトの共同運営ブログ)です。
詳しいことはこちらの記事でどうぞ↓

一言で子持ち主婦ブロガーと言っても、生活環境や価値観など本当に様々。おしゃべりするたびに新たな発見があり、日々の暮らしの見え方が大きく変わりました。
そして「やってみる」ことで暮らしが変わることを再発見しました。
暮らしの点検を始めました
2016年に娘を出産した直後から、平日ワンオペ育児が始まり、産後クライシスを経験しているわが家です。2017年には離婚話が出たことさえありました。
これを書いている今も、完全にわだかまりがなくなったわけではありませんし、まだ再建中と言っていいと思います。
でも大人の雰囲気は子どもに伝わってしまいますし、基本的信頼を形成する大切なこの時期には、決していいことではないんですよね。
いろんな意味での余裕のなさがギスギスの元になっているのは間違いないので、夫婦の関わり、育児や家事のやり方、家計・資産管理等々、少しずつ見直しを始めてます。
まだ大したことはできていませんが、夫や娘の適切な振る舞いを意図的に見つけて「ありがとう」と表現するだけでも、普段の関わり方が柔らかくなってきていると感じてます。

また、家事のやり方を変え、子どもを抱っこして座っていられる時間が少し増えることで、心にゆとりが生まれました。
ま、てめえコノヤロウ!と思うこともまだまだ多いわけなんですけど、七転び八起きでぼちぼち頑張ります。
保護者会役員になりました
今年度は娘の保育園の保護者会役員として活動しています。

定期的な役員会や地味な事務作業など、面倒と感じることもとても多いのですが、保育園のことを深く知ることができ、保育園に直接ものを言える貴重な機会だと思っています。
特に2018年6月には大阪北部地震があったので、園や行政の対応を深く知ることができたことは役得でした。
また、転勤族で血縁も地縁もない(地縁は作ってこれなかったともいう)身としては、保育園や地域について話せる集まりに定期的に参加できることも、とても心強く感じています。
2019年にしたいこと
3歳になる娘の育児をしっかりする
現在2歳8ヶ月の娘ですが、いよいよ独立した人格が確立してきた模様。
子どもは生まれたときから他人と考えている私ですが、本当に他人らしさを感じるようになってきました。
こないだTwitterで書いたんですが、3歳以降の育児はそれ以前とは様相を変えるみたいです。
白状するけど、うちより大きい子を持つママさんが鬼の形相で子どもを叱りつけるのを見て、怖いと思ってた。でも自分がその時期に差し掛かると、やはり鬼の形相になりかけてる。意味不明な赤んぼうじゃなく人間になりつつあるのに、理屈や言葉の通じない感じにやられるみたい。子も駆け引き覚えるしね。
— TsumuRi@頭に毬藻が生えています (@TsumuRi) December 20, 2018
秋頃に買って積ん読になってた「パセージ」ちゃんと読むかな……。「3歳からのアドラー式子育て術」というのは、この時期のことかと納得したわ。自分の感情の動き方も含めて、今までのやり方だと手に負えない感じがしてて、このままだと脅しを主体としたコミュニケーションになるという危惧がある。
— TsumuRi@頭に毬藻が生えています (@TsumuRi) December 20, 2018
この時期って難しいと同時に、自らや世界に対する信頼感を獲得していく大切な時期でもあって、これまでよりもしっかりと娘の来し方行く末を眼差したいなと考えています。
基本路線は引き続き、語りかけ育児とアドラー心理学。


こう書くと、なんだか意識高い系のくそ真面目みたいですが、基本的にはゆるゆると取り入れられる範囲でやっております。
対人関係の不得手を克服する
娘との関わり方に関連した話なんですが、実は私自身が育つ過程に問題を抱えており、いまだに自らや世界に対する信頼感が薄いところがあります。
なので正直、娘に対して母性的な関わりというものを感覚ベースでしてやれている感じはまったくありません。
また、娘を介して、あるいは私が独自に様々なコミュニティに属して、深い話になった時に、チクチクとした痛みを感じることもあったりします。
そこには育ちの問題や、継続性のある安定的な人間関係を形成して維持していくことが不得手だという私の性質が関与しているわけで、娘が生まれる前から、学童期か思春期頃にはこのような不得手と再度向き合う覚悟はしてました。でも、時期は予想よりだいぶ早かったですね。
今年はそんな課題をクリアしていきたいな。
家事をミニマム化する
これから育児上の課題が増えるので、その分は家事をミニマム化し、浮いた時間で娘と向き合い、求められたときにはしっかり抱っこする!と、決めてます。
家事をミニマム化する目的は、しっかり育児すること。
個人的に2018年のベストオブ読書に推したいくらい、目から鱗が落ちまくった本がこちら。
この本に出会ったのは10月頃なんですが、大きな意識改革がありました。
- 作業工程を工夫する
⇒作業工程そのものを減らす - モノは少ないほどよい
⇒モノは適正量がよい
断捨離の本来の意味の再発見かもしれないんですが、たったこれだけでわが家の家事が変わり、時間と精神的ゆとりが生まれました。
これからどんどん取りれていく予定です。
専門職としてレベルアップする
2019年は派遣社員として育休復帰してから3年目になる年です。
現在の仕事は、翻訳・テクニカルライティング・成果物の校正・文献調査などなど、言うたら何でも屋さん状態。

でも最近はテクニカルライティング方向に舵切りするようつつかれ始めています。
そうなると、専門性をもう一段階高めねばならないので、厳しいなぁと思いつつも、楽しみに思うところもあったりします。
2018年は初めて翻訳祭にも参加しましたが、こういうオフラインの勉強会も活用しつつ、知識やスキルを伸ばせたらいいなと考えています。

ブログを書きたい!
2018年にブログを再開しました。
書くことはとても楽しいということを再発見したのはよかったんですが、同時に、書きたいときに書きたいことを書かなかったら、息が詰まって苦しくなることまで発見してしまったんですね。まさかの気づき……。
これはもはや趣味じゃなくて業(「なりわい」ではなく「ごう」または「カルマ」と読む)の領域なのかもしれません。
なので、2019年はもっとマメに更新したいなあと思います。
2018年末にはてなブックマークも再開しました。こちらもあわせてよろしくお願いします。
2019年も「新しいことをする年」に
2019年も引き続き、新しいことをする年にします。
宣言せずとも毎日は常に新しい毎日なんですが、意識しないと何となく過ごしてしまうところがあるので、あえて宣言してみました。
始めるばかりだとタスクばっかり増えてしまうので、始めるかわりに何かをすっぱりやめたり、維持するために最適化することを選んでいくのも今年かなと考えています。

最後になりましたが、2019年もどうぞよろしくお願いします。皆さま、よいお年をお迎えくださいませ。